🌸春の企画展 作品のご紹介 vol.1🌸
ONO*春の企画展は4月12日まで開催中です
外出できない方の為に 各作家さんがご提供下さっている作品の中より
出来る限り画像にて ご紹介して参りたいと思います
また、会期中は作家さんのご好意により通販のご対応も可能です
作品に関してのお問い合わせやご希望はコンタクトフォームへ
ご連絡ください☆
三人展 『花と器 〜硝子・軽銀・木筆〜』より
ひろのくみこさん ガラスフフュージング作品
「野遊」
ご案内状に紹介されている作品
丸く形成された3色のガラスを組み合わせて蜂の巣状に表現された小皿 4種。
蜂の巣を英語で「honeycomb」と言い、ハニカムはひろのさん独自の作風です。
透明の中に ポコポコとフルーツ味の寒天や白玉が浮かんだような
可愛いらしが漂います
灰色 | 橙・緑・灰色 |
青・緑・橙 | 黄・黄緑・灰色 |
丸くカットした透明の硝子を組み合わせた結晶をイメージした作品には、
裏面はサンドブラストを施し、ほんのりと磨りガラスの風合い。
自然光が優しく透けて輝き、映し出される背景や影が魅力的です
ポツポツと小さな気泡が見えて
水の中にいるようなとろりとした風合いがたまりません
小皿は37個・61個の丸い透明硝子を
六寸皿は 61個・127個を組み合わせた作品
大小 5点をご案内中です。
「Linear Ⅱ」
長方形にカットされた乳白色の硝子の隙間に、
線状にカットされた透明硝子を入れて形成された
スッキリとしたデザインながら繊細な表現のトレー
「クリア」と「ライトブルー」 | |
「クリア」と「ヴァイオレット」 | 長方形「グレー」 |
長皿は「クリア」と「グレー」
小皿は「シャトリューズ」「エメラルドグリーン」「ヴァイオレット」「ライトブルー」があります
「花」「小花」
ハニカムの中央に小さなお花のワンポイント🌸
丸い色ガラスを組み合わせてお花を表現した小さな小鉢と小皿。
今回の展覧会のテーマにぴったりのキュートで爽やかな作品です🌷
花(緑) | 花(青) |
小花(黄緑) | 小花(ピンク) |
「ハレときどき水たまり」
カラフルな短冊形の色硝子を組み合わせた長方形のガラストレー
所々にキラリと透明な水たまりが✨
キュンとくる色彩と、ほのぼのとした心憎いポイントのある作品です
硝子棚にカラフルに🌈
写真の作品含め 全部で8配色ございます
「靄」
透明と半透明の 柔らかな むら模様の硝子を組み合わせて作られた
六角形のお皿 藤色・蜂蜜・透明の3配色。
藤色 | 透明 | 蜂蜜 |
霧よりも薄く淡い靄のかかった風景のよう。
硝子の何といえない色・透明感と模様をお楽しみください
「濃緑」
深いお濃い茶色の器は
白い硝子を丸くカットして組み合わせ、その上に深緑色の硝子板を重ねて形成した
透明感を楽しめる作品。
蜂の巣模様の濃淡を楽しめる作品は、正に”ハニカム(honeycomb)”
緑の濃淡ほんのり縁から白い模様が浮き出ている風合いが魅力
和菓子やフルーツを載せて。
組み合わせた白硝子の数も
中皿127個・271個 小皿は61個・91個と、それぞれ違い
ハニカム模様の細かさによって印象が変わりますね☆
「かぞくのはしおき」
カトラリーが置きやすい様に湾曲に形成されたはしおき。
カラフルにガラス棚に並んでいる様子から、
ひろのさんの色合わせの魅力を窺い知ることができます🌈
三人展 『花と器 〜硝子・軽銀・木筆〜』より
金工職人 西堀広希さんのアルミ作品
「置き型花器」
立てかけて小窓に一輪 野花をさして飾るアルミオブジェ🌷
どんな野草でも心地よく槌目模様に映し出され
