ONO*Atelier&Spae店主/コラージュ作家 おのみちこのBlog
2023年1月7日の Blog

新年あけましておめでとうございます
2023年がやってきましたね
今年はどんな1年になるでしょう‥
新しい年の始まり
何事も「始まり」はワクワクします
この1年は 家の片付けや交々な事務処理に追われる事が 要所々あり、
いつも何かに追われている様な 気の抜けない日々でした。
そんな内々の交々もようやく片付き 一段落した気分で迎えた新年です。
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元旦は母と西教寺へ。
昨年のお正月に初めて訪れ、こじんまりとした趣がお気に入り。
車でふらると行ける距離感も良い感じです。
近くの日吉大社さんは沢山歩くと疲れてしまう母も
このお寺はほど良い広さ。
元旦は拝観無料というのも嬉しい。

不断念仏の道場・明智光秀一族のお墓もあり、
桃山時代の重要文化財 客殿では琵琶の姿を取り入れた瓢型の池泉のある観賞庭園
きっと豪華な輝きがあったと想像される襖絵の客室や茶室を廊下から眺め観ることができます。
古い歴史を感じ手入れの行き届いた室礼 草木やお香の仄かな香が癒されます。

琵琶湖を一望できる高台も魅力。
あいにくの曇り空でしたがほんの少し差す薄日がほっと落ち着く風景でした。
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今年のおにしめは 母が「手を抜きたくて張り込んだ(笑」というcoopのおせち。
白味噌のお雑煮は必須です

そして ささやかなお楽しみ
年末に買っておいた ONO*ご近所 茶舗 柳桜園さんのお薄と、
豆政さんの「月しろ」で一服🍵
お抹茶、昨年はお正月の初釜にいただくとお薦めされた「大福茶」でしたが、
「もう少し苦味が欲しいかな‥」と、お店の方に相談して
今回は主にお稽古用に使用するという「松の白」を選びました。
私好みのちょうど良いお抹茶らしい苦味。
年明けてからは毎日. このお茶を立てては ひとときの一服を楽しんでいます❤︎
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新年恒例の浮御堂へ。
おやすみ日のお散歩コースでもあり、
初詣では何度も来ているスポット。
この日は北側の湖畔を歩きました。
ゆったりとした空気が自然にながれていて本当にいやされる‥
こんなスピードで日々を過ごせたら贅沢だろうな
1日時間が増やせたら、どんなにいいだろう
時の流れがもっとゆっくりだったら どんなに有難いだろう
そんな事をつい思ってしまい ついつい焦ってしまう。
こんな風に自然の空気に立ち戻ると、
与えられた1日1日の時を. いつも大切にしようと実感します。

琵琶湖を冬越地としている渡り鳥のユリカモメ。
昨冬も 野鳥たちから元気をもらって過ごしましたが、この冬もそんな予感です^^
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「堅田の落雁」と俳人も愛したこの場所には芭蕉の歌碑が5箇所もるそうです
今年のお正月はぽかぽかと温かい日が続いているので有難いです。

帰りに 賑やかな初詣のお飾りが目に入り立ち寄った「伊豆大社」。
農林や漁業や工業や海運、酒造など多くのご利益があるそう。
琵琶湖水運の拠点としても栄えたこの地域で、湖上水運に大きな特権を握っていた神社なのだそうで“堅田大宮”とも呼ばれていたのだとか。
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今年も健康で 毎日を無事に過ごせます様に。
皆さんと たくさん笑顔な時間が持てます様に
本年もどうぞよろしくお願いいたします🍀
2023年1月24日
〜 寒中お見舞い申し上げます〜

