2022年今年もよろしくお願いいたします🐯

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2022年1月1日のBlog


・For the NewYear・

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2022年の始まりです
皆さま 昨年はどんな1年でしたか?


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私はというと 、何とも  ”怒涛の1年”という感じでした
コロナ禍・緊急事態宣言・開催延期 中止・足の骨折・父の他界
怒涛な人生を歩んでいる私ではありますが  特に2021年は

 ひとつ大人になったような ( とっくに大人の歳ですが ; ) 気がしています

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明朗快活、鷹揚で存在感の大きいイメージだった父は
緩和処置の段階になっても その印象は変わる事なく、
自分の行き方を自分で決めて 一貫してゆらぐ事なく
私たちに惑わせたり 手を煩わせる事もせず、
「充分に生きた」と満足し 11月26日明け方  爽やかに旅立っていきました
お陰で私や家族は 終始笑顔で過ごす事ができています


 噛み合わないところもあり、理解し合えず深く傷ついたり
辛い思いをして許せる大人になれない自分に 悩み苦しんだ時期もありました。
ここ数年は一緒に過ごす環境になり、労る気持ちが勝り

苦しみもいつの間にか薄れつつありました

貧しく苦労をした若い時代から 上り詰めた所で しばらくゆったり過ごした後
そのままお空へ飛んで、
巳に今の時代に何の魅力も感じていない様子だった父は
きっと気持ちよく私たちを見下ろしていることだろうと
冬の空を眺めて思います

 


 

さてさて 新年は大雪に初まり🌅

喪中ではありますが おせちはしっかり頂きます⭐️
(組重が逆さまに映ってゴメンなさい)

今年も母の手作りに舌鼓😋


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新年のお薄も楽しみ🍵
スペースの片付け途中に駆け込んだご近所のお茶屋さん
柳櫻園の「大福茶」に、頂き物  若菜屋の「栗羊羹」でほっこり
こんな至福のひと時を過ごせる事にとても喜びを感じる元日です

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いつも やる事がいっぱいで  時間に追われ、忙しない毎日を送ってしまいますが

心穏やかに笑顔で過ごしたいと心がけて
しっかり大地を踏み締めて 転ばないように足元を見て
1つ1つの事を丁寧に手掛けていけたらなと思います

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 何よりも健康が一番
本年もどうぞよろしくお願いいたします🐯

 

2021_2_17アートな宝物と制作🎨

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2021年2月17日のBlog


〜昨年GETしたアートな宝物〜

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2月 金沢・富山への旅で絵付け体験した 九谷焼のコーヒーカップ
何だか不満足な出来ですが(^◇^;)  吹き硝子体験でGETした一輪刺しとともにSpaceで愛用中☕️

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ガラス工房で購入したパートドヴェールの指輪

富山のガラス美術館では ONO*にも来てくださった事のある
今井茉里絵さんのパートドヴェール作品を観る事が出来て感動しました。

パートドヴェールは 高価で手にする事が難しいと思っていたら
工房のShopで別の作家さん作の 手頃な価格のアクセサリーを発見★
色合いがなんとも魅力的でお気にりです★

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5月 村田画廊さんで開催された 故 村田茂樹先生のスケッチ画展。

村田先生の絵は大好きで、東京に居た頃は銀座の純画廊さんや
駒沢の一軒家の画廊(お名前を忘れてしまいました)へ観にいったりしたものです。
ポストカードやカレンダーが売られていた時もあり、(私でも買える!)と嬉しかったのを思い出す。
(いつか作品を‥)と思っていたのに他界されて悲しい気持ちになったのは2019年の夏。
村田先生は  大学時代の 私の中で唯一先生と思える先生でした。
先生は・画家は・絵だけではない人間も大切だと その姿で実感させてくれる
どこか心で感じ・通じさせてくれる 透き通る魅力の作家さんでした。

その存在は私の中に永遠に残っていく事でしょう。
スケッチ画なら私でも買えると勇んで村田画廊さんへ伺いました。
迷った挙句にGETしたのは「紫陽花」のスケッチ。
まだ実家の部屋に立てかけている状態で いつか何処かに飾りたい と、楽しく構想中^^。

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10月  上京区にある 「ギャラリーえがく」さんでのグループ展にて
この春コラージュ三人展を一緒に開催するオオナカミカさんのマフラーをGET!
魅力ある生地に手の込んだアップリケが遇らわれて何ともキュート^^♡
11月  ONO*からほんの5分ほどの所にある「レティシア書房」さんでの
ラトビアミトン展にて。北海道在住の編み物作家さんの色彩温かで様々な文様のミトンの中から選んだのは 一番程よく私の手にジャストサイズだった 淡いグレーと赤の指出しミトン。
可愛くて、持っている
冬服全部に合う色合いがお気に入り♡

 

保坂優子
12月 保坂優子さんの個展へ。
フク和ウチ」さんでの個展に伺えたのは3回目‥くらいかな。
いつもそのセンスの良さと巧みな表現力に魅了される額装をGETしたのは4点目。今回は朱赤の入った銅版画。クリスマスの日に取りに行って、そのまま忙しない毎日に突入したので まだじっくりと眺められておりません。。

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こちらも一目惚れした絵付け皿。陶芸・ガラス・銅版と、本当に多彩なアーティストです。
どちらも早く良き場所に飾って ゆったりと眺めたいなあ‥



Onine企画展と並行して コラージュもマイペースに制作中🎨

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この春の三人展にも新作を出せたらと思い、
2022年カレンダー絵と併用できる図案を構想。
出来れば2月 / 5月 / 9月/  12月絵を仕上げたいと思っているのだけど‥
なかなか手が遅い私は1つの作品に時間がかかります・・

実は昨年夏、首に違和感があり医者に診てもらったところ
頚椎の形が変形し、今流行りのストレートネックどころでは無い反対向けに曲がった状態との事😱
長年の”職業病”と言ってもいいかな^^;  医師からのアドバイス「長時間下を向いて細かい作業をしないように🍀」という事で、コラージュなどの制作時間に制限が必要な状態になったので
ゆったり 少しづつ 首に負担の無い様に進めています^^。

冬の絵 散歩中に目に焼き付いた風景の切り抜きをコラージュ❄️。

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ガーゼ生地をパネルに貼り、グレー濃淡に染めた和紙と
20代に着ていた茶色いジャンバースカートの生地を木の枯れ枝に見立ててカット✂️
枝の感じは下書きほぼ無しで散歩中に観た記憶を辿りながら。

野鳥は お腹のオレンジが可愛いジョウビタキちゃんをチョイスです🕊


5月絵は 昔むか〜しの図案を引っ張り出してコラージュへリメイク。
原宿ペーターズギャラリーでの初個展『十二ヶ月』の5月絵として制作した作品
『燕ペイズリー』。



色画用紙に1色筆描きで仕上げた作品を元に、インテリアファブリックのお仕事をした際、
プリント生地に提案した事がありました。

残念ながら試作品のみ作っていただき、その先へ進みませんでしたが
個人的には大好きな絵柄なので 是非とも復活させたいと思っていた引出しの1つ。
ペイズリー模様は よく観ると自然のモチーフが繊細に詰まっていて魅力的な文様。
研究生時代、就職が内定した勤め先の社長から「1つお仕事をしてください」と、

島根県津和野にある博物館「亀井温故館」の、いわゆるアートグッズのデザインを任された事がありました。
亀井家が受け継いだ大名調度品の中でも 19世紀ヨーロッパの染織や織物、壁紙などのコレクションが素晴らしく、そこにはペイズリー模様の物も多く有ったのを覚えています。
古ぼけた生地の奥に新鮮さも感じる独特な魅力に魅了された事を思い出す

繊細なペイズリー模様に観える様、ビーズや糸を使えるコラージュ技法にぴったりの題材だと楽しく装飾。
燕1羽づつに入れる模様を考えているうちに時間が流れて‥
これまた時間のかかりる作品💦

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夏の
終わりの絵 近くの菜園、ニラ畑をコラージュ。
実家の周辺は 菜園が多く、季節毎に野菜や稲が生き生きと育っている様子を観ることができる。
まだ残暑だけど少し過ごしやすくなっ頃、散歩の途中にある畑には小さな白い花がひっそりと
でもキラキラと みずみずしく満開に咲いていてホントかわいい。



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野鳥も多く飛んでくる中で、最近はハクセキレイが増えている様な気がする。
水辺に生息し、食べ物を探して畑や公園、時には家の庭にやってきてウロウロしているのを見かけていたのが、車道を横断したり駅のホームをちょこちょこ歩いていて、まるで雀や鳩のよう。

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ハクセキレイの色は白と黒のツートン。
スリムで小さいその姿は 少女を連想してしまう。
ニラの小さな花々や蕾は 二重にした襖和紙を小さくカットして。

お花畑で何か探し物をしている女のコ そんなイメージです👧

 

2020_2_18 冬の旅

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2020年2月18日

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2020.2.14 @21世紀美術館


気付けば2月も中盤を過ぎ、冬休み期間はあと1ヶ月。
はやい〜;; 時よゆっくり、走り去らないで‥
計画通りに進んでいるものの、詰めたスケジュールに何となく焦りを感じる‥
今回の冬の1番の楽しみだった2泊3日の小旅行。
年明けから計画し始め、この日をとても楽しみに過ごしていました☆


〜3Days  ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜

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2020.2.14@Kyoto Station

一昨年夏の  紬織り作家 足立真実さんのアトリエ兼お宅 1泊訪問 金沢旅行がとても良くて、
すっかり金沢好きになった私。ほどよい街の大きさ・移動の便利さや町の雰囲気に加え、
盛んな美術工芸にも興味を感じ、(次回は 工芸巡りの一人勝手旅で行こうかな…)と
年末あたりから何となく構想。タイミングよくONO*Spaceでの展覧会に来てくれた真実ちゃんが
「また来て来て!富山もいいね♪ 私もお休み取れたら一緒に過ごすよ!」とノってくれて♡ 
一人旅でなく二人旅になるかもしれないという嬉しい計画へと発展^0^☆

年明けフランスから帰国したばかりの真実ちゃんへ確認しつつ、
自分勝手に行きたい所をピックアップさせていただきました。

今回は ギャラリーを運営していながら何の知識のないオーナー兼デザイナーの、
ささやかな”体験の旅”にしたかったので 前もって工房を調べ、見学や体験の予約を取りました。

・・・と言っても  2泊で出来る体験は1日1つが限度。
少しでも手仕事のことを知れるといいな と思いつついざ出発です🚉

冬旅 1日目は 金沢へ
一昨年以来の金沢。冬は初めてなので雪景色を楽しみにしていたのですが
今年は
暖冬であたたかい 駅に到着したらほんのり曇り空に日が差してポカポカ

