6月から 煌めく💠夏の企画展💠 ご案内


初夏〜夏の企画展 開催のご案内
〜ONO*は5日24日〜30日展示替えの為 お休みをいただきます〜

6月1日(木)からは1F Spaceにて キラりっと 涼しげな展覧会が始まります☆

 Keiko Iwata 夏のステンドグラス
ONO* 1F Space    6月1日(木)〜7月20日(木)13:00〜19:00  月・火曜定休日は閉館
(*6月7日は店主不在の為 臨時休館となります)


硝子の煌めき感じる 岩田けいこさんの ステンドグラス  夏展です。
ONO*では昨年秋冬以来、2回目の個展。窓辺に吊るすオーナメントを始め、
小さめのランプ、ウォールアクセサリー、イテリア小物などをご案内。
そして、今回は新作のアクセサリーもお披露目いただけるとのことです。
「そばにそっと寄り添い、ほっと癒される…無いとなんとなく寂しい。
そんな身近に感じていただけるような作品を。」という想いを込めて
日々制作されている岩田けいこさん。今回も素敵な新作が楽しみです☆

<岩田けいこプロフィール>
女子美術短期大学 ディスプレイデザイン科 卒業。佐々木硝子(株)デザイン室入社。退職後、ステンドグラスと出会い
「身近に感じて親しんでもらえるような、ときめくステンドグラスを」と日々制作中。
Keiko Iwata ランプのある生活 web 



Online Shop では 開催に先駆けましてご提供いただいた作品 ステンドグラスオーナメント「キラキラシリーズ」やONO*Sapceにて展示中の「ミニランプ」をご案内しています。
こちらは雫形のオーナメント💧窓辺に吊るしてキラキラの涼を感じます💧

 

葉っぱモチーフ🍃 今の季節にぴったりですね


その他、岩田さんの作品にはよく登場する お家の形や月・シンプルな丸形など🏡。
是非ご覧ください→ Online Shop

 


 

おのみちこの仕事vol.Ⅱ 夏編  〜紙と布〜

ONO* 2F Space  6月1日(木)〜6月30日(金) 13:00〜19:00  月・火曜定休日は閉館
(*6月7日は店主不在の為 臨時休館となります)



2F Spaceでは 店主 おのみちこ の、図案化・デザイナーとしてのこれまでの仕事の中より、
夏を感じるモチーフやアイテムをお披露目させていただきます。

<おのみちこ>
紙製品メーカーの企画デザイナーとして和風の製品を手がけていた仕事のスタート。その後、フリーランスとしての仕事も、和風製品の図案やイラストでした。「和のもの」は、私にとって=仕事というイメージですが、実は私の表現そのものなのかもしれないな‥と、最近は感じ始めています。特別「和」を愛し・勉強したり身につけていた訳でもないのに、本当に不思議で恐縮するような気持ちです。  onomichiko web


春のおでかけ 〜PUKU*銅版画の魅力〜制作風景


PUKU* 銅版画の魅力



夏日の続く京都。 今日はしっとり小雨☂かと思うと、時々晴天☀と、変わりやすいお天気です。

ONO*での PUKU*春のお出かけ布雑貨展 森 祐子さんの銅版画展は 5月21日まで開催です🌟

〜 作家在廊日のお知らせ〜 5月11・12・13日 15:00〜19:00 PUKU*アーティスト森 祐子(yuumo)さんがONO*にお越し下さいます。日頃は関東のアトリエにて制作をされている森さん。銅版画や雑貨作りのお話を聞ける貴重な機会です。是 非お立ち寄りください☆




*PUKU*さんの布雑貨には、絵本から飛び出した様なファンタジーな銅版画のアップリケが施されています。
もともとイラストレーターだった森さんならではの小気味良く生き生きと、それでいて繊細な描写で描かれた版画モチーフです。

 

本来 銅版画は、版画用の紙に刷り上げて額に入れて観賞するもの・・・
という印象ですが、こんな風に日常の生活小物の装飾として変身する事があるなんて☆
と、皆さんびっくりされています。
そして、「どうやって銅版画が仕上がるのかしら?」という想像も。

