🎨アトリエセン色鉛筆作品展のご案内🎨


💐🎨 ONO* 9月1日〜 展覧会のご案内 🎨💐

🎐暑中お見舞い申し上げます🎐
今年も猛暑の8月となりましたが 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
数年ぶりにあちらこちらでイベントが開催され、楽しい夏を過ごされている事と思います
さて、ただ今 夏休館中のONO*Atelier&Space実店舗も
いよいよ 9月より下半期がスタートします🎶



まずは  鉛筆作家 則武千鶴さんの絵画教室『アトリエ セン』の作品展が
ONO* Spaceにて開催されます💐
毎年恒例となりました生徒さんによる色鉛筆画の草花作品を沢山ご覧いただける展覧会も
今年で3回目となり、今年からは全館で開催☆ 22名の生徒さんの色鉛筆作品に加え、
講師 則武千鶴先生の実作品、こどもアトリエ教室の生徒さん9名の工作や絵画作品など、
2フロワーにわたり見応えのある空間をご堪能いただけます

アトリエセン 千絵画教室 作品展2023
9月1日(木) –   10日(日) 4(月・5(火)休み

12:00~18:00 /最終日15:00まで
場所:ONO*Atelier&Space 全館
お問い合わせ:アトリエセンweb

出展生徒さん
青木みさ子/栗山良子/畠中陽子/鳥居玲子/佐藤理恵/西原芽ぐみ/井本恵里/川井啓衣
白山久美子/髙橋周子/服部真貴子/堤中恵美子/長谷川七重/尼川洋子/上田揚子/森典子
春日法子/坂田由紀/髙橋とみえ/清原親子/山本杏子/田村弘子/こどもアトリエの生徒さん

 


今回の作品展では、「大人の工作ワークショップ」を開催されます☆
ただ今受講者さん募集中 お問い合わせはアトリエセン講師 則武千鶴先生まで
是非楽しみにお立ち寄りください🎶  お問い合わせ:アトリエセンweb



同時開催 ONO*Select

アトリエセン展覧会開催中 webでは 引き続きONO*Select展を開催
この時期オススメの作品に加え、常設作品・オリジナル製品をご案内いたします

*9月11,12日は定休日 12〜16日は展示替え休館となります

 

1F Space 夏のアクセサリーとセレクト展


日に日に夏らしく陽差しの眩しい日が多くなりました
二条通りも日傘や半袖シャツの人通りで賑やかです

ONO*1F Spaceでは 7月1日まで アクセサリーブランド miru (みる)の新作展を開催中です⭐︎

昨夏に初めてONO*にアクセサリーをお披露目していただいた miru。
今回は「Nature」をテーマに  草木染の糸を使用したイヤリングやピアスを届けてくれました。

【たけのこ染め】 - ユラユラ ring –
茶色い筍の皮を使用すると なんと美しい浅葱色に染まるのですね。
ブルーグリーンが夏らしくて爽やかです

【竹染め (ベージュ)】
さわやかな薄緑色や薄ベージュ色に染まる竹染め🌿 

 

– sea anemone –
糸はコットン、リネン、シルクを竹で染めたものをミックスしています

 

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-planet –
ゴールドのリングパーツと、木のビーズとの組み合わせで形成された耳元でキラリと揺れる耳飾り。
ゴージャスに見えますが付けるとナチュラル。白いシャツにも映えそうです


【竹染め (カーキ・鶯色)】 – Circle –
さわやかな薄緑色や薄ベージュにも染まる竹染め。こちらのリングは2色のシルク糸を使用。
自然の曖昧な色彩は日本人の素肌に馴染み、仄かな光沢が艶やかに見せてくれます
Online Shop

ガラスケースに並ぶ色彩豊かな身飾り

【山桜染め (淡ピンク)】
– sea anemone - - kaito - - umi –
山桜の木で染めた コットン糸の淡い桜色とターコイズブルーの色合わせが魅力的です。
自然の風合いをお楽しみください

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【クララ染め (イエロー)】
– sea anemone - - umi –
爽やかな黄色や鶯色に染まるクララ染め
クララは丈の高い草原の夏草の植物。
その根を噛むとくらくらとめまいがするというほど苦いことから、その名が付いたのだとか。ブルーとのコントラストが爽やか

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  IMG_3972

 IMG_4124【藍染め (ネイビー)】
海外から「JAPAN BLUE」と称えられた、日本を象徴する藍染めは人類最古の染料。
武士の時代には「縁起の良い色」として好まれました。

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– tassel - 
馴染みのある深く美しい色はカジュアルなファッションにも清楚なワンピースにも
そしてもちろん浴衣にも。
さりげなく夏の涼を表現してくれそうです。
柔らかな自然の色彩を 直に手にとってご覧ください

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– planet –
ゴールドリングの中で藍色の糸とビーズがゆらゆらと揺れ耳元に涼を呼んでくれます
無造作に束ねた髪などヘアスタイルの救世主になってくれそう。



ショーケースの引き出しに並ぶのは コーラルピンクに染まったネックレスや耳飾り

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【センダグサ (オレンジ)】
– sea anemone –  – tassel –  –  kite – 
グリーンのセンダグサ草から美しい花の色 オレンジに染まるのは 本当に不思議。
黒のコントラストがお洒落に 
夏の素肌に映えそうです。

【五倍子染め (ネイビー)】
– sea anemone - - kaito - - umi –
ヌルデの木に出来た虫瘤を〔五倍子〕ゴバイジ・フシと呼び、染色、薬用に使われています。
平安時代には黒色を染め、お歯黒の原料にもなりました。
ほんのり紫がかったダークグレーの糸は仄かに甘さとシックさを兼ね備え、
曖昧な魅力を醸し出してくれそうです

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染めるたびに 微妙に色合いに変化のある草木染は 全て1点もの。
オーダーは可能ですが、微妙に色変化ある事をご了承願います。

全てイヤリング・ピアスへの金具付け替えのご対応を致します
ピアス金具はチタンを使用していますがシリコンへの変更も可能。

独特な色彩が甘く自然に生まれ出た風合いをお楽しみください⭐︎



1F Space その他のコーナーでは オーダー&セレクト展を開催中。
ONO*では人気の作家の作品をセレクト出展しています。
特におすすめ作品はまだまだございます


 

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陶とガラスのアクセサリー、ステンドグラスのランプやスタンド・オーナメント、
銅版画がポイントのバッグやポーチ、フエルトの月と魔女・・。
ONO*ゆかりの作家さんたちのオーダー新作品・セレクト作品を一同に。
Spaceは所狭しと  充実したラインナップでご案内中です。
OnlineShopにも続々出展しています◆


2023 eary summer one corner exhibition
miru   Nature
6月8日(木) –  7月1日(土)
12:00 ~ 18:00  金曜は 13:00 ~
月火曜休館 最終日15:00まで