新年を味わう日も早々に過ぎ、コツコツと今年の準備を進めております。
昨夜からは雪しんしん の こちら湖西地方。
この冬も湖と山を眺めながら ロマ人の冬籠です
京都のスペースを閉じていると お休みしている様に思われてしまうのですが、
この休館日が何より貴重。
亀の歩みでしか進むことができない私が 集中して
生み出し作業のできる時間が持ている唯一の時期。
1年のうち、冬の2ヶ月と夏の2ヶ月 この期間に居る時は
「もうずっとこうして どんどん浮かんでくるイメージを生み出し続けていたい」と思うのですが
いざスペースをOPENすると「1年中こうしてOPENしていたい」と思ってくる。
私にとっては贅沢な悩みではあるのだけど、どちらも大切なだけに 本当にもどかしい;;
ようやく頭も切り替えられて 制作に集中し始めている時も、
生かされていない閉まったスペースの事や、
「そんなに沢山お休みするの?」と残念そうにされているお客様の顔がつい浮かんでしまい
そんな思いが邪魔をして完全に集中しきれていない時もしばしば・・。

こんなにマイペースな生き方をしてきてしまったのだから、
全く何事も気にせず我儘に生きたらいいのに‥と
現実的な部分には小心者なところには少々情けなく思う。
さてさて、そんな想いと格闘しつつも 何とか報復全身で前に進んでいた昨年も、
たくさんの方々に作品を観ていただいたり、充実の時を過ごさせていただきました。
実感する間もなく過ぎてしまったので 少しは思い出してみようと、
今回のブログは 夏にいよいよ使えなくなり新調したi-phon画像を眺めつつ
2022年下半期の ” 思わずパチリした瞬間” を書いてみました。

12月、お家訪問。
数年前に『松南天ツリー』をお買い上げいただいた方の温かなご家庭にお邪魔しました。
東京に居た頃を思い出す様な、路面電車の駅から数分の閑静な住宅街。
生まれ育った京都でも、行った事のない場所は新鮮です。

クリスマスが近かった事もあり ドライフラワーのリースお土産に。

早速 作品と一緒に飾った写真を撮影くださいました💐
作品は、ご家族が毎日お食事されるダイニングテーブルからよく見える壁面に大切に飾られていて
とても幸せそうに ライトに反射したガラスビーズがキラキラと輝いていました
とても歓迎していただいて、
お友達のパティシエさんお手製のケーキをオーダーしておいていただきました☆
(左はパティシエさんが撮影された写真をお借りしました)
マカロンが乗っていて カットしてもキュート♡
チョコ生ケーキなんて、なんて久しぶり
sweet and delicious!
私の日常には珍しく かわいいクリスマス女子会に入れていただきました^^

そういえば‥と前のiphonに保存してあった画像から見つけた1枚。
歩き疲れた初夏のある日ふらりと入った唯一の@イノダコーヒーブレイク🍰
’22のチョイスはレモンパイ&アイスコーヒー。
お席も良くて、人もほどほどで ちょっとした現実逃避。
老舗のおもてなしで私服のひととき。。

Home Made Cake
毎年12月になると手作りの焼き菓子を贈っていただく方からは、
今年も美味しいフルーツパウンドとクッキーが届きました⭐︎
もう10数年続いている素敵な贈り物は母も大ファン。
こんな手作りを贈り物にできるなんて本当に憧れる。。。
お家訪問 2
年末には『冬の森』をお買い上げ下さった一乗寺にお住まいのお客さまのご自宅へお邪魔しました。

お部屋に飾っている作品の画像を拝見はしていたけれど、
実際に飾って下さっている様子を拝見すると感動はひとしお。
大切にされているお心も伝わってくる。

春の3人展にてお披露目していた作品『緑雨』。
こちらの作品もお買い上げ下さって、
この秋OPENされたギャラリーコーナーの入り口に飾って下さっていました。

「Narrative Style 〜ものがたり的スタイル〜」は3人の個性が程よく調和して、
版画ワークショップなどもあり楽しい楽しい展覧会でした。
でも、もっと作品を出したかった 悔しい思いも残りました。
もっと制作時間があればなぁ・・・
『緑雨』は、初夏の優しい雨降る情景をアンティークビーズと刺繍糸、
手編みのタディングレースをコラージュして表現した
沙羅双樹の白い蕾がたくさん着いた枝に止まるシジュウカラの作品。
ONO*スペースだけでなく 素敵な空間で
また沢山の方々に観ていただけるのかと思うと本当に有り難い。
2件隣のお茶室