——– ———- ———-
一昨年の個展Blogでもご案内しましたが、PUKU*さんの制作の様子、今年も彼女のBlogで綴られています。その中からもう一度、こちらでもご紹介させていただきますね。

 
*PUKU*さんアトリエより

©PUKU*
©PUKU*

まず大切な絵のラフを作成されます。こちらは「ブレーメンの音楽隊」をイメージした作品の下絵。
見るだけでワクワクしてきますね🎶

 

©PUKU*
©PUKU*文房堂製の銅版画インク。


文房堂製の銅版画インク。そして製菓用のヘラは柄の部分を外して使うそうです。

 

©PUKU*
©PUKU*

自ら描いたイラストを版にしていきます。銅版にニードルでひたすらコリコリと描く作業。

 

©PUKU*
©PUKU*

版が出来上がったらシルク布へ刷る作業です。
インクの色をそのまま使うことはほとんどなく、
どの色も最低4色は混ぜて色を作ります。

©PUKU*
©PUKU*

インクを銅版の上に乗せています。
色と色との境目は隙間ができないようにヘラで細かく乗せていきます。

その後余計なインクを取るために、新聞紙や電話帳の紙などを版の上に乗せます。
その上から手で擦って、その紙を剥がしてインクを取ります。
5〜6回ぐらい「紙を乗せる→紙の上から手で擦る→紙を剥がす」を繰り返すと、こんな感じに余計なインクが取れます。

PUKU*
©PUKU*

更に紙を版に乗せてインクを取ります。

©PUKU*
©PUKU*

次は小さく切ったロール紙でインクをこそげ落とします。

こちらがインクを詰めた状態の銅版。刻まれた線にはインクが残るので、
こんな感じに版にインクが詰まっています。

©PUKU*
©PUKU*

シルクや皮にプレス機で刷ります。

©PUKU*
©PUKU*


自ら手染めしたシルク布に いくつもの版を同時に刷り、ひとつずつ切り取ってバックなどの布雑貨用モチーフとして使用されます。

 

©PUKU*
©PUKU*

『ブレーメンはすぐそこに』  キレイに刷り上がりましたね🌟
思った色を出す為に何度も刷り直し、渋い赤・茶色・ゴールドのインクを使って。「昔のヨーロッパの児童書みたいな、2色刷りみたいな雰囲気に」という彼女の想い通り、趣きを感じる作品ですね。

©PUKU*
©PUKU*

布に刷り上がった うさぎの『ファンファーレ』。
シルクの地模様と相俟って温もりのある風合い。そしてとても可愛いですね♡

 

©PUKU*
©PUKU*

『猫とびっくり箱』も刷り上がりました🌟 猫の毛並みの細い線の中にもしっかりインクが詰まって表情豊かに表現されています。

 

©PUKU*
©PUKU*

組み合わされた上質な生地との相性がとても良く、違和感なくそこに馴染んでいますね。
森さんのセンスと、そして1つ1つきめ細かく愛情を込めている様子が伺える、

他にはない*PUKU*オリジナルのテイストが多くのユーザーに愛されている理由です✨

 


 

©PUKU*
©PUKU*


勢力的に作品を作り続けているPUKU*森祐子さんは、ユーザーさんの為に日々の制作風景・仕上がった製品をBlogやSNSに楽しく公開されています。興味を持たれた方は是非覗いてみてくださいね🎶
銅版画のことが綴られた*PUKU*さんのサイトはこちら



*作品の発送をご希望の方は ONO*Online Shop のコンタクトフォームへ ご希望作品・お名前・お送り先のご住所・ご連絡先(お電話番号・メールアドレス)を記載の上 ご連絡をお願いいたします。こちらからお支払い方法のご連絡メールをお送りし ご対応させていただきます。


 

春のお出かけ*布雑貨  /  森 祐子 銅版画展
4月20日(木)〜5月21日(日)13:00〜19:00
月・火曜定休  祝日はOPEN

雑貨アーティスト*Pukuのブランドの京都では2回目となる新作展。
銅版画で描いた布をインポート生地やレース・牛革などの贅沢な素材
と合わせ、1点づつ制作された絵本のようなバックや布雑貨たち。
そして、2F Sapceにて作者の森祐子さんが生み出す銅版画の世界を
ご堪能いただける、額装作品を展示いたします。