海辺に吹く風のくすぐったさや、木々が揺れる風の音、
そういった様々な風を 草木染の糸やコットン、ヘンプなどで表現したアクセサリー。
自然と共存していることの気持ちよさが伝わりますように。

フランス製の麻糸でアクセサリーを作る miru。
ONO*では昨年初夏 初めてにて作品をお披露目いただきました。
今回は、竹や桜など自然素材で染められたナチュラルカラーの麻糸に拘り、

素肌に馴染む着けやすい色彩とデザインのピアス・イヤリングをご提供くださいます
引き続きオーダー&セレト展と共に是非お楽しみ下さい✨

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1F Space
Special Order Permanent exhibition
ONO*オーダー&セレクト展
6月8日より引き続きコーナー展示 開催中

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公募展 my favorite♡開催<2>

今年は早い梅雨入りでしたが爽やかな風も吹き、過ごしやすい6月の始まりです。
ONO*Atelier&Space 2023年 上半期も早々と  残すところあと1ヶ月。

ONO*第5回公募展『my favorite – 私のお気に入り – 』 
後期がスタートしました☆

スペース入り口から作品展示は始まっています☆
壁面には2階まで たがわゆきおさんのスケッチ作品でお出迎えです

1990年から イタリアを中心に南欧を旅すること数十回を超えるという たがわさん。
昨年の公募展では 旅先で 印象に残る風景を水彩で描き溜めたスケッチ画の中から

トスカーナ地方の風景や建物、街並みなど
見ているこちらも 旅気分が味わえる作品を多くご出展くださいました。

今回は『my favorite』というテーマにぴったり!
イタリア旅で見つけた物たちのスケッチ作品です。

 

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食器や瓶、器、スナックやぬいぐるみなどなど。
お国柄を感じる小物達は ワクワクと旅の香がします。
作品をプリントしたポストカードの販売もあります。
優しい色彩とタッチで是非 旅気分をお楽しみください
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IMG_3795楽しいスケッチ画の側には 平面作品を盛り立てる様に
優しい立体作品が宙を舞います。

 

IMG_4029北海道からエントリー下さった 素敵なペーパークラフトを作るVanilla Heartさん。
作品のお披露目Spaceとして  京都のONO*を選んでくださって大変光栄です✨


IMG_4060この度の公募展ご案内状の表紙にも使用させていただいたバレリーナのオーナメントと、
透明度が高く美しい模様のガラスを組み合わせて作られたキャンドルのモビールは、

白を基調にした  雪やお砂糖菓子を想わせる キラキラ清楚な風合いの作品。


空から降りてきたかの様に  2FSapceの空間に舞い 光と影を味方にして
素晴らしい空間を作ってくれています。

 

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 <バレリーナ>
バレリーナの衣装、バレリーナのダンス、
その背景としての舞台美術。
美しさ、あこがれ、非日常の世界、色々な素敵がつまったお気に入りです。
立体グリーティングカードをハニカムペーパーを使用して作っています。
ラインストーンなど異素材も使いながら、バレリーナのきらめきを表現しました。

<キャンドル>
キャンドルを灯して、読書をしたり、お茶を飲んだり、手芸をしたり、
お気に入りの時間をスタートさせるためのアイテムです。
白いステンドグラスを作りたくて、出会った粘土とガラス(昭和ガラス&ステンドグラス用板ガラス)
そして、きらめきはガラスビーズで表現しました。

 

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天井から吊るしたオーナメントやモビール作品の他に、グリーティングカード作品もあります
扉を開くとポーズを取ったバレリーナの繊細なドレスが立体的に広がる体裁は、乙女心ときめく魅力✨
優しい色彩とキラキラパーツが着いたカードは 思わず贈る相手を探したくなります
*展示作品以外は 購入も可能です

instagram  @vanillaheart.world
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Space左手奥のコーナーは 耳なしくまさんの作品をご覧いただけます

様々な画材で自ら生み出した技法も含め
絵画や小さなオブジェを自由に表現するアーティスト。

耳なしくまさんは 一昨年冬 ONO*Spaceにふらりとお立ち寄り下さった際、
Spaceを気に入って下さって 公募展にエントリー。今回は2回目のご出展です


フレームに整然とおさまった作品たち。
1つ1つ じっくりと見ていただきたいコーナーです。

レジン・刺繍・手編み技法による
小さな金属枠のブローチ作品。
*まち針の様な編み棒も一緒に展示されています

丁寧に仕上げられた正に手工芸品という印象。
あまりにも小さく繊細  そしてそのサイズ感と繊細さに反した 独創的な作風は
自然体で 自分に素直な 他にない魅力でもあると感じます


フレームにおさまった 絵画作品。
大学では日本画を専攻されていた耳なしくまさん。
植物への観察力と描写は 彼女自身のフレームを通して
どこか懐かしい情緒ある表現へと覚醒されているようです

色鉛筆と岩絵具によるクチナシのスケッチ。
よく見るとクモが出した糸が葉に掛かっている様子を、絹糸で表現されています

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色洋紙に描かれた小さなスケッチ作品 草花が描かれています
会期中は公式instagramに出展作品へのコメントを投稿されています
こちらも是非ご覧ください☆

耳なしくま(耳無しくま・耳成しくま)

 〜昨年の公募展より〜
「私はスケッチし始めるのが遅すぎて、花や果実を

よく朽ちさせます。しかし、きらめく岩絵の具で描いたり
絹糸で刺繍を施したりすることで
みずみずしいかのように見せられます
まれに、新鮮な状態で描いたりもありますが。
ぎりぎりまで作っていたできたてのものや、
斬新な手法(岩絵具プラス刺繍やUVレジン)のものもあります
日本画もどき(洋紙や防腐剤入りの透膠液等使用)を、
ほとんど学生のころぶりに始めましたが
不真面目だった私には、記憶を蘇らせた、
というより新鮮な気持ちです。」

instagram     @miminashikuma
スケッチ @skech_miminashikuma
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Space中央のアーチ棚は
編み物作家・講師の「 Hand F Knit」仁谷文子さんの作品コーナーです。

IMG_3844羊毛やコットンなどの糸を自ら作り、ニット作品を制作される仁谷さん。
今回の公募展では、夏時季という事もあり、タティングレース技法にてエントリーして下さいました。

透け感と軽さのあるアクセサリーとして注目を集めている「タティングレース」。

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「シャトル」と呼ばれる舟形の小さな糸巻きを使い、
細いレース糸を結んで仕上げていくレースのことを言います。

IMG_4081公募展では、”my favorite”テーマ に沿って
彼女好みのデザインと配色で制作された作品を出展されています。
仁谷さんオリジナルのデザインと配色のショールやブレードに加え、

IMG_4082 アクセサリーも
制作されました。
こちらはご購入も可能です
IMG_4084
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レースのアクセサリーは
軽やかで繊細、お花の様なデザインとレース色ならではの軽やかな着け心地が魅力。

 

また 会期中はSpaceにて 編み物体験 基礎レッスンも受ける事ができます☆
内容はタティングレースはもちろん、編み物の基礎、編んでみたい技法など柔軟にご対応いただけます。2時間ほどの受講となりますので時間内で出来る範囲となりますが 日頃 編み物に興味のある初心者さん、作りかけのキットを持っている方、趣味で編み物をしていて教えて欲しい箇所のある方は是非この機会に♪公募展レッスン.jpg………………..
公募展企画  編み物体験レッスン
講師:HAND F KNIT 仁谷文子
場所:ONO*2F Space
日時:6月17日、24日、29日
 13:20受付 13:30〜 約2時間ほど
レッスン費:¥3,000 材料費¥500
材料:持ち込み可能/道具をお持ちでない方はお貸しします
申し込み:ONO*コンタクトフォームまたは仁谷さんのメールアドレスへ
elma14knit-f@ezweb.ne.jp
………………..