実家の2件隣にある一角は 、その向かいにある診療所の庭と茶室。
以前から秋になると美しく色づく紅葉があり気にはなっていました。
母が診療所の奥様からお誘いを受けて庭を拝見してきたと言う事で、
その後日は私もお招きいただきました

坪庭には川が引いてあり、紅葉の葉が奥行きを醸し出していました
美しい水音 兎と亀の石像もかわいい。
ここに引っ越してきた頃は祖母をはじめ家族でお世話になっていた診療所。
院長先生の趣味でお庭と茶室を建てて楽しまれていたなんて‥
学生で忙しなく出かける毎日だったので、
こんな優雅な一角がすぐ近くにあったなんて気にもとめていなかった。
「引退したら患者さんやご近所の方を呼んでお茶会をしたいね」というお話もされていたとか。
他界され10年以上経った今も奥様が大切に守られている空間とのこと。
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ツクバネ・椿・梅・桜‥ 季節ごとに楽しめそうな植物が隅々にある
お庭を眺めながら 美味しいお手前で一服。
心温まるお話で おもてなしていただき、心地よい時間を味わいました。
おうちギャラリーでのイベントに参加
実家のご近所さんネタでもう1つ。
歩いて10分弱の完成な住宅街にあるお家ギャラリー「風曜日にようこそ」さん。
フエルト作家のtao.aoさんが展覧会をされていた事がきっかけで初めてお伺いしたのが’21夏のこと。
素敵なお庭と梁の見える木の温もりがあるお家。
そのリビングと和室を開放して年に数回のみ展覧会を開催されている。
こんな近くにこんな素敵なところがあったなんて!と、
これまた 実家に居る日が多くなってからの灯台下暗しな発見。
年末イベント「クリスマス干支」展にもお邪魔。
オーナーさんにお声をかけていただいてちょこっと参加させていただきました
選ばれた たくさんのクリエイティブが詰まっていてヌクヌクと楽しい空間。
棚田と湖と山。自然だけが魅力と思っていた周辺に、思わぬ魅力がもう1つ見つかり
私も仲間に入れてもらえて 嬉しかったなぁ

オーナーの椿野さんは ここで お茶のお教室もされているそう。
搬出に伺った時に いただいた一服。 黒糖の金平糖は美味でした🍵
10月 Art観賞
唯一行けた美術館での展覧会。アンディウォーホル展。
(行きたかった美術展が数知れず 鏑木清方展も行きたかったna~・・・)

ウォーホルは 高校・大学時代に好きだったアーティストの1人。
客観的で 商業的なデザイン性のある表現が魅力的で、
その頃は特に 当時制作されたばかりの「絶滅危惧種の動物シリーズ」が好きで、
部屋にA4サイズのポスターをフレームに入れて沢山飾って楽しんだ。
20歳の時に行ったニューヨークのメトロポリタン美術館で
剥き出しで展示されてた原画をいっぱい観られた時は感動して涙が出たyo..
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今回は回顧展という事で、年(時代)を追ってウォーホルの作品を観ることができました
足跡を辿る という感じの展示方法。
京都に来た時のフォトやスケッチ、映像もあり。晩年の知らなかった作品も展示されていて、
彼の長い人生に様々な感情や感性がある事に触れられた時間でした。
特に私が好きなのはキャンベルや著名人の肖像画でアーティストとして有名になる以前の、
商業イラストレーター時代 ブロッテド・ラインの作品。
肉質のあるペンタッチの、ユーモアとキュートさのある猫や天使、靴のイラストは
その小気味良いセンスの良さ、クライアントにはたまらないフェロモンがたっぷりで、
若かったワタシのハートに直撃!っという感じでした。
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レースペーパーや金箔をコラージュした淡彩のセンスも斬新で魅了された。
自分にはできない才能を持っている人って ホント刺激的で憧れますよね‥
次にファインアートからポップアートのアーティストへと転身していきますが、
人ひとりの長い人生の転機 模索も含めて時代の波に乗り、彼の奥深い魅力と才能が開花していくという事でしょうね。
このキャリアを積んでいく土台の時代があったからこそ。
そして 病弱だった孤独な幼少時代があったからこその感性。
私はやはり商業的な世界が好きなんだな‥と、あらためて実感した時間でした。