春のおでかけ 作品のご紹介vol.Ⅲ ノートパソコンバック

 

🐱PUKU*zakka 作品のご紹介👛


春のお出かけ布雑貨展。 今日もバックと そしてバックになった銅版画作品をご紹介します。

PUKU*雑貨店 春のおでかけ布雑貨
可愛いモチーフが描かれた銅版画が着いた 13インチのノートパソコンがちょうどよく入るサイズ(高さ26×幅37×ハンドルの長さ50cm)のオリジナルのバック。新作を2点ご提供いただいています。

 

PUKU*雑貨店 春のお出かけ布雑貨
1点は 1F Space 入って直に見えるように展示。

 

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*雑貨店『ブレーメンはすぐそこに』
ブレーメンの音楽隊を表現した 紅茶染めしたシルク布にインクで刷られた銅版画をリボンレースの縁飾り。バックの表面が広い事で 絵本の表紙のように大きく絵が入っています。

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*銅版画展そして、バックと同じ版を雁皮紙(和紙)に刷られた銅版画作品も。
2F Spaceで開催中の『森 祐子PUKU*銅版画』展 ナビゲーションとして入り口正面に飾りました。
バックと一緒に見ていただく事ができます。

 

PUKU雑貨店 春のお出かけ布雑貨バックを斜めから見たところ。
ピンクベージュとブラウンの混ざった糸で織られた 光沢のある生地は高級感があります。肩から下げる事もできる長さの牛革ハンドルは 落ち着いたオリーブグリン。底とマチにも同じ牛革が使用されています。

芯にはウレタン素材を使用。パソコンをしっかりと守ってくれるので安心ですね。

 

ONO*春のおでかけ PUKU*雑貨展
ハンドルの裏側、そして中身の生地はかわいいお花プリント。開けた時のテンションもアップしそうです🎶 内ポケットは合計で3つ。アダプターやモデム、ペンやメモなどが入れられます。
 

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*雑貨展
スマートフォンバック 着用時 ©PUKU*

PUKU*さんのサイトより拝借した着用時の画像。 (モデルの身長 155cm)
厚さ7cmなのでスッキリと軽い印象ですね。

 

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*雑貨展こちらもPUKU*さんHPより。 12インチのMac book・A4ノート・長財布・ペンケース・文庫本・折りたたみ傘が入るとこのと。スマートなバックでも収納力があるんですね☆

 

PUKU*雑貨店 春のおでかけ布雑貨もう1点は藍色のツイード仕立てのパソコンバック。
鳥かごを持った女性と花の銅版画が入った ポエトリーを感じる印象のバックです。

 

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*銅版画展2F Spaceでの銅版画展にて額装された作品『青い鳥はすぐそこに』。
幸せの鳥を待ちわびる乙女な作品ですね。
バックに入った状態とはまた違う 空間を感じる 広がりのある作品だという事がわかります。

 

PUKU*雑貨店 春のおでかけ布雑貨フレーム作品の 和紙の風合いとはまた違い、バックには地模様のあるシルク生地に刷られています。そして リボンの縁取りが入る事で華やかな印象に🌺

アンティーク調のファスナー飾りも 作品との相性良いデザインですね。

 

PUKU*雑貨店 春のおでかけ布雑貨
牛革ハンドルの裏にはブルーに白い小花模様のプリント生地が施され、四角いボディーに柔らかい印象を醸し出します。

 

PUKU*雑貨店 春のおでかけ布雑貨内側は華やかなプリント仕立て。外側のツイード・ハンドルとの色合わせも素敵ですね。

 

ONO*春のおでかけ 森 祐子PUKU*銅版画展
ブレーメンと青い鳥。2種類のバックと作品のご紹介でした。
この後 会期中に他の魅力的な作品を出来るだけご紹介してまいります。

2F Spaceの展覧会にて PUKU*森 祐子さんの銅版画の魅力を雑貨と共に是非ご高覧いただけたら嬉しく思います🍀


 *作品の発送をご希望の方は ONO*Online Shopのコンタクトフォームへ お名前・お送り先のご住所・ご連絡先(お電話番号・メールアドレス)を記載の上 ご希望作品を明記の上 ご連絡をお願いいたします。こちらからお支払い方法のご連絡メールをお送りし ご対応させていただきます。