仁谷文代
デザイン専門学校ニットコース卒業
毛糸屋さんに勤めながら製作を始める。
25年前より個展・グループ展、ギャラリー企画展等に参加。

学校のレース課題にあったタティングレース
7年ほど前からアクセサリーを作って身に付ける楽しみを感じてます。
糸が作り出すレースの美しさは魅力です。

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公募展 my favorite 最後のご紹介は 浅井マリさんのコーナー。

昨年の公募展「fresh refresh」に続き2回目のご参加となる浅井さん。
前回は色鉛筆画を出展されましたが、今回はアクセサリー作品も含め
素敵な空間を作られました✨



展覧会シーズンに合わせ、夏の空気を感じる花や風景画。
夕焼けの空が美しい椰子の島が観える海の風景はリゾートの空気を想わせます。

IMG_3809生き生きした質感が生きるお花の絵に
天然石を使用した手の込んだアクセサリーが並びます

子供の頃からとにかく描くことが大好きで、
大人になり”ちゃんと絵を学びたい!” という気持ちが湧いてきたという浅井さん。
そして 則武千鶴先生が主催の絵画教室<アトリエ セン>出会い
色鉛筆画をスタートされました。
現在は植物や風景にチャレンジ中とのことです。

コーナーに展示しきれなかった作品は
オーダー&セレクト展開催中の1F Spaceに飾らせていただきました。
蓮の花はスペースのガラスや陶器の風合いとマッチして夏の空気を盛り立ててくれています。 

夢見る異国の空気とセンス溢れる装飾で
作者の世界が表現された”お気に入り”コーナー

 
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天然石を使用して作られたアクセサリーは一部 ご購入可能作品もございます


IMG_3820タイトルの”my favorite”を聞いた瞬間 たくさんのものが頭いっぱいに広がりました!
ワクワクしながら選んだのが、幼少期から大好きだったお絵描きと物作り。
「自然」「美しさ」「あそび心」をテーマに色鉛筆とアクセサリーで表現しました。
お越し下さった皆様とのステキなご縁を心から楽しみにしております!
ご高覧いただき本当にありがとうございます
浅井マリ
instagram   @mar_gibbon01

 


後期の5名は、水彩スケッチ・ペーパークラフト・マクラメ・
色鉛筆 、アクセサリー、レジン、刺繍、絵画などなど。

それぞれの手法で表現された個々の作品だけではなく、
自ら作り上げたその空間も含めての その人ならではの”my favoriteな世界” を感じました。

暮らしも環境も生き方も 好みも違う方々ですが、1つのSpaceに集まった作品は
違和感なく、お気に入り同志が調和したリズミカルな展示となりました。

共通して感じることは、この作品を制作している”過程”が楽しくて 好きであること。
コツコツと時をかけて積み上げ、自分なりの表現方法を見出し、
「幸せな気持ちで、見る人も幸せになってもらえたら」という気持ちが伝わってくること。

雨の多い時期ですが、
ぜひ気分転換に、笑顔あふれるSpaceへお立ち寄りください🌿


ONO*Competition2023
my favorite -私のお気に入り-
5月11日(木) – 7月1日(土)
 後期:6月8日 – 7月1日
12:00 – 18:00/金曜日は13:00 -/ 月火曜定休 /最終日は 15:00まで

<出展作家のご紹介(あいうえお順)>
浅井マリ(色鉛筆画/アクセサリー)
仁谷 文代(タティングレース)
たがわゆきお(水彩画スケッチ)
耳なしくま(UVレジン、岩絵具等、色鉛筆、石、絹糸)
Vanilla Heart(ペーパークラフト、ガラス工芸)

1F Space miru 夏のアクセサリー展ご案内

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 ただ今 「オーダー&セレクト」展開催中のONO*1F Space

陶とガラスのアクセサリー、ステンドグラスのランプやスタンド・オーナメント、
銅版画がポイントのバッグやポーチ、フエルトの月と魔女・・。
ONO*ゆかりの作家さんたちのオーダー新作品・セレクト作品を一同に。
Spaceは所狭しと  充実したラインナップでご案内中です。
OnlineShopにも続々出展しています◆


そして、6月8日より miruブランドのアクセサリー展コーナーも始まります⭐︎

2023 eary summer one corner exhibition
miru   Nature
6月8日(木) –  7月1日(土)
12:00 ~ 18:00  金曜は 13:00 ~
月火曜休館 最終日15:00まで

海辺に吹く風のくすぐったさや、木々が揺れる風の音、
そういった様々な風を 草木染の糸やコットン、ヘンプなどで表現したアクセサリー。
自然と共存していることの気持ちよさが伝わりますように。


フランス製の麻糸でアクセサリーを作る miru。
ONO*では昨年初夏 初めてにて作品をお披露目いただきました。
今回は、竹や桜など自然素材で染められたナチュラルカラーの麻糸に拘り、

素肌に馴染む着けやすい色彩とデザインのピアス・イヤリングをご提供くださいます
引き続きオーダー&セレト展と共に是非お楽しみ下さい✨

 

公募展 my favorite♡開催<1>


IMG_3702清々しい新緑の季節到来🌿
ONO*Spaceも初夏らしい展覧会がスタートしました

2F Spaceでは 第5回ONO*公募展 前期を開催中☆

IMG_3604二条通りからは五月晴れの明るい日が刺して作品を盛り立てます🌞

ドアを開けて 入り口正面に飾られた ウエルカム作品は
はしもとゆみさんの切り絵作品『花ざかり』。


少女が作ったお気に入りの花輪を 愛情深く掛けている ヤギのユキちゃんが愛くるしい🐐
優しい歌声が聴こえてきそうです♪

IMG_3605 のコピー
窓側には 淺田ようこさんの風景画『街』。

このスペースにはいつも風景の絵が似合います。
優しい水彩で表現された 何処からか見下ろした青空の元。家々の赤い屋根と緑がほのぼのします。

さて 今回の公募展 テーマは “my favorite”』。
9名のエントリー作家さんが 日頃制作されている それぞれの技法で
それぞれの”私のお気に入り” “私の好きな” を表現し、お披露目下さいます。