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まず駅からバスに乗って野町へ。九谷焼きの窯元「九谷仙光窯」

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明治3年から九谷焼に特化し、ろくろによる形成から絵付けまで一貫した手仕事で作られている工房。
まず工房を見学させていただき、簡単な行程を説明を聞く。
素焼きから絵付け迄の行程の多さに、焼物って気の遠くなる時間を経て出来上がるんだと痛感。
九谷焼は以前から好きだったけど、特別コレクションしている訳でもなく沢山の器を知っている訳でもないので、あらためて見ていると 様々な色目やデザインがある。
九谷特有の行程と絵の具仕上げる事で「九谷焼」となる訳ですが、その独特な色合いはやはり魅力的。

時代や流行、窯元によってデザインは 吉田屋風 飯田屋風 木米風 庄三風などなど
幾つかに分類されていて長い歴史ならこその奥深さがあるから重みを感じているのかもしれない。

子供の頃は古めかしい印象しかなかったけれど、
最近はアンティークな雰囲気を持ちつつ今に息づいていて、絵付けの図案によっては
コンテンポラリーにも気軽な民芸風にも可愛い雑貨風にも仕上がる変幻自在さにとても惹かれる。

 

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2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

さてさて、いよいよ絵付け体験。
こちらの工房では既に形成と焼き行程を経た 素地とよばれる白い器に
呉須(ごす)と呼ばれる赤い原料でデザインの線を描く骨描きのみ。
その他 上絵の「具施釉」は指定して職人さんに仕上げてもらいます。
九谷特有の赤い色。この色をメインに、硝子粉の色を後刺しするという訳ですね。
原料は硝子の板に硝子の乳鉢で水を刺しながら擦り合わせて面相筆に着け、器に描いていく。

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2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

体験アイテムは コーヒーカップを選びました☕
旅に出発する直前まで忙しく、全くデザインなど考えられていなかったので、
行きのサンダーバード車内で出力した金沢観光マップの裏にササーッと走り描きしたスケッチを元に。
鉛筆は焼くと消えるので簡単な下絵を直接カップに描く事ができました。

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2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

 原料の感触は 日本画の泥絵の具と似た感じ。
一度描いたら消せないけれど、上から筆を置いたらぼやけたり取れてしまいます。
手の油が着くと顔料が弾いて定着しないのでカップと底しか持てない…ので
何とも描きにくい💦 細い線など描けたもんじゃなかった。
細かい帯文様とか描こうと思ったのに ・・時間がかかり 焦りも出てきて手が震える;;

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2020.2.14 九谷仙光窯 絵付け体験

なんだこれ?・・・思ってた感じと違う描きあがり
まぁいいや 初めてはこんなもんで^^。。

取手は赤くしたかったのでたっぷり塗り、時間がないのでこのくらいで終了
仕上げの九谷焼の特徴である“五彩手”の中から指定して、本焼き後 届くのは2ヶ月後 とのこと。
マイカップで珈琲を飲むのが 今から楽しみ♪

*・・・*

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@東茶屋街

工房での絵付けに思っていたより時間がかかり夕暮れに。
駅に降り立っても工房に到着しても九谷に夢中になり 全く連絡しなかったので、

大学で連絡を待っていてくれた真実ちゃんに とても心配かけてしまいました🙇💦
野町まで🚗迎えに来てくれて、その足で東茶屋街へ。
江戸時代から栄えたノスタルジックなお茶屋街は、一昨夏にも 少しの時間立ち寄り、
「またゆっくり来たい」と思っていたので嬉しい✨

 

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@東茶屋街

昔ながらの老舗から、ギャラリーやカフェ、お土産物屋さんなどなど
金沢の観光地としていつも賑わっている一角だけど、この日はとても静か。
40分ほどの少ない時間だったけど、ゆっくり歩くことができました。

 *・・・*

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@21世紀美術館

その後は21世紀美術館へ。この日は夜8:00pmまで開館していたのでラッキー☆
この開放的な空間 ホント好き。

 

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lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館

そして展示空間も。 lab.4 SpaceSyntax を観賞。
 

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lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館
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lab.4 SpaceSyntax @21世紀美術館

今回も感度に刺激をくれる現代美術の作品に出会う事ができました
様々な独自技法や素材を操っての表現力の素晴らしさ、本当にスゴいパワーです・・・

*・・・*

image13_2 すっかりとっぷりと日も暮れて、館内のCafeでようやくまったり。
「もったいないパフェ」は、九谷焼の器に入ったソフトクリームとベリー、ワインのアイスクリームが美味でした♡

*・・・*

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DUB @片町

夜は片町へ。真実ちゃんが一度入ってみたいと思ってたというチェコ料理のお店『DUB』へ。

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前菜 @DUB


オーナー兼マスターは金沢生まれ金沢育ち。チェコで修行した後
故郷でOPENしたという 切り盛りするお店はこじんまりしていてとっても落ち着く。
寒い国なのでビールや煮込みが豊富。ドイツやフランスの温かい雰囲気がありました。

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茄子のコンフィ @DUB

 

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ミートローフ @DUB
 

チェコ料理店は日本に4軒くらいしかないとのこと。初めて食べるお料理はどれも美味しー☆
チェコデザインの素敵な器に出て来る素材豊富な前菜に、
ニンニクをこすりつけた揚げパンにコンフィやマッシュポテトの上に乗ったミートローフ、
ニンニクをこすりつけた揚げパンにコンフィ

 
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茹パン添え肉煮込み @DUB
 
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林檎のデザート @DUB

ビーフストロガノフを彷彿とさせる煮込みに茹でたふわふわパン添え、
最後はデザートに 林檎の生地包み焼き美味しかった〜♪
チェコのお話もたっぷり聞けて、気軽に行けない国への憧れも増す増す…の夜でした🌟

京都二条 ONO*Space店主・コラージュ作家 おのみちこのブログ
ギャラリーのイベント情報はONO*のホームページブログをご覧ください

〜3Days  ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜

藍染め紬
金沢では、今回も 真実ちゃんのお家にて1泊。
ホッとする和室に、藍染のタペストリーが窓からの光を通して温かな朝です。
少しゆっくりと朝食を取って、今日から富山方面へ向かう予定。
ホントは真実ちゃんの創作場である織り機のある部屋などを また見学したいところ‥
今回はぐっと我慢で お宿にのみさせていただきました。

 


 

冬旅  2日目は 高岡市へ

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2020.2.15 @高岡山 端龍寺

なんと 車を出してくれるという事になり🚗☆ 高速で1時間ほどで高岡市に到着。
まず始めに到着したのは高岡山 端龍寺(ずいりゅうじ)。
加賀二代目藩主前田利長に開かれた高岡市。
三代藩主前田利常によって建立された国宝・重要文化財に指定された美しい寺院です。
春〜夏には周囲に青々と芝生が生えてさらに綺麗なようです。
「木造烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)立像」という”トイレの神様”が印象的でした。

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端龍寺から前田利長公の墓所へ真っ直ぐに続く参道。

 

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2020.2.15 @高岡 味喜寿司

参拝の後はお寿司ランチ☆    安くてとっても美味でした!

*・・・*・・・*

 

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2020.2.15 @能作

さてさて、いよいよ今日の目的地 鋳物工場「能作」へ。
銅台金鋳物の産地として幅広い製品を手がける高岡市

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2020.2.15 @能作

工場らしからぬデザイン的な建物に入ると、
柔らかいフォルムに様々な色合いの真鍮がディスプレイされた
洗練された空間を抜けると

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 博物館か美術館のようなエントランス。

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高岡銅器は前田利家が慶長16年に鋳物工場を開設。
以来400年近く経った今も、銅台金鋳物の産地として
インテリア雑貨から野外のプロバンス像まで
幅広い製品を手がけているのだという事です。
そんな高岡市の代表的な鋳造技術を体験きるという事で ワクワク☆

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2020.2.15 @能作


壁一面に展示された原形の型の数々。

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そのフォルムや装飾が見事で思わず1つ1つ眺めてしまいます。
私自身は、このような出来上がりのデザインを構想する立場として仕事をしてきているので
職人的な型作り作業をするのは苦手な分野。さてどうなることやら‥

 

image1_10エントランス左手にShopとCafe、そして体験工房があります。
まるでお洒落なオープンキッチンのよう。こちらで鋳造ちゅうぞう(熱し溶かした金属を
鋳型に流し込み、製品を成型する方法)工程の1つ、鋳型作りを体験しました
少量の水分と粘土を混ぜた鋳物砂を木型の周りに押し固めて鋳型をつくる鋳造法。
アイテムは小皿をチョイス。その他にカップやぐい呑・チャームなどがありました。

 

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2020.2.15 @能作 鋳物体験

木の枠に金枠を置き、砂を入れて型を作っていきます。初めて見る独特の工程。
隙間が出来ないように形成するのは息がつまる緊張感。
手も周囲も砂だらけ;(なので、途中の写真は全く撮れずでした^^;)
砂を型に使用するのは、再生が容易で生産性に優れているからとのことでしたが、
今もこの手作業を 1つ1つ 機械を使用せず職人がしていると聞いてびっくり。
 

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時間以上かけて型作り完成。いよいよ金属を流し込みます。
460℃の錫がグラグラと焚かれた鍋が並びます。

 

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2020.2.15 @能作 鋳物体験

金属の液体は滑らかでキラキラと艶やかで、(これが様々な形へ変化していくのか‥)
と思うと 色々と想像力高まります✨

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 流し込まれた後は、あっという間に固まり、取り出す作業は
これまた型を作る工程と同じくなかなかの緊張感でした。
まだ温かくて少し柔らかいお皿 切り離した部分を電動ヤスリで研ぎます。

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2020.2.15 @能作 鋳物体験

最後はサンドペーパーで磨き上げ、刻印を押して出来上がり☆

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2020.2.15 @能作 鋳物体験

ONO*Spaceのロゴを記念に😊

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記念写真(笑)二人とも嬉しそう^^
良き思い出になりました☆

 *・・・*・・・*

〜3Days ’20冬の金沢・富山 体験の旅〜
 3日目は 富山ガラスの街へ

5-01-644x483高岡で鋳物体験をした後は、富山の中心街へ🚗。ホテルをチェックインし、
街を散策した後 海鮮ビストロにて夕食。生牡蠣や海鮮のイタリアンを堪能しました。
今回取ったホテルは温泉付きだったので 夕食後は大浴場でたっぷり温まりました♨
日頃はついシャワーで済ませてしまう生活。こんな時ならこその贅沢時間です。