 

春のお出かけ*布雑貨  /  森 祐子 銅版画展
4月20日(木)〜5月21日(日)13:00〜19:00
月・火曜定休  祝日はOPEN

雑貨アーティスト*Pukuのブランドの京都では2回目となる新作展。
銅版画で描いた布をインポート生地やレース・牛革などの贅沢な素材
と合わせ、1点づつ制作された絵本のようなバックや布雑貨たち。
そして、2F Sapceにて作者の森祐子さんが生み出す銅版画の世界を
ご堪能いただける、額装作品を展示いたします。


 

お知らせ:キーワードは苺🍓と桜🌸

🍓🌸・ーONO* 春の企画展のお知らせですー・🌸🍓

 ~ 3月から5月までの3ヶ月間 ONO*では ”くつろぎ” ”おでかけ” を楽しむ布小物展を開催致します ~

 


 前期は ” くつろぎ ” テーマに。

onomichiko Solo show  Berry&Cherry

2016年3月10日(金) – 4月16日(日)
13:00〜19:00 月・火曜定休(祝日はOPEN)

ONO*店主のSolo exhibitionお部屋で寛ぐようなゆったりとした空間を作ります。
苺や桜をイメージした花咲く日和の展覧会へ是非遊びにお越しください🌸




1F Space
 コラージュ小品展
   Berry&Cherry ベリー&チェリー –
2017年3月10日(金)〜4月16日(日)13:00〜19:00

月・火曜定休日は閉館  *3月20日(月)祝日はOPEN致します

苺・ラズベリーと桜をモチーフにした お部屋で楽しむピンク色の小さなコラージュ作品展。
昨年秋よりお披露目している布小物入れ、4回目の制作となる香箱、コラージュアクセサリー
そしてお便り紙製品の新作展覧会。小さな額絵も飾ります。

春の贈り物や気分転換にぴったりの小物たち。春に模様替えしたお部屋に是非遊びに来て下さい🎶
オンラインショップでも数点ご紹介して参ります – 


2F Space
ONO* 常設展 おのみちこ  春のコラージュ
2017年 3月10日(金)〜4月17日(日)
月・火曜定休は閉館 13:00〜19:00  *3月20日(月)祝日はOPEN致します
春シーズンを意識したコラージュ作品 新作含め20点を展示致します。
            おのみちこpersonal web site

 


 

 

カレンダー表紙絵 枝垂れ桜と雀

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜枝垂れ桜と雀🌸〜

ー ONO*は12月31日19:00までOPEN致します ー

2F Space コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」。今日は 今年のONO*のメインともいえるコラージュ作品、カレンダーの表紙にも使用されている4月絵のご紹介です🌸


2F Spaceのアーチ棚に展示している 唯一額装された作品。
これまでお披露目してきた長方形のコラージュ作品の中では1番大きな作品となります。

 

 
桜-sakura-2016
この作品は 今年の春に開催した『桜-sakura-』展にて、


1F Sapceにてお披露目した作品でもあります。

 


春にお越しいただいたお客さまが この作品をお気に入りいただき、
既にお買い上げいただいている為、お部屋に似合う雰囲気に額装した状態で もう一度年末までお預かりして Spaceに飾らせていただく事になりました。

 

 

− 枝垂れ桜と雀 制作風景 −

11月の『紅葉』と同じく、着物のお襦袢をベースにした 和の素材を多く使用した『枝垂れ桜と雀』。
絹に染めたぼかしの模様を霞に見立て、人よりも永く生きてきた樹齢の どっしりとした桜の大木を表現する為に、慎ましやかで繊細な糸の織り目がある、掛け軸に使用する裂れ地を用いています。
何年も年を重ねて大きくなった大木。縦横の糸織りで年輪のような趣きをイメージさせています。

 

 



桜の葉や花びら・雀には染め和紙を、細い蕊や茎、雀の細部には刺繍糸やビーズを使用。
だらりと落ちた枝垂れの下で、はらりと落ちる花びらを見つめる小さな雀。寒い冬が終わり、来る春に戸惑うように・・・。