IMG_3609まずは 前期の4名。水彩・切り絵・マクラメ編み・色鉛筆 、
それぞれの手法で表現された”my favorite”作品をご提供いただきました。
6月4日までご高覧いただけます。


 

2F Space正面のコーナーは 淺田ようこさんの水彩画作品6点をご覧いただけます。
優しい花々の香がただよってきそうなふんわりと心地よい空気感。

淺田さんは京都在住。大阪でデッサンと水彩画を学んだ後、創作活動を始められ
2009年より京都・大阪で個展を 東京・名古屋ほかでは主にグループ展を開催されています。

現在はJWS日本透明水彩会の会員であり、水彩人 同人でもいらっしゃいます
また、NHK文化センター京都・KBS京都放送カルチャーセンター・
絵画教室アトリエブランにて
 水彩画講師も務められています。


季節の花や風景などを透明水彩絵具で描いています
水彩には混色や重ね塗り、または水の流動性を活かし
ぼかしや滲みなど さまざまな技法があります
軽やかで優しい色合いが水彩画の特徴です
私は薄く溶いた絵具を塗り重ねてセロファンを重ねやような
透明感を生かした作品作りをしています。
穏やかで心豊かな日常を願いながら制作しました。
水彩画の魅力に触れていただけたら幸いです。
淺田ようこ instagram

今回のONO*公募展では 今の季節に開花する薔薇・紫陽花などの草花や
木の実をモチーフにした作品を多く出展されていますが、
先日まで開催されていた京都三条のギャラリーで開催されていた個展では
どっしりとした重厚な建築風景の大作もお披露目されていました。

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どの作品も、楽しく・描くことが好きでたまらない‥ そんな気持ちが伝わってきます。
絵具が水に馴染み溶けて ふんわりとぼかし、混ざり合い 生まれ出る美しい色彩には、
みずみずしく生き生きとした潤いを感じます。

 淺田さんの作品は1F Sapceにも小さなフレームを3点飾らせていただきました
こちらも是非 クラフト作品と共にご高覧ください 



Space中央のアーチのガラス棚には yoshibeこと梅原 嘉子さんのマクラメ編み作品が並びます。

美しいフォルムのガラス瓶や天然石のペンダント、ブレスレットなどのアクセサリーは
全てマクラメ編みで装飾されています。

中世イスラム文化圏で発展し ヨーロッパからアメリカ各地へ独自の発展をとげた
紐を編んで装飾する技法「マクラメ(Macrame/macramé)編み」
「結ぶ」という作業を繰り返す手法。

 

16〜17世紀のヨーロッパでは女性の衣服の装飾として、イギリスで王妃が
宮廷の女性たちに教えたことがきっかけで大流行したと伝えられています。

 

美しい天然石や硝子を紐で結び繋ぎ合わせることによって、
身に着けるアクセサリーや温かみのある装飾品に仕上げられ
日本では西洋文化が取り入れられる様になった明治時代から、
手芸の技法として楽しまれる様になり、

 

生活様式の変化により何度かマクラメのブームがあり
Jリーグのミサンガや天然石アクセサリー作りに使用されるように。

編み物作家である梅原さんが マクラメ編みをする事になったきっかけは
暑い時季に羊毛から離れたかったというだけでなく
アメリカでマクラメ編みを学んでこられた先生とのご縁が大きかったそうです。


2020年、ONO*にて個展を開催された時には、Spaceいっぱいにマクラメ作品をお披露目いただき
色彩豊かで華やかな空間の数日間でした。
コロナ禍であった事もあり、短い期間での作品展は大変貴重であったかと思います。
今回は1ヶ月という長い会期で作品を多くの方に観ていただける良い機会です。


繊細で風合いのある色彩豊かな糸を様々な組み合わせで・様々な模様で・
yoshibeさんの感覚とセンスが生きた魅力ある作品を是非ご高覧ください。
instagram



IMG_3636Space左奥 ガラス棚と壁面のコーナーは
はしもとゆみさんの切り絵作品をご案内しています

昨春には、はのんさんとONO*にて 切り絵二人展を開催して下さった はしもとゆみさん。
公募展は2回目のご参加となります。
小さな鋏を巧みに操り、隅々までキュートなモチーフや模様が登場している絵を
1枚の紙から仕上げられています。
その繊細さと、物語の中に入った様な夢見る世界観には いつも脱帽します。

柔らかな水 海の底から地上を見上げる人魚。魚の群れと水草、
光が差し込む表現が見事な作品『憧憬』。

 

今回の応募展ではミニフレームを含め、はしもとさんの”お気に入り”12作品をご出展いただきました。
まず目を奪われるのは 先にご紹介した『花ざかり』/マーメイドの『憧憬』の 大作2点、
そして こちらの犬の4連作。

IMG_3641仔犬の四季(秋) IMG_3642
IMG_3643仔犬の四季(夏)

子犬と春夏秋冬の草花をあしらった『仔犬の四季』。

冬は椿・春は桜・夏はひまわり・秋は秋桜。
幼い仔犬の愛くるしい表情と元気な仕草から、
はしもとさんが大の犬好きなんだという事が伝わってきます❤︎

仔犬の四季(冬) IMG_3646
仔犬の四季(春)

草花に さりげなく寄り添う虫たちもご愛嬌。
ぽかぽかと季節の陽だまりが  仔犬たちに降り注いてきるようです。
あたたかな眼差しで仔犬を見つめる 作者の愛情が感じられる 4点ですね。

『舞い散る』
羽にデザインされた花のようなレースの様な模様が 何とも繊細で美しい 蝶の作品。
シンメトリーなようでアシンメトリーなデザインも素敵。

 

装飾ミニフレームの4点。
お猫の『ティータイム』は、カップを左右に持ち お茶時間を楽しむ猫がキュート。
1つ1つ鋏でカットされた小さな作品が身近に飾られていると 毎日癒されそうです

はしもとゆみ
広島県出身 兵庫県在住。
『はさみの切り絵1日講座』のカルチャー受講をきっかけに、”はさみの切り絵”と出会う。
切り絵図案などを切ることから始まり、自ら図案をおこし作品を制作する事を覚え、
以来 関西を中心にグループ展や公募展で作品を発表している
Twitter  instagram