 

2020.2.16 @富山ガラス美術館

最終日は 朝からホテルの近くにある富山ガラス美術館へ。
実は富山はガラスの街なのだそうです☆

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2020.2.16 @富山ガラス美術館

  30年前から盛んにガラスの街づくりに励んでいるという富山市。
作家を目指す学生の育成や、ガラス作品の発信の場として取り組んでいるとのこと。
美術館があるのは 隅 研吾 氏が設計した再開発ビル 「富山キラリ」。
素朴な街中に馴染んでいながらにして ガラス作品のようにキラキラと 斬新な建物。
富山の産物である硝子・アルミ・石が陽の光に反射する事で輝きを放つ自然な魅力を
醸し出しています(写真撮れなかったので美術館のIGより拝借しました)。

 

2020.2.16 @富山ガラス美術館

内装は筒形。富山産の杉とガラスが使用された開放的な空間。

2020.2.16 @富山ガラス美術館

隣接の図書館・児童館も開放的で落ち着く空間。
外からの光が沢山射して、ホッと温かさも感じました。

最近は このような開放感を重視したショップや施設が多いなと感じる。
別フロアーとの境がなく誰が何をしているのか分かるような‥ 森や自然の中に居て、
それぞれの居場所へ自由に飛んで遊んで行ける様な‥。今の時代に足りなくて、
まるで人々が無意識に求めている理想型のような空間造りなのかもしれない。

時季的に特別展や企画展は開催されていなかったので、常設とコレクション展を観賞。
どの作品も硝子の温かみを感じるスバラシイ作品でした。特にグラスアートガーデンは必見✨

 

ミュージアムショップで楽しんだ後、カフェでランチ。

2020.2.16 @富山ガラス美術館

カフェの窓から富山の街の様子を眺て。
富山がこんなに程よく拓けた街だとは知らなかったなぁ・・

お城や寺院 公園のある 小ぢんまりとした繁華街に 時折路面電車が通り過ぎ🚉
建物の間に
霞と立山がうっすらと観えて 何とも落ち着きます。

今回の旅行では金沢も富山もコロナウイルス感染を懸念してか観光客が少なめ。
いつもなら並んだり入れなかったりする場所も 澄んだ空気が流れています。

ほのぼのと、ゆったりとした時間が過ぎる街は、
(こんな所にしばらく滞在したいなぁ)と思わせる魅力を感じました。

2020.2.16 @富山ガラス美術館

お麩屋さんカフェらしく、おすすめお麩三昧のランチを楽しむ🎶
生麩美味しかった♡

*・・・*・・・*

2020.2.16 @富山ガラス工房

  ランチの後は、🚗でガラス美術館から少し離れた富山ガラス工房へ。
ガラス造形研究所・個人工房・ギャラリー・カフェそして
体験のできる第二工房があります。

2020.2.16 @富山ガラス工房

六角形の建物ガラス第二工房。いよいよ吹き硝子体験☆
吹き硝子の見学をした事はあるけど、実際に手に触れるのは初めて
とても楽しみにしていました。

 

ガラスの色見本や出来上がりサンプルを観ながら
30分くらい時間をいただいて、作るアイテムと形、色彩、模様の感じなどを
構想。
今の時季はおひな様もつくれるようです🎎

2020.2.16 @富山ガラス工房

私は一輪挿しにチャレンジ。
(と言っても危ないのでほとんど制作スタッフの方が補助して下さるんですが…)
1,200~1,400℃の炉から熱で溶かしたガラス原料を棒(吹き竿)で掬い巻き付けて取り出し、
希望していた色を付け、鉄や紙などで出来た道具で整えながら息を吹きかけて形成していきます。
1回目の息は沢山吐いて。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験

熱で真っ赤なガラス。キレイです…✨
波模様を入れたくてクルクルと回しながら雰囲気を確認。

1つの作業をする度に、炉で熱を加えて の繰り返し。
とても体力のいる行程。そして何度もやらないと掴めなそうなコツが必要
正に職人技です。

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2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験


棒から衝動を着けて切り離し、ピンポイントで火を当て滑らかに。

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2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験


丸みのある花器。ふっくらとして気泡も入って
思った様にできあがりました☆
この後 約500℃の別の炉に入れてゆっくりと冷ましていきます。

2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験

次は真実ちゃん。
少しづつ理想形になっていく様子がを観ていると面白くて飽きない

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2020.2.16 @富山ガラス工房 吹き硝子体験

スッとした台形の花器 キレイ🌟
淡いブルーの波模様は涼しげで 彼女らしい印象です

冷まされ 完成した状態は1週間後。届くのが楽しみです^^🎶

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富山ガラス工房 Shop&Cafe

体験の後はギャラリーショップへ。硝子作家による様々な技法で作られた
日常使いの器や人形、アクセサリーが豊富に展示販売されていました
どの場所も  手作業で生み出された温かさを大切にした空間でホッと癒される
作り手と それを理解する者とが同じように愛着を持って 人々に提供しようとしている環境は
気持ちが落ち着き またワクワくもしてきて、ずっとそこに居たくなる居心地の良さです

*・・・*・・・*

どんなに便利でも、最先端でスマートに見える物を身につけ 操れていないと
恥じっこへ追いやられてしまうような生き辛い世の中は
何にも良い方向へ進んでいるとは思えないし、得意げに操作している人が格好悪く観えてくる
最近そんなことを とても残念に感じる出来事が多いのです。

(ホントにそれって自分に必要なのかな?)判断しきれないままに 人との交流を保つ為に
持たなければいけなくて、IDとかパスワードとか暗証番号とかばかりが記憶に刻まれて‥
便利なのか不便なのか 覚えた使い方も またスグ 悪戯に変化して‥
 提供している企業や人は 偉人にでもなった気分で吹いてる。
使う人はビクビクと眉間に皺をよせて過ごしている。
“開発する” ・”作り出す” ってそういうことなのかな‥
使う物への理解や愛情・愛着は深まっていくのだろうか‥

ぼやいちゃった・・😓
寂しい気持ちが心をヒリッと通りすぎていた時、
ひととき忘れる事ができたヒーリングの旅にもなりました。

*・・・*・・・*

2020.2.16 立山

3日目も充分に満喫できて楽しい富山での時間^^
金沢へ向かう車の窓からうっすら雪化粧をした立山が望み、旅の思い出に✨

1人で鈍行電車乗り次ぎ旅だったら こんなにスムーズに移動できなかったと思います。
忙しい中の貴重な休日 、こんな私に付合ってくれた真実ちゃんに感謝✨
倍以上楽しくなったワ^0^☆

*・・・*・・・*
さぁ、充分に英気を養えたので 次の旅まで仕事や制作に励みます
体験での作品が届くのを楽しみに🍀

2020_1_22 年末から年明けの2週間

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2020年1月22日のBlog

❄️⛄️寒中お見舞い申し上げます⛄️❄️

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2020.1.17 花見小路 白川


・・・と、言っても  2020年の年明けは温かいですね ☀︎

ONO*冬季休館中は年明けと共に展示の片付けや集計、OnlineShopの梱包などなど、
何かとSpaceで作業する事多く いつもなら しもやけだらけの足先になるところ;;
お陰でこの冬はそれ以外にも今年したいことの1つ、 Spaceのメンテナンスがスムーズに捗って
ほーんとに有難いわぁ😹  
春のような気温に感謝。


「スペースは冬休館中」と聞くと、「あら〜沢山お休みして、いいわねぇ!」と言う人が必ずいますが
まっさかぁ! この仕事人間で貧乏な私がそんなに長い事休養するハズないですやん < (^_^;)
毎年休館中の方が忙しいのです。。。この時期にしか出来ない事がいっぱいなんですから。

昨年までは お正月から籠もりに入りコラージュ作品をの制作に集中というスケジュールが大半だったのが、今年はほんのちょっと変化あり。
もちろん作品も制作しますが、新しいこと・イベント・旅などなど
実はとても飽き症で落ち着きの無い気性なので、変化と進化がないと物足りない。
でも、体力がないのでボチボチと。マイペースに冬休みを充実させたいと思います

・・・・
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年末に届いたクリスマスプレゼント 手編みの靴下を愛用中🎁 編んで下さった方からは、
いつもクリスマス時季にホームメイドの焼き菓子をいただくのですが、これがホントに美味しくて♡
もう15年になるかな 毎年毎年。 ありがたい上に、昨年はこんなお手製も一緒に添えて届いたので
全く感激✨ 1年の疲れも吹っ飛ぶ様な 涙ものの嬉しさでした😭。 
いい色ですね‥  ココロのこもった あったかい贈り物♨️

・・・
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そしてもうひとつ、この冬ウチに来た嬉しいもの☆
年末、祇園のギャラリー フク和ウチんへふと入って一目惚れGetした
保坂優子さんの版画作品。
倉庫のように殺風景で、まだまだ落ち着かないプライベートルームの
白い壁に掛ける いい絵がいつか欲しいな と、大事に思っていつつ
そのまんま7年過ぎ、ようやく見つけた  いつも眺めても ほっと落ち着ける作品。

保坂さんの版画は何点か購入させていただいたのですが、この大きさは初めて。
つい小さいフレームや布・革小物に惹かれグッズを手にしてしまい、
大きめの額装をGetする機会を逃していたのですが  ようやくいい出会いが巡ってきたようです
ベッドの横の壁に掛けると ただのコーナーは”お部屋”らしい雰囲気に✨

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この機会に、入り口のシューズBOXの上の何にもなかったコーナーも
ポストカードサイズのコレクションも飾る事に。

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12月は作家さんから頂いたお菓子の箱もちょこっと飾り、何となくクリスマスの雰囲気を🎄
この部屋でゆったりと安らぐ気分を過ごす時が来たら もう少し色々と楽しむとして、
取りあえずこんな感じで簡易に ^^;

いつか作業場でもなく倉庫でもない ”私のお部屋よ♪” という場所を
自分の手で 手にできる日が来るかなぁ 来るといいなぁ


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1月中旬は宇治のIさん宅へ「子」のコラージュ作品を届けにお邪魔してきました。
テレビ台に飾っていただき 嬉しい🐭🐭チュー✨

IさんはONO*のオープニング展の時、このフランネルフラワーの作品をお買い上げいただきました
お部屋へお邪魔させていただいて 久々に作品に再開😢✨

2020.1.16
2020.1.16

リビングの窓べに飾られた3連作はとても居心地良さそうでした🍃
私もお気に入りのフランネル・サイクル。
Iさん、大切に飾って下さって本当にありがとうございます


次回のBlogへつづく・・・

 