軽銀のキラメキに寄り添ってくれます。
長方形とスクエアの2種。
横長の長方形は小窓の位置が右・左の2タイプあります
「壁掛け 短冊花器」
短冊形の一輪挿し。歌詠み短冊と同じサイズ並幅と広幅の二種類ございます。
小窓にスッと野花を差し入れるだけで絵になる花器は
手軽でありながら 洗練された雰囲気を演出できるところが魅力ですね✨
・
・
大皿 25cm
サラダやオードブルメイン料理など、使い方様々
槌目模様が乗せる食材を映し出し、
キラキラと・生き生きと栄えさせます
西堀さんが育てた苔もディスプレイ。緑が映え、魅力を増しますね🍃
小 | ミニ |
中 | 中・小・ミニ |
中・小・ミニサイズは コースターや菓子皿花瓶敷きなどに。
「懐紙サイズ 長皿」
軽くて扱いやすい金属 アルミの性質を生かした長方形の小皿は
槌目模様がキラキラと乗せた主役を引き立ててくれます
和菓子はもちろん、洋菓子や おつまみ、コースターほか
香立てや花器の敷もの アクセサリー置きにも。
西堀さん曰く「アルミは表情豊かな金属です。時折気にかけていただくと長持ちし
美しい状態を保ち、愛着が湧いてきます。ぜひ愛情をそそいで使ってくださいね」
軽くて柔軟なアルミの性質を生かしたクラフト作品
是非この機会に生活の中に取り入れてみていただけたら嬉しく思います。
三人展 『花と器 〜硝子・軽銀・木筆〜』より
則武千鶴さん 色鉛筆作品
「ヤマシャクヤク」A4サイズ
階段壁面にてご覧いただけます☆
今回の三人展では 京都市北区 雲ヶ畑にて出会った絶滅寸前の花をモチーフに。
色鉛筆とは思えない 花中心の蕊の表現が何とも繊細で華やか✨
美しい表現力に 想いが伝わる作品です
「鳴神・白」
古風な趣きを持つ歌舞伎十八番の代表作『鳴神』をイメージし
舞台となった雲ヶ畑に咲くベニバナヤマシャクヤクの白い花と
美しい高僧をイメージした作品。
清楚な白い花と美青年が調和した則武さんの世界感がうかがえます✨
透明感のある白い花とは対照的な赤い実を着けるベニバナヤマシャクヤク
同じ花でもこんなにも変貌を遂げるのかと、その変化が女性的で魅惑的だと感じ、
今回は”白い花と深紅の実” の対比に拘って表現されているようにお見受けします。
白い花の作品は ナチュラルな白木のフレーム、
赤い実の作品には 黒などの重厚感あるフレーム仕上げ
どちらも作者の魅力の一面が垣間見えます✨
また、ベニバナヤマシャクヤクが咲く京都「雲ヶ畑」を舞台にした
歌舞伎の演目『鳴神(なるかみ)』にも興味をもたれ、
そのストーリーや登場人物を美しく 作品に織り込み
イメージしながら仕上げられたところも斬新で惹かれるところです。
「雨が降らず国中が日照りに苦しむ中 京都北山の庵に住む高僧
鳴神上人(なるかみしょうにん)が、朝廷への恨みから竜神を封じ込め雨を降らせたとして送り込まれた天下一の美女 雲絶間姫(くものたえまひめ)が現れる・・・」
情熱的な赤い実と美しい雲絶間姫、
清楚で白い花と鳴神上人をイメージした2つの縦長作品。
歌舞伎の世界でありながら 、現代的で異国的な空気感があり、
ゴールドとシルバーのスッキリとした額装が、空間をお洒落にしてくれています。
長年デザイナーとして仕事をしてきた作者ならではの洗練された連作。
この秋 個展を控えているという則武さん ますます今後が楽しみな作家さんです。
ONO*2F Space 春の三人展 🔹🔸 花と器 🔸🔹〜 硝子・軽銀・木筆 〜
ONO*1F Space 春の温もり<フエルト><陶芸><銅版><コラージュ>
2020年 3月18日(水)〜4月12日(日)
12:00~18:00 / 月火曜定休