最後のご紹介は こはるさんです。
2F Spaceのウエルカム作品として選ばせていただいた作品『ファ〜』。

満月の夜空、小鳥の上から枝垂れる青紅葉 その繊細な陰影や遠近の表現
柔らかな風合いは見事で、じっくりと時間をかけて丁寧に描かれた様子が伝わってくる作品です

Space左手のこはるさんの作品コーナー。

こはるさんは これまでONO*公募展に2回ご参加くださっています
色鉛筆やパステル、クレヨンなどの画材で制作される作品には、いつも

温かな想いや願い、喜びや悲しみなどの情緒を感じます。
公募展の度に彼女のココロの世界がやさしく伝わる 魅力的な作品を拝見できて嬉しく思います。


私にとっていちばん身近な画材 色鉛筆。
もう ずいぶんながい付き合いになりました。
今回の公募展は3回目の参加となります(2018,2019,2023年)
日頃から好んで描いている星や鳥、猫。
描いてみたかった蓮。
今回はクレパスを使用したイラストもあります。
コツコツ描いてきたものが、こうしてお気に入りのこの場所で
展示できて嬉しいです!
一時、この作品たちと過ごしていただけたら幸いです
こはる twitter


IMG_3610前期の4名は、水彩・切り絵・マクラメ編み・色鉛筆 、
それぞれの手法で表現された”my favorite”作品をご提供いただきました。
暮らしも環境も生き方も 好みも違う方々ですが、1つの空間に集まった作品は
とても相性よく、笑顔で手を繋いで共演されている様な、魅力的な展示となりました。

共通して感じることは、この作品を制作している”過程”が楽しくて 好きであること。
コツコツと時をかけて積み上げ、自分なりの表現方法を見出し、

「幸せな気持ちで、見る人も幸せになってもらえたら」という気持ちが伝わってくること。

ぜひ 新緑のお散歩の折、愛情あふれるSpaceへお立ち寄りください🌿


ONO*Competition2023
my favorite -私のお気に入り-
5月11日(木) – 7月1日(土)
前期:5月11日 – 6月4日  後期:6月8日 – 7月1日
12:00 – 18:00/金曜日は13:00 -/ 月火曜定休 /最終日は 15:00まで

<出展作家のご紹介(あいうえお順)
淺田ようこ(水彩画) – 前期
梅原 嘉子(マクラメ編み) – 前期
こはる(クレパス・色鉛筆画) – 前期
 はしもとゆみ(切り絵)
*・・・・・*・・・・・*・・・・・*・・・・・* 

 

 

1F Space 初夏のオーダー&セレクト展ご案内

〜🍃🐦ONO*1F Space 初夏の企画イベントご案内🐦🍃〜

1F Spaceでは 5月11日よりONO*オリジナルイベントを開催いたします

 

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1F Space
Special Order Permanent exhibition
ONO*オーダー&セレクト展
5月11日(木) – 6月4日(日)
6月8日より引き続きコーナー展示
12:00 – 18:00 月火曜定休 祝日はOPEN 金曜日は13:00〜
6月7日(水)は展示替え休館

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ONO*が特別にオーダー制作頂いたセレクト品をメインに、
いつまでも愛着を持てる品々をご案内する1ヶ月です。
作家が1つ1つ心を込めて生み出したアイテムで、
見て・手にとって 手作りの温もりや魅力 そして
特別感を味わっていただけたら嬉しく思います^^
〜ご案内の作品は OnlineShopへも出展予定です〜
 
🍀6月8日よりSpaceを縮小したコーナー展示での開催を予定しています🍀
 
puku

PUKU*
人気のオリジナルトートバッグを始め、スマートフォンポーチなど
ONO*からの要望に合わせて制作いただいたアイテムが到着します⭐︎
上質な生地に、森祐子さんの自ら刷られた愛くるしい銅版画が癒されます


 

Keiko Iwata
岩田けいこさんの 色ガラスが美しい お部屋に柔らかな光をくれる小物たち
今回はセレクト展のためにご提供いただいたミニフレームやアイアンスタンド
をはじめ、ONO*セレクトのLEDランプ、ウォールアクセサリーなどをご紹介。


 

Grass Art aoitori
ONO*では2回の展覧会を開催された繰井みちるさんの「和らぎ」を感じる
ガラスのアクセサリーたち。今回はONO*からのオーダーを受けて制作して
いただいた作品たちをご案内いたします。


 

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* その他 ONO*セレクトご紹介作品・製品 
  元橋みぎわ 陶器のアクセサリー
  tao.tao  フエルトオーナメント
  jumelle  刺繍のアクセサリー
  和知 篤司  吹きガラスのグラス
  ONO*オリジナル(扇子・紙製品)
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全てOnlineShopに出展いたします(新入荷作品は準備出来次第の出展となります)
会期中はsnsにて作品のご紹介記事を投稿して参ります
是非 楽しくご覧ください♪

 

 

2F Space Fun Teachers! 開催🎨

桜満開も過ぎ、早々と初夏を思わせる空気も感じる4月🌿
柳の馬場公園の藤棚は見ごろとなりました。

棚の下へ潜ると、ふんわり芳しく良い香がして心地よい風の音に夢心地です🍃

さて ONO*Spaceも春の後半戦へと突入です⭐︎

1Fに続き、2F Space もいよいよ始まりました⭐︎
今年で2回目となりますONO*企画「Fan Terthers! – Artを教える4人の先生展 -」。
今年は公募展にご参加いただいた方だけだなく、
ONO*のSpaceにて自主展を開催下さった先生にもご参加いただいて
ますます魅力的に幅が広がりました。


春の日差しが優しく射し込んで明るいSpace。

2Fへ上がる入口壁面に飾っていただいたパネル作品は 則武千鶴先生の作品『桃の花』。
ふんわりと優しく女性らしい面持ちです。

則武先生は京都で絵画教室「アトリエ セン」を主催される色鉛筆作家さん。
今回の「Fan Teachers」展では大作の花作品ほか小作品ふくめ7点をお持ちいただきました。

色鉛筆とは思えない柔らかな質感の植物画を描かれます。
しなやかな枝振りの「季(すもも)」「キンキマメザクラ」「エドヒガン」
すっきりとしたフレームに収められて、爽やかな山の空気を感じます


欧風でアンティークでな雰囲気のフレームにおさまった植物画は、
たなかあゆみ先生の刺繍作品と相性が良く、近くの左手のガラス棚に展示。

「ビオラ」 「ユイヨウボタン」


「冬いちご」

則武先生の絵画教室 atelier Sen は、ONO*からほど近い京都市内の一室。
大人はもちろん、子供教室やオンラインレッスンも開催されています
年一回行われる生徒さんの絵画教室はONO*2F Spaceにて今年も9月に開催予定です
atelier Sen 色鉛筆教室web

「Fan Teachers! 」スタートして早々の週末には
初心者向きの体験ワークショップを開催いただきました。
色鉛筆を使った事のない方も入門編として、作品を鑑賞しながら楽しくご参加されていました
ONO*ではいつも好評の色鉛筆ワークショップ。
則武先生の教室「アトリエ セン」では常時 色鉛筆画体験の受付をされています☆
是非お気軽にお問合せ下さい🍀


 