2019_7_26 夏の旅

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2019年7月26日のBlog

  暑中お見舞い申し上げます
春からのONO*Spaceでの賑やかなイベントが無事に終わり、上半期が終了。
例年通りSpaceは 長期の夏季休館に入りました。

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この春も 作家さんやお客さまとの楽しい交流のある 充実の4ヶ月でした

『春の三人展』林さん・西山さん 『春の温もり』吉岡さん・太田さん・森さん
『公募展』出展者の皆さま、『陶器のアクセサリー展』の元橋さん
『硝子の小品展』の和知さん・岩田さん
皆さんの作品は 誰の真似でもない素直な表現が   清潔で上品で
その人柄の優しい温もりがあり、Spaceに潤いを満たしてくれました。
それぞれの展覧会にお越し下り、そんな気持ちを共有して下さった皆さま
本当にありがとうございました^^

Spaceでの企画展は、構想から始まり 打合せ・プレス・展示・販売環境など、本当にきめ細かく繊細で 神経を使う事が多く、やる事も多いので バタバタの毎日で泣きそうになりながら過ごしているのだけど、会期中の充実感とやりきった感、そして得るものの大きさには代え難い。

自分の作品を製作する時間を割いてでもやりたいくらいの楽しさだけど、
そこはグっと堪えて  例年通り 長期休館の始まりです。

 


One week  夏の旅 浜松へ

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2019.7.19 天竜浜名湖鉄道


ちょっとでも時間ができたら、やる事をいっぱい残してでも動くことに。

これまでの私の人生は 病の症状を抱えた生き方だったので、
 
ほとんど仕事してるか ・寝ているか。
いつ発作が出るかわからない体では、人との約束も 旅の計画も、いつも微妙で賭けみたいな気持ち。
遊びに行けても どこか不安な気持ちを抱えたままで本心から楽しめるものではなかった。
7年ほど前からそんな症状を薬で抑えられるようになり、SpaceのOPENが叶い、
そして
ふと(仕事も必要だけど、これまで出来なかった” 旅 “をしよう!)と思えるようになってきました。小さな範囲の中で表現せざるを得なかった時期から、
ようやく思いのままに楽しめる・動ける時期の到来なのかな・・・
そんなことが出来る日が来るなんて ✨なんと有難いことなのでしょう✨

 

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2019.7.18 浜松駅


この夏は ゆったりと鈍行列車の旅がしたくて  まずは程よい距離の浜松へ。


京都からJR新快速に乗り米原まで。駅のホームってホントにワクワクする。
新幹線でもなく特急でもない 普通の車内の窓から見える滋賀県の知らない場所。
駅に停まる度 その町の様子を伺い、「ここにもいつか降りてみたいなぁ」と思ったり。
こんな鈍行の旅に慣れたら本当にふと気分次第で途中下車し、駅周辺を散策するような旅もいいかも。
能登川の風情ある街を眺めた後は 大垣から豊橋へ。平日の車内はほどほどの人で良い座り心地。電車に乗る前に食べたサンドイッチの残りと大垣のホームで買った変なジュースで ちょこっと栄養補給し、心地よい山並みや田園風景の車窓を眺めながら、Spaceでの充実した毎日を1つ1つ思い返していた。 
新幹線が見えてきた。もうすぐ名古屋かな‥ 大きな雨雲に入ったみたいで、まだ昼間なのに薄暗い空。
きっとこの時季は暑いだろうと思って覚悟していたけど、今年の7月は昨年より涼しいので有難い。
名古屋で一気に人の入れ替えで満席に。その後は新幹線から観る風景と同じ様な景色が続き、
ウトウトしていると一瞬 海が観え、最後の浜松に到着したのは15:30。


秋野美術館-1
2019.7.19 秋野不矩美術館

 

浜松で降り立とうと思った一番の理由は、兼ねてから「いつか」と思っていた秋野不矩美術館へ行くため。
秋野不矩さんは 独自の表現とメッセージを感じる作品を数多く生み出されている、とても好きな日本画家のひとり。平成10年に彼女の生まれ故郷の天竜に設立された美術館は 駅からも少し距離があると聞き、なかなか行ける機会を持てなかったのです。
幼い頃から絵を描き、早くから日本画家として活動を続けていた不矩さんが、50代に大学の仕事で行かれたインド旅行で その土地に魅せられてからは 度々インドへ訪れ 
それまで描いていた日本画らしい「日本の花鳥風月」とは全くほど遠い
インドの風景や人々、寺院などをモチーフにした作品を描くようになった事が大変興味深い。

遠山鉄道
2019.7.19 遠州鉄道

駅前のホテルを出て 早朝に新浜松駅から遠州鉄道に乗る。
ガタンゴトン。住宅街の脇を通る電車は浜松の人たちが日常使用している電車のよう。

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西鹿島駅を降りて天竜浜名湖鉄道に乗り換え。
山の中を走り天竜川橋梁で大きな川を跨ぐ1両きりの電車。懐かしい雰囲気と自然の空気が心地よいイメージしていた通りの”鉄道の旅”を味わう事ができました。

天竜二俣川-1
2019.7.19 天竜二俣川駅


天竜二俣駅に降り立つと、情緒のある駅に感動。
展示されているSL列車を見ながら二竜橋方面へ。美術館へ向かいます。

二俣川
2019.7.19 二俣川

美術館へ行くまでの道は 二俣川沿いと山の麓の間にある田舎道をテクテク。

栄林寺-1
2019.7.19 栄林寺


途中お寺や古い民家を通り抜け、

秋野美術館5
2019.7.19 秋野不矩美術館


木漏れ日と水の流れる音で癒されながら森林浴気分で15分ほど歩くと美術館にたどり着きました。

 秋野美術館4

2019.7.19 秋野不矩美術館

今開催中の企画展『制作の現場からⅡ 〜女神達に捧ぐ筆〜』を観賞。
若き頃の女性像作品や 絵本『かみなが姫』の原画ほか、インドの女性を通して描かれた
インドの生活風土を感じる作品、菩薩や女神像作品などを観る事ができました。

秋野美術館3-1
2019.7.19 秋野不矩美術館


建築家・藤森照信氏 設計の その建物は、地元特産の天竜杉や漆喰の壁など、自然素材使われた温かみのある設らい。それでいて全てがシンプルでクール。 無駄を排除した心地よさを感じました。
展示室の床は籐ござや大理石が敷かれ、履物を脱いで鑑賞するようになってあるなど
個性的だけれど 秋野さんの作品を観るにふさわしい空間。
テラスから観える茶室と、天竜の山並み。自然豊かでゆったりとしたな土地で生まれたからこその
作風なんだと実感しました。
やっぱり来て良かったぁ・・・。

天竜3
2019.7.19 二俣本町駅

帰りは近くにある 同じ天竜出生の『本田宗一郎ものづくり資料館』に立寄り、
また歩いて周辺を散策。今度は隣駅の二俣本町から電車に乗りました。
またこのホームも”山の中の無人駅”という感じで魅力的。
のんびり 遠くからガタゴト来る電車を待つに丁度良い気候。 ほんと、冷夏でよかった🍃

 

2019年7月28日のBlog

One week 夏の旅 3日目〜 東京(目白・銀座)へ

午前中 浜松駅周辺を散策した後、こだまに乗り小田原まで 。
途中の沼津や熱海など、そそられる地は次回のお楽しみという事で・・ロマンスカーを横チラ見しつつ
〜新宿を経由し、夕方には埼玉市内のホテルへ到着。

自由学園
2019.7.21 自由学園 明日館


今回の旅をこの日程にしたのは、2つ目のイベントである コラージュ1日レッスンを受けるため。
(関東までレッスンを受けに?)と思う人もいるかもしれませんが、行きたい場所と会いたい人が重要なポイントなのです^^☆

お教室が開催されているフランク・ロイド・ライトとその高弟・遠藤新の設計の建物である
重要文化財・自由学園 明日館も 兼ねてから行ってみたかった場所でした。

レッスンの講師は水彩画家でコラージュ作家の河田ヒロさん。
河田さんを知ったのは遠い昔にさかのぼり‥; 私が就職活動をしていた大学生の頃。
後に入社する事になるグリーティングカード会社の新卒募集記事に、イラストレーターご紹介の括りとして河田さんのインタビューが載っていました。
学生の私にとって プロのイラストレーターさんは憧れの存在。(会社に勤めれば こんな人にも会えるのかぁ・・・)なんて思いながら その記事を握りしめ入社試験を受け、
社員となってからは 時折 来社される河田さんに会えたり、製品の為に描かれた原画を見せてもらえる事が とても嬉しかった思い出があります。
イラストレーターとして活動していた河田さんは その後 単身イギリスへ。アートポスターやライフスタイルマガジンなど、国内外で挿絵、装幀のためのイラストレーションや作品を発表されています。
帰国されてからも 英国の風土や色使い  風合いを感じつつ、日本人の繊細な描写 優しさが伝わる素敵な作品は魅力的で、そんな誰にも真似出来ない彼女の持ち味を失くす事無く、揺らがず・ブレず表現し続けているスタイルに
ずっと別の場所からリスペクトし続けている方の1人です。

作家活動と平行して東京と沼津でHiro’s Art Class / Hiro’s Illustration Classを主宰されている河田さん。
一度 受けていみたいと思っているウチに東京生活を終え帰郷してしまったので チャンスを逃していたのですが、ある日のインスタに「1日レッスン」の投稿を見つけ、思い切って河田さんへ連絡^^



ー エコロジカルに団扇 ー
〜カラフルな北欧のペーパーナプキンを素材に
 パピエマシェのように仕上げましょう〜



(うぁ! 楽しそう^0^🎶 )
京都では常に見ている・見慣れている団扇、でも河田さんが手がけると素敵に仕上がる。
扱う素材も魅力的。
そんな手ほどきは 私にとって刺激になりとても勉強になるのでは‥
知らないウチに植えつけられた
思い込みを解き、何も考えず楽しみたい! とワクワクしてきました。

 

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Hiro’s Art Class Hiro’s Illustration Class

早速 河田さんから資料とお手紙が届き、ますます今回の旅を楽しみにしていました。

自由学園4
2019.7.21 自由学園 明日館

東京 目白にある自由学園の明日館
桜の木と芝生に囲まれた魅力的な浅葱色の三角屋根・ベージュ色の壁・幾何学模様のステンドグラスの窓やモスグリーンの窓枠。
スッキリと清楚で温かみのある建物は周辺の高層ビル街の中にひっそりと・ゆったりとありました。