 

4月 <カレンダー解説 しだれ桜>_____
春を象徴し、花の代名詞ともされる桜。枝がやわらかく枝垂れる桜を総称してシダレザクラといいます。紅色の「紅枝垂れ」や八重咲きをする「八重紅枝垂れ」など品種もさまざま。一重のものはソメイヨシノよりも開花が早く、八重のものは遅いようです。銘木が全国にたくさんあり、京都・円山公園の枝垂桜は「祇園の夜桜」として有名です。_____

 

ゆるぎない一本の太い桜の木。様々な出来事を見て来た強さを表現し、満開の桜の喜びと共に、ふと風の吹くごとに感じる別れの寂しさや 変り目の切なさのようなものを感じていただけたら と思います。

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

十二ヶ月展 1月 繭玉💠と酉🐔

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜繭玉飾りと酉🐔・梅簪〜


コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」。会期は残り少なくなって参りました。
来年まで1週間あまりとなりましたね。  お忙しい中、カレンダーを求めて滑り込みでお越し下さる方もあったりと、何となく気忙しい時季突入です。

さて今日は1月カレンダー絵のご紹介です。


2F Spaceへの階段を上がり 1番に見えて来る作品。

 


来年の干支である酉と繭玉をイメージしたデザインは、まさにカレンダーの為に制作された作品。
濃淡や風合いの微妙に違う和紙を貼り合わせた 黒い尾羽が印象的。

 


 ベースには素朴な生成りのリネン生地を使用。赤い糸の端を隠さずポイントにしています。

金糸と刺繍糸、ビーズを貼り合わせた繭玉かざりは雪のイメージ。1月に降る、花の様な雪のつぶが繭玉かざりの様に見えた様子をコラージュで表現されています。

 


  これまでのカレンダーでは小さく登場していた鳥も この月は大きく表現された存在感のある鶏。赤い鶏冠と白と黒の羽、全て染め和紙を貼り合わせて立体的に。瞳には大きめのカットビーズを使用しています。

 

1月 <カレンダー解説 繭玉>_____
柳や水木の枝に、繭のように小さく丸めた餅や米粉団子をさした新年の飾り物。小正月、地方によっては初午に柱や床の間に飾ります。繭玉は農作物の豊作を予祝する餅花から発展し、養蚕と結びつき繭の豊収を祈願して作られました。今では正月の縁起物として、商家などでも飾られます。

 

 


 



2月の絵は 紅白の梅をモチーフにした簪(かんざし)です。

 


縮緬素材で出来た 可愛いつまみ細工の簪のイメージ。ウグイスも縮緬で作られた和小物のような雰囲気です。
桃色の麻生地に 染め和紙、刺繍糸、花芯、簪の差し込みには金糸を貼り合わせています。

 

3月 <カレンダー解説 梅>_____

奈良時代、遣隋使や遣唐使が中国から伝えたといわれる梅。平安時代になるまでは、花見で愛でる花といえば「梅」をさしていました。『万葉集』で桜を詠んだ歌が四十三首であるのに対し、梅を詠んだ歌は百十首。貴族の間では庭に梅を植えることが定番となっていたほどで、『万葉集』の頃は特に白梅がもてはやされていたのだそうです。_____


 1月と3月。 どちらも日本独自の風物として お部屋に飾っていただきたい。そんな気持ちで制作されたコラージュの作品です。2017年が皆さまにとって素敵な1年でありますように🍀

 

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

12月のリース🎄

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜松・南天とシロハラ🐦〜


コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」 今日は12月絵のご紹介です❄️


  階段を上がり、2F Space正面に展示している2点の作品。
左は今年のカレンダー12月、そして右が新作 2017年カレンダーの『松・南天とシロハラ』です。

 


昨年の『十二ヶ月』展。
真っ赤に染まった南天の葉と実。赤い実に誘われて寄り添う野鳥🐦 松をアクセントに、リースの半円をデザインした12月のコラージュ作品です。

 


2017年は、もう片方のリースを連想させる『松・南天とシロハラ』です。

 

 