Space左手のコーナーは林高子先生の新作含めた作品をご案内いただきました

昨冬の「ふたりのカレンダー」展でもご提供いただいき好評だった『デルフィニウム』。
ブルーの清楚な花束は爽やかな初夏の香がしそうです

開催直前に仕上がったという「白詰草」。

小さな花びらもきめ細かく描かれて 本当に繊細です。


作品をプリントしたポストカードも販売中⭐︎


今回のFan Teachers!展では『 水彩で描くボタニカルアート』ワークショップを開催くださいます⭐︎

まず 先生の3作品「八重桜」・「いちご」・「ビオラ」の中から
描きたい作品を選んでいただきます

ワークショップの手順を画像でご紹介いただいています↓






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先生の作品を描けるので、絵を描く事が苦手な方も素敵に水彩の使い方を体験する事ができます
好きな色をえらんだり、先生の作品に近づけたり‥直接アドバイスを受けながら仕上がる体験のひととき。是非この機会にチャレンジしてみてください♪

主宰されている絵画教室。身近にある季節の草花や果物を気軽に描く「アトリエパレット」では、
絵画の基礎となる鉛筆デッサンから学びます。軽いタッチの水彩画から、細密な植物画まで いろいろな作品制作を楽めます。鉛筆の持ち方から丁寧に個人指導してもらえる初心者向きの空間です。

『アトリエパレット』 神戸市灘区水道筋1丁目41
内容:鉛筆デッサン・色鉛筆・透明水彩
開校日:毎週水曜・木曜(午前の部 10:00〜12:00/午後の部 12:30〜14:30)
月謝:¥4,500 月4回(画材代別) 
講師:林 高子 京都精華大学造形学科日本画卒業 教員免許取得。
お問合せは 林高子さんのSNS DMへ
Facebook @アトリエパレット
instagram @hayataka200

 


Space中央のアーチ棚とその周囲に展示いただいたのは
たなかあゆみさんの刺繍作品。

この春 ONO*で初個展を開催された たなかあゆみさん。
「Fun Teachers!」展では ハーダンガー技法とドローンワーク技法の大小作品
全26点をご提供くださいました。

レースかと思うほど繊細な穴模様。ノルウェーの伝統技法 ハーダンガーは
西南海岸に面したの地域の名前が由来の刺繍技法。
民族衣装「ブーナッド」にも多く使われています。

平織の糸を抜いて、刺繍糸でかがり 透かし模様を作ります。
仕上げの縁取りもキュートでじっと見つめていたくなりるコースターなどの敷物。
手触りの良いリネンに風合いのある刺繍糸の組み合わせは仄かな色彩が素朴で温かです。 

個展直後の企画展参加にもかかわらず、新作もお持ちいただきました。

たなかあゆみ さんが主催する 刺しゅう教室「Lys」

カリキュラムなどは設定せず、自分のペースで好きな刺繍のレッスンを受けられます。
刺繍が好きな方、おしゃべりが好きな方、習い事好きな方、やる気だけは充分な方、
それぞれのペースで色々な方が楽しく通われているとのこと。

◇◆◇ 現在ご案内されているレッスン内容 ◇◆◇

🔸自宅アトリエレッスン: 2013年より滋賀県草津市内の琵琶湖博物館近くの
           自宅アトリエでの女性限定の刺繍のレッスン
料金:3000円(材料費別) 初回入会金 2000円
時間:10:00〜11:30

🔸プライベートレッスン:自宅アトリエでのプライベートレッスン
              お友達と、ご姉妹と、娘さん、お母さんと。もちろん
             お一人でも可能です。料金は一律。じっくり一人で
               刺繍を極めたい方、仲間とレッスンしたい方、どちらも
  対応させていただきます。
料金:8000円(3名様まで料金一律)(材料費別) 初回入会金 2000円
時間:要相談(午前、午後、夜と対応)(レッスン時間は1時間半)

🔸出張レッスン: ご希望の場所まで伺わせていただいてのレッスン
              初回のみ自宅アトリエにてレッスンの場所や内容を相談します。
料金:4500円(材料費別)(別途交通費をご負担) 初回入会金 2000円
  *長距離出張料をいただきます(人数により割引あり)
日時:要相談(レッスン時間は1時間半)

その他、滋賀県内の雑貨店、滋賀、京都のカルチャースクールでも受講できます。
㈱カルチャー 醍醐教室 第2火曜日
JEUGIAカルチャー イオンモール草津 第4火曜日
◇◆◇
その他の詳細・ご予約やご質問は
たなかあゆみさんのインスタグラム @cat.field.sew DMへ。
 
◇◆◇



最後は田島春美さんの作品をご紹介。
2F Spaceに上がり1番にお出迎えしてくれる作品『ほころぶ』。

「ヒヤシンスは好きな花のひとつです。毎年11月ごろに球根をたくさん購入して
水栽培をはじめます。白く細い根が張り始める様子や葉の中に硬い蕾を見つけ
蕾が大きくなる様子を冬中観察するのがとても楽しみです。綻びはしめた蕾の
グラデーションには美しい花を咲かせるエネルギーが詰まっている神秘を感じ
一番好きです。時には水栽培の水が凍ってしまうほど寒い我が家ですがヒヤシンスが
綻び始めると長く寒い冬の終わりを感じ春の気配にワクワクしてきます。」

 

そして Sapce左手 北側のコーナーに田島さんの小作品を観ていただけます

『花曇り』
「ウォーキングコースに咲く枝垂れ桜。
街中の桜が満開になる頃に山の桜はやっと蕾が赤く膨らんできます
いつまでも桜を楽しめるのは嬉しいです。」

京都真如堂 本歌「燈明寺石燈籠」
「京都のお寺巡りは以前から好きでしたが、漠然と風景の美しさを鑑賞するだけでしたが。が 近年庭の構造や美しさのしかけ等にも興味を持ち始めたことをきっかけに、灯籠の歴史などを調べてみるようになりました。興味を持ったら描いてみたくなり2019年の春学生時代に訪れた事のある真如堂を久しぶりに訪れた時に撮った写真もとに描きました。何百年も昔の方の精巧な技術に感動しながら、この灯籠がたどった歴史に思いをはせながら描きました。」

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「信濃 あじさい寺 弘長寺にて」
長野県松本市南部にある赤本山 弘長寺は あじさい庭園が見事です。
昨年は運良く丁度見頃に行くことができました。
90種類の中から線香花火が弾けるようなガクアジサイを描きました。」

京都で出会ったグラス 京都で出会った 水筒

学生時代を京都で過ごされていた田島さん。
右の水筒はそんな学生時代に惹かれて購入した今でも大事にされている物なのだとか。
大人になり ふたたび京都でグループ展をしたギャラリー1Fのアンティークショップで購入したという
お気に入りのグラス。
風合いのある赤とグリーンのミニフレーム 2作品です。