 

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2019.7.21 Hiro’s Art Classコラージュ1日レッスン 材料

楽しいレッスンで時間はあっという間☆ 
河田さんから提供された 色柄様々なペーパーナプキンが並び、その中から好きな10種類をチョイス。
持ち手に着けるタッセルも手作り。好きな色の糸を選んで撚っていきます。
センスの良い材料で、自分が持ちたいデザインの団扇が作れるなんて 受講生徒さんは皆 楽しくて仕方ない様子。
それぞれ出来上がった模様のナプキンを組み合わせる事で生まれる新しい模様。みなさんの団扇作品、全て魅力的でした☆
途中ランチタイムとティータイムがあり、なかなかお話する機会のない河田さんと楽しくおしゃべりできたのも良かったなぁ〜✨

 

IMG_3199結局 私は団扇2点分の材料をいただいて時間内に完成したのは この1点。
好きなモチーフの鳥や花のナプキンに、手紙や書籍のアンティークペーパーを多めに使って(ヨーロッパ風にカッコ良く!)と思ったんだけど、結局なんとなく和風っぽい仕上がり;;
でも可愛いのでとても気に入ってます(^_-)☆  記念の よいお土産ができました


この日は レッスン後も、一緒に受講した 刺繍作家の愛子さんと
明日館内にあるJMショップを伺ったり、銀座へ移動して教文館4Fのエインカレムギャラリーでの展示を観たり。
コーディネーターのほつみさんと3人で  @館内カフェで久々にお話ししたりと、
東京アート満喫の1日でした🌟


2019年8月1日のBlog

One week 夏の旅 5日目〜
今回の夏旅   3つ目の目的地 川越へ

川越9
2019.7.22 川越

昨年9月に銀座のカフェギャラリー「野の花 司」さんでの企画展
一緒に参加された刺繍作家  atelier de nora  永谷愛子さんが  この秋、
ONO*Spaceでの企画展にご協力いただく事になり、打ち合せを兼ねて
川越にあるという 刺繍教室 兼アトリエを訪問してきました。

 

川越1
2019.7.22 川越


長年関東に住んでいたのに 初めて降り立った川越。
全く知識なく愛子さんにご案内いただいて  ほんの少し散策しただけでしたが、(どうして今まで一度も来なかったのだろう‥)と思うくらい  とても好きになりました☆

西武新宿線沿線のホテルから本川越駅へ。駅で愛子さんと待ち合わせ、しばらく歩くと 徐々にレトロな商店街のムードに。その空気は 江戸・大正時代を想わせる街並みへと変わっていきました。

 

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2019.7.22 川越
 
川越8
2019.7.22 川越
 

蔵造りの町屋も軒を連ね、古き良き時代の情緒がそのまま残った 今も活気ある商店街。
人の手のかかった 拘りある昔の建物が好きな私は テンションが上がり、すっかり観光気分。

その向こうに見える りそな銀行の建物は  大正期に建てられたルネサンス様式。

川越7
2019.7.22 川越
 
川越4
2019.7.22 川越

ヨーロッパ調の建物の間にある法善寺への参道。 重厚な建具と黒漆喰の壁・瓦屋根が美しい。
川越の人々が この街並みを大切に残し続けている様子が伺え、
自然に観光地となっていった事が理解できました。

川越11
2019.7.22 川越

教会も立ち寄りました。レンガ造りの外観に 蔦が絡まる魅力的な建物は
立教大学新築の為に来日した
ウイリアム・ウイルソン氏の設計。
130余年の歴史があるり国の登録有形文化財に指定されているのだそう。
こじんまりとした内装も、整然と・ホノボノと・心落ち着く空間。


 

2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora

愛子さんのアトリエは そんな風情ある商店街の中にありました。

 

2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora

2F はお姉さんの経営するイタリアンレストラン
その上の3F が atelier do nora 刺繍教室です。

2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora

 

以前は雑貨屋さんをされていたという  atelier de nora のアトリエスペースは、
その雰囲気が残る  ラブリーで温もりある一室。

2019.7.22 atelier de nora
2019.7.22 atelier de nora

雑貨や愛子さんの作品が所々に置かれ、魅力的な空間でした。
 


作品の印象そのままの優しい空気感の中で、お昼ご飯やお茶をご馳走になり、
ONO*での展覧会の打ち合わせをメインに、刺繍のアドバイスを頂いたり
様々な視点からのCreativeなお話をさせていただきました。
*・・・*
作家さんとの打合せは、いつも そうした日頃の創作についての疑問や悩みを含めた
想いや気持ちを伝えていただける事で、共感し合ったり刺激しあう事が出来たり、
Space での企画案のヒントになったり‥ と、得る事が大変多く とても貴重な時間。
これまでスペースに関わっていただいた作家さんと接していて気づいたのは、意外にも作家同士
話をする機会はとても少ない様で、それぞれ個々に 自分なりに方法を見いだして活動している。
他人の真似をして作り上げる事ではない職種なだけに、孤独で寡黙 そして孤高でなければならない。
その為に どうしても視野や思考が狭くなりがち。 でも、ちょっと話をすると  どんどんと広がって
いくのは、感受性が強く想像力に長けた能力を持っている方々だからなのでしょう。
*・・・*

2019.7.23 SESAMI KITCHEN
2019.7.23 SESAMI KITCHEN

愛子さんと会うと話が尽きず、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。
最後の日はお姉さんのレストラン「セサミキッチン」でランチ。
有機野菜や薬膳・体に優しい自然素材を使用したイタリアンは格別でした♡
食後のデザートをパチリ★

* Atelier de noraさんの作品やアトリエのご紹介はONO*Blogにも詳しく記載予定です。
 こちらも是非のぞいてください☆

 



打ち合わせの合間に 川越を少し散策。
ご案内いただいたギャラリーやお店は 何処も魅力的で心に残りました。

愛子さんのアトリエの向いにあるギャラリーショップ「はるり銀花」さんは蔵造りの陶器屋さん2F。
様々な作家の手仕事による工芸・雑貨を中心にセレクトされたお店なのですが、
その店名は生活美術雑誌の季刊『銀花』からくるのだそう。
編集に関わる機会のあったオーナーさんは「銀花の直営店があったらいいのに‥」とつぶやかれたことがきっかけでお店を持垂れる事になり、季刊『銀花』をご紹介したり、ゆかりの作家さんの作品を取り扱うなどして今があるとのことです。

お店へ伺った時は 季刊『銀花』が廃刊になるとの事でセール販売されていたので、
愛子さんと  積まれたバックナンバーを眺めていると、ふと いつの日か購入していた『銀花』が自分の本棚に何冊か残っている‥この旅の始めに浜松で観賞した秋野不矩さんの特集誌も『銀花』だった事を思い出していました。

2019.7.23 銀花 2007年秋号

「おのさん、ほら京都特集ですよ!」と 愛子さんが私に手渡してくれた『銀花』2007秋年号。
頁を開くと、紬織作家 足立真実さんが取上げられている記事が☆

 

 
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2019.7.23 銀花 2007年秋号
 
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2019.7.23 銀花 2007年秋号


ONO*で自主個展を開催してくれた真実ちゃん。昨夏の金沢旅行の思い出が脳裏に蘇ってきます。
「すごい偶然!お世話になっている作家さんの記事を見つけられました☆」と、
記念にこの『銀花』を購入(なんと特別価格¥300) 良いお土産になりました^^。
 


<番外編 🍛🍻>・・・
埼玉滞在中 西武新宿線沿線に住む 同郷友達へ 思い立って  急遽連絡したら、
快く集まってくれました☆

野方野方駅の多国籍レストランととら亭」にて。
近況を話す楽しい夜のひと時でした♪
 忙しい中、どうもありがとう^0^!



<旅終えて・・>IMG_3251
1週間のマイペースな一人旅は思っていた以上に 期間もピックアップコースも正解で、
ゆったりと直に感動が心に入ってくる ある意味  贅沢な時の流れに沿った旅。
何より、身近な人の温かい気持ちや心遣いを有難く感じた数日間でした。

 

季刊『銀花』 1999秋

帰宅して本棚から取り出した 季刊『銀花』秋野不矩特集。

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季刊『銀花』 1999秋
 
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季刊『銀花』 1999秋
 


『銀花』はカラー頁が多く、様々特集が詰め込まれていた。装丁も素敵で、その名前を聞いても

思い出せなかったほど、小さく表紙にデザインされた控えめな入り方が粋。
美術館で作品を観賞した後にこの雑誌をあらためて読むと更に 作品の魅力をダイレクトに感じる。
古本屋で この雑誌を買った時(いつか美術館へ行きたいなぁ‥)と空想していたのを思い出す。。。

今回の旅は 全ての出会いがキレイなConnectionを感じた日々でした。
ルーティーンではなく、自然なペースで・素直な気持ちで足を向けると、全てが繋がるんだなぁ
と、あらためて実感。





旅行って、帰ってからの回顧時間も含めての期間で考えなきゃいけないですね;^^;

1つ1つ思い出に浸っているウチに猛暑の8月💦 いよいよ製作と準備に専念する期間突入です。

 

2019_2_24 小さな憧れ🍀

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2019年2月24日のBlog

冬の終わりかけ・春待ち篭り中。
ここ最近の小さな嬉しい出来事を幾つかBlog にて
 ^^ /

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2019.2月15日 京都御苑


🌸少し春めいて 花少しづつ開花し始め、梅花の香りに嬉しくなります🌸 

2019.2月15日 京都御苑


作品制作の合間 久しぶりに御所へ朝散歩に出ると、夷川門付近に新しく休憩所が
できている。お手洗い横のベンチで休息すると、庭園を眺めているみたいな気分になれて良かった
(まだちょっと寒いけど)整然とした額縁に心地よく深呼吸🍀

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2019.2月15日 京都御苑

近くの梅の大木は満開🌸 こんなに寒いのに‥ 途端に気分が高揚してくる。
やっぱり花はいいですね☺️イヤサレル〜  花や植物・自然には憧れちゃいます。

憧れや尊敬は 生きる意欲を湧かせてくれる。私の活力源はいつもその存在があるところから始まっている気がする。いつかそんな存在になれたらいいなぁと思うだけで 少し自分の中にキラッ💫としたモノが生まれてくる気がする。決して自分にはない その存在の素晴らしさを認めた時に、同じことはできないけど今の自分なりに出来ることがあるような気がして、できることを考え始める。それが新しいアイデアとなって歩み出すことが出来ている。そんな 自分だけの感動や感激の瞬間を、日々 何よりも大切にしています。
私にとって創作意欲は それだけで充分なので、無意識に  冷めた邪念が邪魔に入って来ないように気をつけているようです。まるで子供のようですね💧まぁきっと、そんな風に見られているんでしょう‥・