グリンとベージュの糸織りのコットンリネン生地をベースに、リネン布、染め和紙、刺繍糸、ビーズなどを貼り合わせた立体感と素材感のある作品。南天の赤い葉っぱや実は自ら染めたり、金糸を抄き込んだ光沢のある様々な和紙を使いました。

 

12月 <カレンダー解説 南天>_____

冬に赤い実をつける南天は、その音が「難転」に通じる縁起木。福寿草とセットで「災い転じと福となす」ともいわれます。火事の多かった江戸時代には、多くの家で「火災除け」として庭や玄関前に植えられました。また、金閣寺の茶室の床柱は南天の木材を使っていることで知られています。_____

 

 


12月のリース・コラーシュは、今年と来年で1つ。
カレンダーをお求め下さっている方々は、1年が過ぎても大切に残してお部屋に飾って下さっているとお聞きします。今年と来年の月捲りで、少しでも楽しみを見つけておただけたらと、そんな気持ちを込めて。
SpaceとOnlineShopでは、左右を1枚づつ1組にしたポストカードセットもご案内しています。フレームに入れて飾ったり、グリーティグカードとしてお使いいただけたら嬉しく思います^^🎄


 


またSpaceでは この12月絵が金彩として表現された作品を2点 お披露目しています。

京都の伝統工芸 金彩士 三宅誠己氏とのコラボレーション作品『松・南天とシロハラ』。

十二ヶ月Ⅲ
コラージュ制作の為に描いた下絵を元に、三宅さんが描きお越し、仕上げられた雅な作品。
上の作品は手描き友禅の職人によって彩色された後、金彩で仕上げられています。

 

 


手描き友禅と金彩。

金彩とは、箔をカットし、絹生地に施して行く呉服では花嫁衣装などにも使用される技法です。
日本の伝統工芸は、繊細で人の手に寄ってしか生まれない 貴重な技。

 

この度 ONO*にご提供いただいた作品は2点。
深紅に金銀の施しは、クリスマスや年末〜お年始にかけた この時季に一際栄えます🎄
同じ下絵から こんなに印象の違う作品が生まれるなんて☆ 本当に感激ですね。

着物の絹生地に表現された作品を 和表装仕上げではなく、ONO*既存のフレームに額装したモダンでカジュアルな展示。和の趣きもあり、和室でも洋間にもしっくりと似合いそうです。
今回限りのお披露目作品を 是非 この機会にご高覧いただけたらと思います☆

 
 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

十二ヶ月展 11月🍁〜12月🎄へ

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜🍁紅葉と青い鳥〜🍁🐦〜


早いもので 11月もあと少し。コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」を開催して2ヶ月半が過ぎました。開催した頃は まだまだ暑かった京都ですが、もうすっかり冬支度の季節👢❄️


1F Space での企画展も、コラージュ布雑貨からステンドグラスへ。

 

familia
岩田けいこさんの作品は 柔らかなぼかし染めのような色合いのガラスを使った鳥や自然モチーフが多く、2F Spaceでのコラージュ作品とリンクする空気を感じます🐦🍃

 


さて、十二ヶ月の作品 ご紹介です。


11月のカレンダー絵は『楓とサンショウクイ』。


 

京都御苑の美しく紅葉した楓の枝。
秋晴れの朝、キラキラした陽を浴びて風に揺れる楓と淡いシルエットの陰を、染め和紙とビーズ・刺繍糸で表現された作品。ベース布は着物の襦袢。ぽってりとしたエンジとベージュがグラデーションに染まった絹生地、今の時季にピッタリの色合いと感じます。

この色に青い野鳥を組み合わせ、湖西の自然で見たサンショウクイをコラージュ。縦長のカレンダーに合わせたデザインです。

 

十二ヶ月


11月 <カレンダー解説 紅葉-モミジ>
_____

秋に木の葉が赤や黄に色づくことを意味する動詞「紅葉づ(もみづ)」が名詞に変化して「もみじ」。日本の山地には古くから楓(かえで)が広く分布し、秋が深まるとその鮮やかな赤色が特に目立ったため、「紅葉(もみじ)」といえば楓のことを指すようになりました。葉の切れ込みの深い楓を「もみじ」と呼ぶこともあるようです。_____