<田島春美 WORKS> 


グラフィックデザイナーとしてもお仕事をされていた田島さん。
これまでの作品に加え、今回ご出展下さった作品と その解説を纏めたファイルをお持ちいただきました。色が少しづつ入っていく様子を窺い知る事が出来て

とても分かりやすく楽しいです。

<生徒さんの作品集・教室展の風景・オリジナルテキスト>

色鉛筆の絵画教室ではとても分かりやすく観て楽しい自作のオリジナルテキストを使用してレッスンされています。

「基礎から楽しく 色えんぴつ画(NHK文化センター松本校)」
準備も片付けも簡単な油性色鉛筆で好きなものを描きながら色々なテクニックを身につけて頂いています。絵画初心者の方でも道具の使い方から形の捉え方、表現の仕方、構図など基本的なことから分かりやすく指導し、描く事を楽しんでいただけたらと思っています。

田島春美さんは カルチャー講師のほか 通信講座も開講されています
月に1〜2回テキストとサインプルの写真を送付 それを仕上げて返送いただきます
お問い合わせ・ご質問は 田島春美さんの Facebook@アトリエ色えんぴつ まで



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春らしい華やかで女性らしい絵画と刺繍の作品展。
先生方4人の共演はGW明けの5月6日まで。
新緑とお花見散歩のお帰りに、是非お立ち寄りください♪

2F Space 第5回公募展のご案内🌿


🌿 初夏の2F Space 企画展のご案内 🌿
新緑の美しい5月11日より ONO*2F Space 恒例行事となりました
ONO*公募展を開催いたします
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ONO*Competition2023
my favorite -私のお気に入り-
5月11日(木) – 7月1日(土)
前期:5月11日 – 6月4日  後期:6月8日 – 7月1日
12:00 – 18:00/金曜日は13:00 -/ 月火曜定休 /最終日は 15:00まで

ONO*第5回公募展。
昨年末に募集をスタート、コロナの影響によりご参加を延期されていた
作家さんを含め、9名の方にエントリーいただきました🌟

それぞれの技法と表現方法で、
2F Spaceに思い思いの作品をお披露目くださいます
✨ 今年のテーマは ♡ “my favorite” ♡
” 私の好きな、お気に入りの “ 
風景・食べ物・音楽・色・ひと・こと・・etc・・・

どうぞ皆さんの “好き” が溢れている
ハートマークいっぱいの満ち足りた空間をお楽しみください

 

<出展作家のご紹介(あいうえお順)
 浅井マリ(色鉛筆画/アクセサリー)- 後期
淺田ようこ(水彩画) – 前期
梅原 嘉子(マクラメ編み) – 前期
こはる(クレパス・色鉛筆画) – 前期
 仁谷 文代(タティングレース)- 後期
たがわゆきお(水彩画スケッチ)- 後期
はしもとゆみ(切り絵)
Vanilla Heart(ハニカムペーパークラフト・ガラス工芸)- 後期
耳なしくま(UVレジン、岩絵具等、色鉛筆、石、絹糸)- 後期

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1F Space春の企画展開催🌸

 

ONO*近くの柳の番場通りの枝垂。 ゆったりとポカポカ陽気を楽しむ人々。
今年は早々と 3月に満開となりました。


裁判所前から 富小路、小学校までの枝垂桜の並木も早々に満開。
今朝の道は花びらの絨毯で彩られています


4月1日 いよいよONO*Space 2023年 企画展 開催です⭐︎

今年のスタートは、
刺繍作家 monshieさんと ONO*店主 コラージュ作家 おのみちこによる
1F Spaceでの春の新作展となります。

monshie  × onomichiko
INTENSION / EXTENSION

4月1日(土) – 5月6日(土)
12:00 – 18:00 最終日は15:00まで
月火曜定休 / 4月9日(日)展示替え休館

<ご案内状 休館日訂正のお知らせ>
ご案内状裏面に「4月8日(日)休館」と記載がございますが
9日(日)休館」の誤りです 訂正にてお詫び申し上げます


 刺繍作家 monshieさんの intension – 内包世界 –
おのみちこ の具象的な extension – 外苑世界 –。
対象する二人の表現感の共演は、ほのぼのとゆったりと‥春らしい生命が息づいている
とても調和した世界なのです⭐︎

monshine 「fantasy spirit」
monshieさんは今回で3回目のご提供になりますが

ますます繊細で魅力的な作品。
その中には彼女からの素敵なメッセージがこもっています。


28点ご提供いただいているブローチ。気軽に身に着けるアクセサリーではありますが、
いつも鑑賞していたいその作品としてフレームに入れて飾ります。
こちらのBlogでも その中から幾つかを monshieさんの言葉を添えてご紹介いたします

『subete』
思考が現実をつくる、とよく聞きます。とすると、すべては私の中にあり、あなたの中にある。
ですが、外に現れようと現れまいと、好きなことを好きに感じる、それは自由自在で楽しいです。
過去も未来も時間も宇宙も、絶大無量に自分自身。亡き人々も内包し、精霊や神さまと踊ることもできるsubeteが私たちにあると。

『山を飛び河に遊ぶ』
人知れずある山の神社です。それは森の中にあり、谷に下って行きます。河の音強く、杉の木に囲まれ、たくさんの石に見守られています。強い自然の力を感じました。神聖さと畏怖。

いまはこぎいでな』
「熟田津に船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」万葉集 額田王斉明天皇が出兵の際、伊予の湯に立ち寄り、にぎたつの港から出発するときの様子を詠んだと。潮も満ちた、今が出発のときだ今、神風はこちらについた、とでも言うように凛とした強さを感じるのです。松山にゆかりなので、昔からそばにある歌です。歌には呼び込むような力がありますね。

『日光月光と息する』
息。生きること。呼吸すること。私たちは、出会う人や出来事が日々ちがえどくりかえす宇宙の理の中で生きています。潮の満ち引きや、昼と夜、吸う息吐く息。私たちの中には、知らずとも組み込まれ、理と共に生きているのだなあ、と。

『光明のひとさし』
徳島の伊邪那美神社へ。私は前から神話にあるイザナミがかわいそうでなりませんでした。見られたくない姿を見られたあげく祓いの対象のようにされて。黄泉の国の住人となっても、国生みの母です。神社には大きな銀杏の木がありました。垂乳根の母のイザナミだと思いました。イザナミさんに、美しく作ってあげるからねと約束して作りました。髪には金の銀杏を。(その後、近くのイザナミさんがいる神社にご挨拶に行き、作りましたよ、と。それから旅先で行った白山比賣神社でまたイザナミさんに会い、その時のイザナミさんに「もう大丈夫ですよ、ありがとう」と言ってもらえた気がしました)

『たれそのもりな』
旅先で出会った小さな神社です。
箱庭のような境内は、静寂と光の中でした。木も苔もやさしく、美しかったです。
御祭神はわからずですが、しらぬまま、ありのまま、癒しの恩恵にあずかりました。

