カレンダー表紙絵 枝垂れ桜と雀

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜枝垂れ桜と雀🌸〜

ー ONO*は12月31日19:00までOPEN致します ー

2F Space コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」。今日は 今年のONO*のメインともいえるコラージュ作品、カレンダーの表紙にも使用されている4月絵のご紹介です🌸


2F Spaceのアーチ棚に展示している 唯一額装された作品。
これまでお披露目してきた長方形のコラージュ作品の中では1番大きな作品となります。

 

 
桜-sakura-2016
この作品は 今年の春に開催した『桜-sakura-』展にて、


1F Sapceにてお披露目した作品でもあります。

 


春にお越しいただいたお客さまが この作品をお気に入りいただき、
既にお買い上げいただいている為、お部屋に似合う雰囲気に額装した状態で もう一度年末までお預かりして Spaceに飾らせていただく事になりました。

 

 

− 枝垂れ桜と雀 制作風景 −

11月の『紅葉』と同じく、着物のお襦袢をベースにした 和の素材を多く使用した『枝垂れ桜と雀』。
絹に染めたぼかしの模様を霞に見立て、人よりも永く生きてきた樹齢の どっしりとした桜の大木を表現する為に、慎ましやかで繊細な糸の織り目がある、掛け軸に使用する裂れ地を用いています。
何年も年を重ねて大きくなった大木。縦横の糸織りで年輪のような趣きをイメージさせています。

 

 



桜の葉や花びら・雀には染め和紙を、細い蕊や茎、雀の細部には刺繍糸やビーズを使用。
だらりと落ちた枝垂れの下で、はらりと落ちる花びらを見つめる小さな雀。寒い冬が終わり、来る春に戸惑うように・・・。

 

4月 <カレンダー解説 しだれ桜>_____
春を象徴し、花の代名詞ともされる桜。枝がやわらかく枝垂れる桜を総称してシダレザクラといいます。紅色の「紅枝垂れ」や八重咲きをする「八重紅枝垂れ」など品種もさまざま。一重のものはソメイヨシノよりも開花が早く、八重のものは遅いようです。銘木が全国にたくさんあり、京都・円山公園の枝垂桜は「祇園の夜桜」として有名です。_____

 

ゆるぎない一本の太い桜の木。様々な出来事を見て来た強さを表現し、満開の桜の喜びと共に、ふと風の吹くごとに感じる別れの寂しさや 変り目の切なさのようなものを感じていただけたら と思います。

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』