 



<チャリティー展覧会にて>
先週の金曜日は、毎年お声をかけていただいているチャリティー展覧会開催中の
JR京都伊勢丹10階会場へ。

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2019.2月22日 京都ISETAN

今回は2011年 青山での個展に出展した作品『彼岸花』の2連作を寄贈させていただきました。
会場は沢山の寄贈作品で いつものことながら見応えたっぷりでした。
『彼岸花』はフラックスリネン生地に赤い染め和紙や日本画絵の具などを使用したシンプルな作品。
毎回 京都の額縁屋さんによって仕立てられた  とても素敵な額装で、おめかしされた作品を観るのが本当に楽しみ。

 

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3輪の彼岸花作品は なんと、ちばてつや氏の作品横に展示されていて感激^0^⭐︎
思わず📵了承を頂いて、あしたのジョーとのツーショットをパチリ⭐︎
彼岸花を見つめるジョー♡

<itoya  in Kyoto ISETANにて>
寄贈作品の鑑賞に満喫した後は 会場と同じフロワーにある文具コーナーへ。
以前から京都にOPENしたと聞いてスゴク気になっていたitoyaさん。
東京にいた頃から大好きだったお店なので、ロゴを観るだけでもピリッと、そしてワクワクする。
社員時代は伊東屋の店頭に並ぶことを目標に新商品を企画し、製品選びのお手本という印象だったので
市場調査には必ず。画材・材料選びも伊東屋さんへよく足を運んではテンションを上げていた。

”憧れの場所”は 創作意欲を持つことに必要不可欠で
製品作りには 有難い存在の1つです。

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2019.2月22日 @itoya kyoto



レターのコーナーにはコラージュの便箋やハガキが綺麗にディスプレイされていたので嬉しくて嬉しくて🌟 こちらも思わずお店の方に了承頂いてパチリ⭐︎
憧れの場所にお披露目させていただいて 本当に感謝の気持ちが後から後から湧き出るひと時でした。

 

<俄かランチ>
朝から外に出るのは久しぶり。お昼過ぎからのお稽古へ行く前に、仏光寺通り沿いホテル内の「Le Von Vivre」というお店に入ってみる。

忙しない街中のランチタイム。静かな所でゆっくり食事したいけど、高い値段は出せないし‥と思いながらお店を探していたところ とても良い対応をしていただいて本当に心地よかった。 パンもメインも美味しかったし。お客さんも多すぎずゆったりしていて、心地よく休息。こういう気分にさせてくれるカフェは最近珍しい。
ベーカリーには見慣れたパンが並んでる。お店の方に聞くと 進々堂のレストランだったことが解り さらにいビックり⭐︎

篭り中の貴重な外出は、思いもよらない感激なことが幾つもあって嬉しい1日でした😊。

 


 

<コラージュ作制作風景>

さて 篭り製作の続きです。
コラージュ作品は貼るだけの技法なので、作業だけだと それほど時間はかからず、下絵通りに進めれば早くて1日ほどで仕上がる者もあるハズなのだけど、
何だかいちいち まったりと眺めるひと時が必要(苦笑;)。
雰囲気や色合いが浮かんでくるまで馴染ませる時間に もたもたします。他人から観たら、余裕綽々で優雅な趣味の時間を楽しんでいる様なのだろう。(この時間はなんなんだろう?)と、サクサク作業を進めたい私には自分でも理解できなくて歯がゆいのですが、これが私のリズムなのでしょう。

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3月コラージュ  制作過程 2019.1.26

白木蓮
下絵に沿って染め和紙をカット。重ね貼りしながら布張りパネルの上に糊で貼っていきます。

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3月コラージュ  制作過程 2019.1.27

オナガを描く
こちらも
美しい形と、黒とブルーの色彩なので 繊細な所は染め和紙が活躍。

 

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仕上げはビーズと刺繍糸。

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4月コラージュ  制作過程 2019.1.30

4月はやっぱり桜🌸
今回は 香箱の為に描いた下絵を元に、ラベンダーリネンをベースに。

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4月コラージュ  制作過程 2019.1.31


日本画家の友達から たくさん綴れ織りの金糸をいただいたので、枝や霞に使ってみる。
箔や金糸は その輝きで 更に作品の魅力が高めてくれます⭐︎

 


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7月コラージュ  制作過程 2019.2.2

夏の花 沙羅双樹。
実家の玄関先にある白い沙羅双樹のスケッチを元に。
以前からコラージュにてみたいと思っていた花ですが、繊細で清楚で なかなか手が出なかった高嶺の花。

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7月コラージュ  制作過程 2019.2.5


蒸し暑い夏の空気感を思い出して。 ベースには夏の紗の生地を使用。
暦で 少しでも涼を感じていただけるといいな。

 

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10月コラージュ  制作過程 2019.2.12

「秋桜」こちらも昨年製作していた香箱用の下絵を元にしたデザイン。

 

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10月コラージュ  制作過程 2019.2.12

チョコレートコスモスとピンクの定番色コスモス。
蝶々は図鑑を見ながら。秋らしい落ち着いた色調でまとめたい。

 

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2つ目の秋桜はオレンジをメインに。
糸で描く 花筋と葉っぱがポイントかな😉

<次回 Blog へつづく>


 

 

2019_1_10 本年も宜しくお願い致します🐗That of January’19

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2019年1月10日のBlog

❄️⛄️寒中お見舞い申し上げます⛄️❄️
2019年 始まりましたね☆ あっという間に10日が過ぎてしまいました;;
暖冬の今季も年が明けて いよいよ・そろそろ寒波到来。
本格的に底冷えの京都です。

知恩院 2019年12月31日
知恩院 2019年12月31日


2018年こちらのブログやinstagramを見て下さった皆さま、
京都のONO*アトリエ&スペースのブログやSNSをチェックしてお越しいただいた皆さま
本当にありがとうございました。

作品や製品を通して 新しい出会いある心豊かな充実の1年となりました。
☆心より御礼申し上げます☆

5回目の「十二ヶ月」展を30日に終了し、大晦日は大掃除の後 嵐電に乗って嵯峨へ♨
天然温泉で 身も心もたーっぷりあったまって 1年間の英気を養いました🍀

八坂神社_2018年12月31日
八坂神社_2018年12月31日

ゆっくり食事の後は いざ白朮参り。錦通りを抜けて八坂さんへ。

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京都の人景色はここ最近本当に変わりました… 八坂さんは人が多すぎて時間制限。
そろりと抜けて 知恩院へ。

知恩院_2018年12月31日
知恩院_2018年12月31日

こちらもまた 沢山の人々が除夜の鐘の行列。
新年への年跨ぎを静かに待つ空気で ようやく大晦日の気分を味わうことができました。

京都のスペースOPEN5周年の記念ベントも無事に全て終了する事ができて ほっーと一息。
安堵の気持ちと感慨深い思いが込み上げています。

健康に過ごす事ができて・作品や製品を作り上げる事ができて・予定通りスペースをOPENできて。
私に仕事を与えて下さる会社さんや・作品を託して下さる作家さんの存在。
私の覚束無い企画に楽しく参加して下さった皆さんの存在。
そして 離れた場所での貴重な体験をさせていただけた有難い機会。
孤独に奮闘していると思う毎日でも、周囲の人の手が差し伸べられている。
自分の微力と、沢山の人々の思いやりに支えられている事を実感した1年でした。
1つ1つの出来事がスペシャルで感動的。

 


instagram より _2019年1月1日_ONO*Atelier&Spase
instagram より _2019年1月1日_ONO*Atelier&Spase

 

元旦は家族親戚とお墓参りや昼食を楽しみ
その後は早々にアトリエに戻り制作準備に突入;

instagram より _2019年1月7日 二条柳馬場にて
instagram より _2019年1月7日 二条柳馬場にて

 今年は新年から館内で作業開始です。
今年はさらに充実したSpaceになりそう⭐︎

'20年賀状用コラージュ制作_2019年1月7日
’20年賀状用コラージュ制作_2019年1月7日

毎年のことながら、新年から春まではゆっくり休む暇なく制作に冬籠もりの日々。
コツコツ・こつこつ・・・


毎新年心に構えていることを 今年も再確認

”大切なのは冷静になること。
1つ1つ真心で行い、何かが起こった時は感情的にならずに心を落ち着ける。
感情と想いは 作品に込めて。

そしてなるべく 嫌な出来事は引きずらない(これはなかなか難しいのですが‥)。
いつしか気づけば 意味のあったことだと分かる時が来ると信じて、取り合えず前へ向く。”

今年も引き続き 心がけていきたいです
1日1日を大切に。世の中のスピードに流されず、無理のない自然なペースで。
決めた事は楽しく笑顔でやりきるのみ😊
本年も どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m。

 


 2019年1月30日のBlog

 

2019.1.26 ONO*3Fの窓から
2019.1.26 ONO*3Fの窓から


❄️毎年恒例 2か月半の冬ごもり中❄️

作品制作・デザイン作業・スペースの準備と‥
やること もいっぱい やりたいこともいっぱい。
「へー!もうこんな時間?」という独り言が多いこと;;
昨年より 内容が濃くなったり増やしていることもあり、
さらに充実した冬休みを過ごしております。

本当に ホントに有り難いことです。
今朝は  春に開催する展覧会のDMを入稿した後 ホッと一息しつつ 、
ようやくブログ着手✒️🎶

何をするにも時間がかかり、体力もなく、テキパキ流せない不器用さもあるので
まるで走るように時が過ぎているように感じてしまう‥
こんな私で どう能率よく過ごそうかと思いながら。
とりあえず自分なりに精一杯こなしてみて
なんとか予定通り1月を終えることができそう😌ほっ


❄︎ ❄︎ この時季は、日本の冬独特の キーンと澄んだ空気や
キラキラした霜の質感は何とも魅力的 ❄︎ ❄︎

心を無にして感じる凍える一時も、生きてるからこそ味わえる感触。
そんな感触をゆったり ぼんやりと味わう暇もなく過ごして、
ひたすら窓の景色を眺めるしかなく過ごしていた頃が懐かしい。