自凝兎の百花春』
淡路島の自凝島神社(おのころじま)で、「自分に凝る」という字にハッとして、教えられたと感じました。そうして生まれた兎です。自分に凝った先には何があるのだろう、わからないけどこの兎のように楽しみながら跳ねていったら思いがけない自分になったりするかもしれませんね。
…………

monshie作品は 会期中に限り、OnlineShopに出展しております
ご発送は会期後となる作品もございます

刺繍以外にもビーズやスパンコールを使用して作られた作品を
引き出しショーケースに見ていただいています

ビーズやスパンコールを使用して1つ1つ丁寧に作られたピアス・イヤリング
新作16点です。

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*会期中はブローチ、耳飾り共に 
Online Shop にて作品をご案内中です🌟
直接お越しいただけない方へ 是非ご覧ください♪


onomichiko 「コラージュリング」
Spaceの壁面と木製棚には おのみちこのこの春の新作コラージュを展示。

IMG_9779春夏秋冬 一巡り。ONO*Spaceは今年 10周目のトラックを歩みます。
Oと0、まあるい形、穏やかなサイクルリングをテーマに、
四季の草花と生物をリース形にデザインした作品、
新作含め10点ほどをお披露目しています。


IMG_9768木製棚には 小フレームに加え、桜を中心に草花を施した小箱を。
この春に開催したコラージュワークショップでも皆さんに制作いただいたモチーフ、白詰草やスミレのモチーフも登場しています。



会期はGWも開催の5月6日まで。春のお散歩帰りにぜひお立ち寄りください♪

 

monshie  × onomichiko
INTENSION / EXTENSION

monshine fantasy spirit」
onomichiko 「コラージュリング」

4月1日(土) – 5月6日(土)
12:00 – 18:00 最終日は15:00まで
月火曜定休 / 4月9日(日)展示替え休館

<ご案内状 休館日訂正のお知らせ>
ご案内状裏面に「4月8日(日)休館」と記載がございますが
9日(日)休館」の誤りです 訂正にてお詫び申し上げます

2F Space 刺繍作家 たなかあゆみ個展「are you me?」開催中


ぽかぽか 今年は早々にお花見日和の京都となりました🌸

ONO*Space いよいよ2023年のスタートです🌟

2F Spaceでは 刺繍作家 たなかあゆみ さんの自主個展
『are you me?』が 26日まで開催されています
初個展という事でSpaceはお祝いの花々が作品を盛り立て華やかです

– 6日間の短い会期ですので、店主 i-phon撮影のつたない画像ではありますが、
駆け足でご案内Blogを書かせていただきます –

「このたび ささやかながら刺繍を中心とした。アートワークの展覧会を開催する運びとなりました。お時間ございましたら ぜひお立ち寄りください。」


たなか あゆみ さんは 滋賀県と京都市で刺繍教室を主催されている刺繍作家。
自ら勉強して刺繍全般を熟し、10年前に活動をスタートされました。
刺繍の本があまり売られていなかった時代には 洋書の古本を求めて勉強し、
特に ノルウエーの伝統工芸ハーダンガー刺繍に魅了され
その魅力をより多くの方々に知っていただける様にと作品を制作されています。

今回は全て自分で生み出した図案により制作された刺繍作品をお披露目とのこと。


Space左手に飾られて散るのは韓国の伝統ポシャギ。
リトアニアリネンとモシで作られた作品を見る事ができます。


浅葱色の美しいリネンに刺繍が施されているのは
イタリアの刺繍 ドローンワークの敷物。
布目の横糸又は縦糸を切り取り、刺繍糸で独自のステッチにより透かし模様を作っていきます。
ナプキンやハンカチーフなどに施されているさりげない縁のステッチもドローン刺繍です。

淡い曖昧な色彩のリネン生地が何とも魅力的なドローンワークの敷物。
中央にはお花の様な連続模様と縁のフリンジが素敵です。


アイボリーの作品はイタリアの刺繍 アジュール技法の敷物
布の糸を引いて束ねて模様を作っていく 繊細で手技のいりそうな細工
白い生地に白い糸、という風に同色系でまとめる事からレースの様な織り模様を想わせます。

ハーダンガー刺繍の作品も多く展示されています。
小さく細かいステッチと均等な透かし模様にうっとり。
ノルウエーの民族衣装「ブーナッド」にも多く使われています。


ハーダンガーは西南海岸に面したの地域の名前が由来の刺繍技法。
平織の糸を抜いて、刺繍糸でかがり 透かし模様を作ります

また 刺すステッチもあり様々に組み合わせ 布と糸の色彩が相まって
て美しい風合いを生み出します。


Spaceでは使用される糸や道具、
そして その工程を順を追って説明された展示も見る事ができます

黒いリネンのアジュール技法の敷物に載っているのはハーダンガーのタッセル。
その右には 刺繍が出来上がり 最後に生地から切り離した状態の工程が解ります。

今回は活動10年を記念して これまで制作された作品の展示販売に加え、多くの刺繍技法の中から
その技術が分かるような制作過程や道具の展示もされるそうです。
ヨーロッパではその国ごとの刺繍技法があり、そのステッチで歴史や生活環境・文化が読み取れるとのこと。

様々な刺繍技法を熟知して制作されているたなかさん。
フリーステッチのキュートな小作品も魅力的です。
お教室では、生徒さんの要望に合わせた内容やレベルでの指導をされたり、
お子さんの絵をステッチして仕上げられる事もあるとか。

 

オーバルのミニケースや木枠の一輪挿しなど
アイデアのある小さな雑貨作品 温もりを感じほっと心が和みます


猫の形をした透かし模様がかわいい♡
ドイツのシュバルム刺繍という技法の作品。
ステッチした輪郭の中の糸を抜き、透かし模様を作っていくので
自由で具象的な作品が出来る技法といえます。

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こぎん刺しのアクセサリーやブレード作品も豊富に。
青森 津軽に伝わる刺し子技法の1つなので、和のイメージ強いですが
たなかさんが作るとヨーロッパの色彩になりますね。


その他 たなかさんコレクションのアンティーク作品コーナー、


 奥では たなかさん自ら手を動かしつつ お客さまをお出迎えされていて、
日々のアトリエの空気も伺う事ができます。

刺繍に興味のある方や、やってみたい方、また刺繍のことを知りたい方には必見の展覧会。
ぜひ お近くへお越しの折にはお気軽にお立ち寄りください


たなかあゆみ プロフィール:
滋賀県在住。ノルウエーの伝統工芸ハーダンガーに魅了されて
2010年よりヨーロッパの様々な地域の伝統的な刺繍技法で作品を制作。
京都・滋賀を中心に 刺繍教室Lysを主催。国家一級和装師。
@cat.field.sew



「are you me?」
たなか あゆみ Art exhibition
刺しゅうと いろいろ

3月21日(火祝)〜 26日(日)
12:00〜18:00/最終日17:00