 


3月のカレンダー絵は『苺🍓と蜂🐝』

春の始まりをイメージした若葉色のリネン生地。初々しく明るい、美味しそうな春を表現。
爽やかで甘い気分を感じていただけると嬉しく思います。

 


この作品は、この春にも1F Space に展示。ポストカードやレターセットをONO*オリジナル製品として販売しています。 Online Shopでもご案内しています

 

3月 <カレンダー解説 苺>_____
おいしくいただいている赤い実の部分は果実ではなく花の中心にある花托で、苺の外側についているつぶつぶが本当の果実です。日本書紀に「伊致寐姑(いちびこ)」、最古の漢和辞典である新撰字鏡には「一比古(いちびこ)」とあり、これが転じてイチゴになったと考えられています。_____

 




そして 7月のカレンダー絵は『ふうせんかずら』

京都の住宅街。軒先に咲いていたフウセンカズラ。
白く荒めのリネン生地に、染め和紙と刺繍糸を貼り合わせて表現された作品。

 

十二ヶ月 ふうせんかずら


縦に落ちる繊細な蔓。この会期中一番人気の作品です。

2つに分けて製作された連作は、この度 上の絵を2017年のカレンダーに。
7月の蒸し暑い毎日に 通り過ぎる風のように ふと涼しさを感じていただけると嬉しく思います。

 


7月 <カレンダー解説 フウセンカズラ>_____
フェンスなどに絡みつきながら3mほどに成長するつる性の一年草。白色の小さな花が終わると、紙風船のような形をした果実をつけます。ライトグリーンの 繊細な草姿と風に揺れる果実は涼しげで、緑のカーテンとして注目の的。熟した種は全体が黒く白色のハート模様ができ、お猿の顔のようにも見えて愛嬌たっぷ りです。_____

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

familia 布小物からグラスへ/十二ヶ月Ⅲ 5月・8月

ONO*1F Space ” 企画展 -familia-“ 

「prune et cerisier*布の小物入れと香箱」展 会期終盤が近づき、少しメインのSpaceが寂しくなってきたので ステンドグラス作品の展示をイントロとして始めています🎶

ONO*familiaペンダントランプ・スタンドランプ。そして、キラキラモビールを通りから見える所に飾ると 一気に温かい空気が広がりました☆ 秋深まるに連れて これからが楽しみです。

 


 “ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜5月躑躅・8月蓮〜

 2F Space にて開催中のカレンダー原画展。
コラージュカレンダーは今年も多くの方にご要望を頂いて本当に嬉しいかぎり。来年の楽しみにして頂ける様に 実物の作品をご紹介していきたいと思います。 今日のご紹介は5月と8月絵。


5月のカレンダー絵はツツジです。 2015年桃色、2016年赤色とツツジが続いて、来年は『白い躑躅とジョウビタキ』。  Spaceでは これまでの作品を3点連作として一緒に展示しています。


5月 < – 白い躑躅 ->_____

花が連なって咲くことから「ツヅキ」、花が筒状であることから「ツツ」などと呼ばれ、やがて「ツツジ」といわれるようになりました。万葉集の時代から親しまれ、古くから取り組まれた交配により誕生した園芸品種は、現在三百種以上。最も古い木は樹齢千年にも及ぶと推測されています。______________________________________________________

 


これまでのコラージュカレンダーの作品は、日本の草花や生き物をスケッチし、風景や情景を感じられ手漉き和紙をベースに 純白の楮紙・染め和紙、そして糸芯、刺繍糸、ビーズを使用して躑躅を表現。野鳥(ジョウビタキ)はリネン布と自ら染めた青い和紙と刺繍糸を使いました。

躑躅は5月になると 街中で、山で、公園で、道路で…日常生活の中で沢山観賞する事ができる元気で鮮やかな花という印象。細い蕾や長い蕊が特徴的で魅力的です。  白い躑躅の花を、自然な生成りの和紙の上に張り合わせる事で、その白さを引き立てて表現した作品。生き生きとした瑞々しさを感じて頂けたらと思います^^。

 


 


8月は『蓮と蜻蛉』。真夏の朝 琵琶湖に生息する蓮群生地の様子をワンカット切り抜いた風景です。

 