 ❄︎ ❄︎ 防寒対策❄︎ ❄︎
今年は雪の日でも晴れ間があったりと 比較的温かい冬なので、
例年 展示の片付けや掃除などで手足の指が紫色でしもやけだらけになるのが
今のところ人に見せられる状態でカナり助かります😅ハズカシ〜
あまり暖かくすると睡魔や集中力に支障をきたすので、
作業場兼生活スペースの3Fはエアコンは朝晩のみ。
それより毎日欠かせない友は 、昨秋買った湯たんぽと足湯用バケツ、
爪先用カイロと温感クリーム♨️

そして何より栄養補給🍴。
今年も篭りメニューのカレーに加え、お鍋料理で温まっとります🍲
 



<Space作業いろいろ>

『梅とメジロ』2018.12.31
『梅とメジロ』2018.12.31


昨年お買い上げが決まった作品たちを年末早々に梱包 & 後発送作業。

長らくお待たせしていたお客さまへ全てお送りしました。
1年前に製作していたカレンダー表紙絵もお嫁入り。
新しい広がりを楽しみたくてヨーロッパのカラーパレトを意識した私にとってNovelty作品だったのでお気に入りいただけて特に感激でした✨

『エゴとヤマガラ』2019.1.15
『エゴとヤマガラ』2019.1.15

『エゴとヤマガラ』2連作。
会期中は額なしで展示していたので、年末に額装仕立てをオーダー。
キチンとお粧しした作品を見ると感動します。
お気に入りいただいた方の元で ぬくぬくと居心地よく過ごすのかな・・😊幸せ良かったね
お部屋で たくさん癒しを届けてくれることを祈りつつ送り出し🚛 💨頼んだよ〜

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休館中にできるSpaceの準備 テーブルと花壇作り。
2F Spaceでワークショップやパーティーなどに使うテーブルは、予算と収納スペースの問題で
折りたたみ脚&手作り天板。(Spaceでのほとんどの展示台やフレームは
ホームセンターで切ってもらった木材にペイントした手作りなのです)今月中旬までは
比較的良いお天気の日が多かったのでホントに助かりました。
7回は塗り重ねたかな・・。前回作ったテーブル板は焦った為に大失敗してしまったのでリベンジ。
最後のニス仕上げの日はポカポカ陽気☀️ 窓の青空が映ってキラキラ〜。

ONO*Spacee front
ONO*Spacee front

OPEN当初から店先に置いているベンチが壊れていたので花壇にリノベ🌷
サイズにぴったりの木製プランターが見つかったので、無くなった腰掛け板部分に設置。
まずは冬季でも丈夫なコニファーと水栽培しておいたアイビーを数種植えて。
東京や大津にいた頃と比べると 随分苗に触れる機会がなくなっていたので
春には何を植えようかと今から楽しみ🍀

 


<コラージュ作制作風景>

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コラージュ 繭玉飾り 制作過程 2019.1.5

新年早々から おめでたい絵柄を製作。
メーカーさんから年賀状の依頼をいただいたのでコラージュで魅力的に見えるかなと繭玉飾りを描くことに。
端切れに糊をして鋏でモチーフの形にカット。この作業がなかなか楽しい。

貼る生地の下に ほんの少し綿を入れて膨らみを作る。
ちりめん細工のような、張子のような印象が伝わる感じ。
子供の頃魅力を感じていた押し絵のイメージで。


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引き続き 6年目となる縦長カレンダーの2020年版作品制作中。
年賀はがき用の制作で今年は少し遅めのスタートですが、焦らず焦らず‥
次回の表紙絵は ”かわいい 和文様” の印象で。

1月コラージュ  制作過程 2019.1.15
1月コラージュ  制作過程 2019.1.15


今月前半は ”押し絵” テイストがテーマかな^^。
布を使った和のクラフトに気持ちが寄ってるみたいです。


梅花は濃い
ピンクリネンで。
梅は枝に着いた蕾、そして 花蕊の長さと表情がポイントに思う。
実際は その優しい花の香りが一番の魅力なんだけど‥
白い椿にはアイボリーと白のコットンリネン。
布の膨らみと蕾の膨らみを重ねて。
赤い実は千両の予定で始めたのに、実の貼り方が万両っぽくなってしまった;;

7174立体感たっぷりの作品に仕上がりました。
窓から入る夕日の影が何とも良い感じ。これが印刷に出ないのが残念。

3月は 今年のカレンダーの連作として白木蓮を。

3月コラージュ  制作過程 2019.1.25
3月コラージュ  制作過程 2019.1.25

2018年の紅木蓮は上へ伸びる構図だったので、横から伸びる枝の様子でデザイン。
そして花を狙う鳥も描きたくなって オナガを添えることに。
オナガは関西ではあまり見かける事がないのだけど、フォルムも色合いも表情も魅力的なので
写真を観察・スケッチして描いてみる。

<次回 Blog へつづく>


 

 

2018_8_29 花と香り🌸

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2018年8月29日

 
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銀座にて開催の『花と香り』展 秋桜の香箱作品のご紹介です

この冬制作していた大きなサイズの香箱。
便箋や、以前 オーダー制作したタイプと同じ図案 秋風にゆれる秋桜。
今回はコーラルピンクリネンの貼り箱に仕上げました。

 

こちらも冬に制作した ブルーグレーの織りが魅力的なガーゼ生地の貼り箱で仕上げた秋桜の香箱。
やわらかい雰囲気で秋風に揺れる桃色の秋桜二輪。

 

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そして直前に 小サイズの香箱を追加制作中。
冬に制作した具象的なコスモスとは少し違う印象で🌸

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チョコレートコスモスをイメージして。
刺繍作家さんとの二人展なので、刺繍図案をオマージュしたデザインを
コラボレーション的に作ってみています。

 

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秋らしくグレイッシュなトーンのリネン生地。

 

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芥子色のリネン生地も。
この小箱は2種の色合いのコスモスをコラージュ。

 

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置く向きによって違う雰囲気を楽しめます。

 

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抹茶色のリネン箱は3種のコスモス。スクエアな形を利用してた廻るデザイン。
いろいろ向きを変えて置いてみてください^^☆

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秋桜の他には、苺・ラズベリーなどの香箱を。
また一部、新作カレンダーやポストカード・レター類の販売も少しいたします。


楽しい展覧会になるといいなぁ…🎶  刺繍やクラフト、そして野の花がお好きな方は

銀座界隈へお越しの折りに是非お立ち寄りください🌸

 


<二人展のご案内>

花と香り展タイトル付き

 


 

花と香り展 
2018年9月3日(月)〜16日(日)11:00~19:00/日祝 11:30~18:00
野の花 司 2F 「茶房 野の花

おのみちこ/香箱・紙製品  atelier de Nora /ブローチほか  刺繍小物
企画hotsumi GALLERY

ー 香箱作品のほか、小さいスペースになりますが 新作カレンダー、
ポストカード、レター類の販売コーナーも設けていただきます

<在廊スケジュール>   初日 3日(月)は終日在廊いたします。
その他 4〜6日は2:30頃より・7日は夕方よりギャラリーに伺う予定です
追って詳細記載いたしますので、時々チェックをお願いいたします☆


 

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『花と香り』展 開催中です

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hostumi Galleryさんのコーディネートにより
刺繍作家さんの小物と私の香箱を合わせた二人展。


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会場は 銀座 松屋裏通りにあるお花屋さん「野の花 司」2F。
近くには伊東屋や松屋があり、中心街にひっそりと佇む自然の宝庫。

 

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お花屋さんの裏手にある入り口がカフェギャラリーとお教室へとへと繋がっています。


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カフェとギャラリースペースは一体感があり、お茶をしながら観賞できる解放感のある空間。

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これまで自己アトリエのみでご案内してきました香箱。
東京での初お披露目となります。


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スペースでは香箱の他に 新作の秋柄紙製品や
2019年カレンダーを販売いただいています。

 

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秋桜、苺、ハルジオンなどのモチーフをあしらった香箱を出展させていただきました。

スペースは これまでコラージュを飾ってきた場所とは違う室礼ですが、
和を感じる空間なので シックリと調和。

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1Fの野の花も飾っていただき、季節を感じる優しい空気感です。


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刺繍作家 Atelier de nora さんの作品コーナー。
野の花が繊細に刺繍された落ち着いたトーンのアクセサリーや小物類。
いつまでも眺めていたい魅力的なテイストです。
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桔梗・ドクダミ・秋桜・スカビオサ etc・・・
1つ1つ丁寧に仕上げられたブローチは全て1点もの。
選ぶ楽しみも味わいながら、じっくり自分に合う絵柄を決めているお客様の様子は
笑顔でいっぱい という印象。

 


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茶房『野の花』は、甘味のほか 水木以外は軽いお食事もいただけます。

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16日までの開催。
銀座界隈へお越しの折には 是非お立ち寄りください。

 


<二人展のご案内>

花と香り展タイトル付き花と香りDM

 


 

花と香り 展 
2018年9月3日(月)〜16日(日)11:00~19:00/日祝 11:30~18:00
野の花 司 2F 「茶房 野の花

おのみちこ/香箱・紙製品  atelier de Nora /ブローチほか  刺繍小物
企画hotsumi GALLERY

ー 香箱作品のほか、小さいスペースになりますが 新作カレンダー、
ポストカード、レター類の販売コーナーも設けていただいています

2018_8_9 金沢旅行

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2018年8月9日のBlog

 先週末 同級生で紬織り作家 足立真実さんを訪ねて金沢へ行ってきました。

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21Century Museum of Contmporary Art, Kanazawa ‘18.8.5-6


毎日38℃超えが続くの京都での日々。この半月は制作もあまり捗らない状態でしたが、
少しは涼しいという金沢行きにワクワクしていました。

足立さんは ONO*Atelier&SpaceをOPENした時、Space1,2F 全館で
自己個展を開催して下さった大切な恩人でもあります。
京都にアトリエを持ち、京都と奈良の造形大の講師をしながら創作活動をしていた彼女は、
昨年より金沢美術工芸大学の講師に転身 今は金沢に在住されています。

私にとって「金沢」は、義兄の故郷という事もあり、20年ほど前に義父の案内で家族旅行を
したのですが、不運にも持病の発作が出てしまい、終日ホテルのベッドで寝込んでいた…;;
という、全く良い思い出のないワード。

真実ちゃんから「遊びにきてね^^」と言ってもらった時は、
「是非リベンジしたいゾ☆」と思っていましたが、
早々にこの夏 同じ同級生から誘いを受けて  1泊2日の小旅行となりました。

 
金沢に着いてまず行ったのが21世紀美術館。

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Cafe Fusion 21


一緒に行った友達が1番に行きたかった所でしたが 私自身もテンション上がりっぱなし。
2つの展覧会を観賞しました。

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『起点としての80年代』展

80年代は受験〜美大生ど真ん中の時代。
その頃に観尽くしたアートは「これが秀作なんだ ステイタスなんだ…」と、
吸収しようという気持ちだけで目に焼き付けていたっけ。
時代も変わり 様々変化して行き、いつしか忘れていた空気感。
そんな80年代アートを懐古出来たひと時でした。
あの頃に観た感覚とは全く違う客観的な視点で。
その頃の流行をインスパイアした その場しのぎの作品は 何だか気恥ずかしい感じですが、
流行を生み出した元作品は 今見ても洗練されていて素敵でした。
日比野克彦  舟越桂   横尾忠則 氏などの作品を直に鑑賞出来て感激。

 

 

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『アイ・チョー・クリスティン 霊性と寓意』展

インドネシアで活躍しているアーティストの日本初個展。
ココロの中の  何とも言えない 纏まりきれない  揺れ動く感情や思考 狂気・情緒・不安・愛。

色彩のセンスと ほとばしるような絵の具のマチエルがとても魅力的で
そのままファブリック化しても美しい製品になりそうだと感じました。

ただ単に”キレい” ”かわいい” ”癒される” というだけのモノなら
画力があれば誰でも描ける。そこに”人柄”が醸し出されている事のみが魅力として現れる。
でも、癒しとはほど遠いモノ。例えば、晒す事の難しい内なる感情・人の愚かさを表現していつつ、
どんな観る人にも美や癒し・心地よさを与える作品を生み出せる人は真の芸術家だと思う。

そんな事が出来る人になれるには 私の場合、まだまだ修行時間が必要。
もしかしたら 今の人生で到達するのは難しいかもしれない。
だからこそ、芸術家という人には 尊敬と興味の気持ちが湧き出て来る。

 


能楽迎賓館から  しいのき迎賓館で『久保修  切り絵の世界』展を観賞した後、
美術館へ向かう道で、外観に惹かれていたギャラリーを立ち寄りました。

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factory zomer gallery

ガラス作家 現代美術家 辻 和美さんの作品と、月ごとの企画展が開催。
.
この日は『編んだモノ』展開催中でした。
アジア、アフリカの籠・トレー・敷物などの布地が展示。
私はイグサで編まれたワインバッグを購入☆
旅中は日傘とペットボトル・タオルハンカチを入れて持ち歩きました。

 


金沢県立美術館を観賞した後、茶道の世界を堪能しようと
中村記念美術館へ。

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美術館へ行くまでの道は緑豊かな本田公園。

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木漏れ日と水の流れる音で癒される森林浴空間。涼しくて まるで避暑地のよう。

中村記念美術館で茶釜と香炉を堪能した後は

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D.T.Suzuki Museum ’18.8.5-6

鈴木大拙記念館へ。

金沢が生んだ仏教哲学者 鈴木大拙氏の記念館は
佇まいがすばらしいと定評があるとのことで 急遽入館することに。

 

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D.T.Suzuki Museum ’18.8.5-6

2011年開館したという時代性も合い待った建築デザイン。
金沢の地に佇む谷口吉生氏設計の 洗練された建物と空間に
書や写真・著作が貯蔵展示されていました。

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D.T.Suzuki Museum ’18.8.5-6


無駄のない 無機質なしつらいと空間。
水に映った波紋と木々の木漏れ日。
無を説いた思想とシナジーを起こし、目から心に響いて来ました。

 

 


 

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金沢での夜。

夕食は真実ちゃんが予約してくれていた海鮮居酒屋で。
新鮮な海の幸と山口産野菜と治部煮。

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帰りに長町周辺をぶらり。 こじんまりとした横町がたくさんあり良い感じ。

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ホントなら「2件目」と、良いお酒を味わうところなのですが
私が飲めないのでm(_ _)m 散策のみ。
昭和レトロな飲屋街は 何処も若いお客さんで賑わっていました。

  


アトリエ兼お住まい訪問 in 金沢

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真実ちゃんのアトリエ兼お家は 市内 高台の住宅街にある一軒家。
ゆっくりと1泊させていただいた翌朝は 2階の制作部屋を見せていただきました。

京都では 高野川沿いのご自宅近くの日本家屋を借りて制作していた彼女。
織り機も含め、沢山の画材や資料が必要なしごとなので
知らない土地への移転と生活のスタートは きっときっと大変だったと思います。
でも そんなことの愚痴は一言も言わずに 新しい場所での様々な意欲が伝わって来て
とてもパワーをもらいました。

京都とはまた違う 新鮮味も感じる伝統工芸を熟している土地なので、
環境が変わっても心意気変わらず、新しい体験や出会いを沢山育んで
また新しい作品を生み出されることでしょう。
これからの活躍がますます 楽しみです。


 


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「金沢」という名前の由来となった 金箔を洗う場所「金洗いの澤」だったという金澤神社を参拝。

海鮮市場でお昼ご飯を食べた後 帰り電車までの間少し時間があったので 今は料亭街となった
ひがし茶屋街へ。昔の趣きがそのまま残された雅な花街を散策して情緒を味わいました。

歩いて廻れる距離のこじんまりした街なので2日あれば随分満喫できる・
古き良きを大切にする周辺の雰囲気・自然が豊富なところ。
伝統工芸を重々しくなく、さりげなく堪能できるところがとても心地よく、
金沢大好きになりました。 
リベンジも出来たし☆ 満足の2日間。
制作の合間の良いリセット&充電が出来ました^0^。

 

2018_2_24 5年分の感謝。

ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2018年2月24日のBlog

5年分の感謝

京都に来て 5年になります。
そして3月15日 このスペースでONO*という名前でスタートして5周年。
私にとっては感慨深い気持ちです。
___.___.___.___.___
お祖父ちゃんの代から親族が文房具屋として使用していた店舗を使わせていただく事になった時、
(こんな風にやっていけたらな)と漠然と描いていたイメージ。
そんな漠然としたモノへ向かって、何の知識もなく独りでできる範囲の事を1つ1つやってみて
その ”漠然としたイメージ” に近づいている事を嬉しく思っています。

スタートした時は 仕事が全く無くなってしまった時。
難病持ちの独りものが 唯一自分の支えにしてきた仕事もなくなり。
ドン底状態での人生折り返し地点。
我武者羅に努力してきた事も積み上げてきた事も 何の意味もなかったのかと思い、
情けなくて悔しくて、途方に暮れていた時期。
気を抜くと 涙が溢れて口角が下がってしまうので、誤魔化して笑顔を作るのが大変だった時期。
今にも消えてしまいそうな自分を一生懸命支えながら模索していた時期でした。

自分の居場所さえも見当たらない私に  手を差し伸べてくれた助け船が、この建物でした。
すっかり自信喪失状態の私だったので、お金を使う勇気も 商売をする勇気も出てきませんでした。
そんな状態でもいいから 何でもいいから始めてみよう。
”何かしなければ”と思う、自分のその気持ちだけを頼りに。
 
何もかも初めての事ばかりをやってみて 5年はあっという間でした。
今はやらせていただけた事に感謝の気持ちでいっぱいです。 

する事が見つからずに取合えず始めたコラージュという作品作りで  お仕事を求めていただけるようになったり、できる範囲で開催した企画展に 共感して来て下さる方が居たり、新しい人との出会いがあったり。
ぽっかり空虚になった自分に、充実感というモノがようやく戻ってきている事を本当に幸せに感じながら過ごさせていただきました。
何よりも、21歳の頃から私を苦しめ人並みの身動きを阻んできた病気の症状が 比較的出なくなったキセキ。
とても濃厚な5年。得るものが多い5年。そして、気付いて成長できた5年でした。
本当にありがとうございます。生きててよかったです。
___.___.___.___
ようやく5歳  まだまだ助走です。
これからも”漠然と描いた自分のイメージ”を信じて、感謝の気持ちを忘れずに 1つ1つのことと向き合い成長していきたいと思います💪☺️

 


<コラージュ制作風景>

ひとり感慨深さに浸ってる なんとも滑稽な感じではありますが、
手は動かしております。

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11月コラージュ 銀杏とコルリ 制作過程 2018.2.7

2019年 カレンダー用の作品制作も、昨年夏から2点分の制作が始まり ようやく佳境です。

11月は銀杏とコルリを。銀杏は大好きで よく使うモチーフ。今回はテキスタイル図案のようなイメージで模様柄をデザインしてみました。

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11月コラージュ 銀杏とコルリ 制作過程 2018.2.10

秋らしく茶色のビロード生地をベース地に。
長年着ていたジャンバースカートを捨てるのが惜しくて残しておいた生地から取りました。
銀杏の実は染め和紙、葉っぱはリネン生地と裂地をハサミでちょきちょき カット✂️

トレースした図案を重ね、配置を確認しながら糊で貼合せていきます。

繊維感が素敵で購入した美しいブルーリネン生地で鳥を。
お腹の白い部分はフエルトで。

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11月コラージュ 銀杏とコルリ 制作過程 2018.2.12

ベースのビロードに加え、新しく 葉っぱに黄色に染めた革をポイント使ってみます。
この革の端切れは、ご近所さん革製品のお店の方に頂いたもの。

この後の仕上げは 刺繍糸とビーズで細部をコラージュします。


 

12月コラージュ ツリー 制作過程 2018.2.15
12月コラージュ ツリー 制作過程 2018.2.15

 最後は12月。
2018年カレンダー12月様に制作した「松ツリーとムク」作品の
左側を作りたくなって、ツリーの左半分を。
ベースは美しい真紅のリネン生地で。

12月コラージュ ツリー 制作過程 2018.2.16
12月コラージュ ツリー 制作過程 2018.2.16

着物生地、裂地、リネン生地などの端切れ布を雪輪文様にカットし、
その中に雪模様を装飾してオーナメントを作ります。

 極小ビーズは針にボンドをつけて1つづつ1つづつ‥

IMG_9663-644x899様々なビーズを貼り合わせて 雪の結晶を作る過程は、布選びと共に楽しい作業の1つ。

IMG_9677-644x831 装飾が出来上がったら鳥です。ジョウビタキの雌が飛び立っている様子を。ジョウギタキは大きな目が魅力。少し大ぶりのビーズを貼ったら、翼や足を刺繍糸で描き仕上げていきます。

 

ようやく仕上げ。
葉っぱに刺繍糸の葉脈を貼り 出来上がりです。

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12月コラージュ ツリー 制作過程 2018.2.22

右側の松ツリーと合わせてみる。
昨年コラージュしたムク鳥を外し、新作に合わせてジョウビタキの雄を作りました。
合わせて飾るのが今から楽しみです🌟🎄🌟