8月 < – 蓮と蜻蛉 ->_____

夏の早朝に開花し、午後三時頃には閉じる蓮。実の入った花床の部分は多数の穴があいて蜂の巣に似ていることから「蜂巣(ハチス)」、転じて「ハス」となったというのが通説です。蓮の花である「蓮華」は神聖なるものとたたえられ、「蓮は泥より出でて泥に染まらず」の成句が生まれました。
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コラージュ「蓮(部分)」
 蓮の花の中心は特徴的で異次元世界のよう。そんな感覚を様々な素材を仕様して立体的に表現できたら・・・という気持ちで制作した作品。
花びらと額は染め和紙、蕊は刺繍糸、中心と葉と茎、湖の水辺や波紋はリネン布と刺繍糸・ビーズを仕様しています。

コラージュ作品「蓮と蜻蛉」

ふっくらとした蕾にとまる蜻蛉。蓮を観察する時良く目にする光景です。
蜻蛉は布と和紙、糸で。羽はオガンジーと刺繍糸。瞳はグリンのビーズ💎


*最近 無断で作品を撮影されるお客さまがあり、お声をかけても無視をして撮影を続けられる場合もあり困惑しております。 別のSpaceにて接客中に黙って作品を撮影される行為は盗撮となり、出展されている各作家さまに支障を来します。Sapceの雰囲気を撮影される場合は問題ありませんが、個々の作品を撮影される際は お名前をお名乗りになり、使用内容を含めて一言お声をお掛け下さい。
作品の技法や図案をインスパイヤするのではなくコピーする行為は違法となります。自ら新しい表現を作り出すクリエイターとして誇りある行動を取っていただきますように願いいたします🍀
ONO*店主 おのみちこ


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休(祝日はOPEN)

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 9月21日水 –
prune et cerisier コラージュ布雑貨展
『布の小物入れと香箱』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

十二ヶ月展 10月・秋のアップリケ

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜秋のアップリケ🎃〜

蒸し暑かった秋の始まりでしたが、ここ数日は ようやく爽やかな風が吹いて10月らしい心地よさ。
洋服も衣更えで ほっこりした素材や暖色系に替わり、昼間は秋の日差しや彩りを楽しみ、夜には温かい飲み物を楽しみながら読書や編み物、映画をゆったりと観賞したい気分です。

十二ヶ月Ⅲ
10月のカレンダー絵は『秋のアップリケ』。
深紅のリネン生地に、ブレードのような飾り模様のある丸の中に、布や和紙。ビーズなどで秋のモチーフをコラージュしたデザインです。


十二ヶ月Ⅲ

10月 <彼岸花・萩・無花果・銀杏-ヒガンバナ・ハギ・イチジク・イチョウ->_____
お 彼岸を過ぎる頃から田畑に沿って燃えるように花を咲かせる彼岸花。広く野山で赤紫色の可愛い花をつけるのは秋の七草のひとつ、萩。食欲の秋に合わせるかの ように、ご家庭の庭では無花果がたわわに実り、街では銀杏が黄色く紅葉して、殻の中においしいギンナンを宿した実を地面に落とします。
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十二ヶ月Ⅲ
これまでのコラージュカレンダーの作品は、日本の草花や生き物をスケッチし、風景や情景を感じられるようなテイストが多かったのですが、今回のカレンダーにはONO*での秋冬企画展”familia”にも合わせて、クラフトタッチで少しこれまでと雰囲気の違うテキスタイルなデザインを取り入れてあります。

十二ヶ月Ⅲ
深まる秋の彩りを楽しみ、散歩の途中で見つけた季節の記憶を切り抜き。お部屋では温かい色合いに模様替え。秋の夜長には温かい飲み物を手に、刺繍や編み物、アップリケなどの手芸をしたい気分。そんなひと時をコラージュで表現しています。

十二月Ⅲ
生物のモチーフは季節を、糸や布、和紙などの素材からは、人の温もりや生活を感じることが出来ますね。

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休(祝日はOPEN)

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 9月21日水 –
prune et cerisier コラージュ布雑貨展
『布の小物入れと香箱』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』