familia 布小物からグラスへ/十二ヶ月Ⅲ 5月・8月

ONO*1F Space ” 企画展 -familia-“ 

「prune et cerisier*布の小物入れと香箱」展 会期終盤が近づき、少しメインのSpaceが寂しくなってきたので ステンドグラス作品の展示をイントロとして始めています🎶

ONO*familiaペンダントランプ・スタンドランプ。そして、キラキラモビールを通りから見える所に飾ると 一気に温かい空気が広がりました☆ 秋深まるに連れて これからが楽しみです。

 


 “ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜5月躑躅・8月蓮〜

 2F Space にて開催中のカレンダー原画展。
コラージュカレンダーは今年も多くの方にご要望を頂いて本当に嬉しいかぎり。来年の楽しみにして頂ける様に 実物の作品をご紹介していきたいと思います。 今日のご紹介は5月と8月絵。


5月のカレンダー絵はツツジです。 2015年桃色、2016年赤色とツツジが続いて、来年は『白い躑躅とジョウビタキ』。  Spaceでは これまでの作品を3点連作として一緒に展示しています。


5月 < – 白い躑躅 ->_____

花が連なって咲くことから「ツヅキ」、花が筒状であることから「ツツ」などと呼ばれ、やがて「ツツジ」といわれるようになりました。万葉集の時代から親しまれ、古くから取り組まれた交配により誕生した園芸品種は、現在三百種以上。最も古い木は樹齢千年にも及ぶと推測されています。______________________________________________________

 


これまでのコラージュカレンダーの作品は、日本の草花や生き物をスケッチし、風景や情景を感じられ手漉き和紙をベースに 純白の楮紙・染め和紙、そして糸芯、刺繍糸、ビーズを使用して躑躅を表現。野鳥(ジョウビタキ)はリネン布と自ら染めた青い和紙と刺繍糸を使いました。

躑躅は5月になると 街中で、山で、公園で、道路で…日常生活の中で沢山観賞する事ができる元気で鮮やかな花という印象。細い蕾や長い蕊が特徴的で魅力的です。  白い躑躅の花を、自然な生成りの和紙の上に張り合わせる事で、その白さを引き立てて表現した作品。生き生きとした瑞々しさを感じて頂けたらと思います^^。

 


 


8月は『蓮と蜻蛉』。真夏の朝 琵琶湖に生息する蓮群生地の様子をワンカット切り抜いた風景です。

 

8月 < – 蓮と蜻蛉 ->_____

夏の早朝に開花し、午後三時頃には閉じる蓮。実の入った花床の部分は多数の穴があいて蜂の巣に似ていることから「蜂巣(ハチス)」、転じて「ハス」となったというのが通説です。蓮の花である「蓮華」は神聖なるものとたたえられ、「蓮は泥より出でて泥に染まらず」の成句が生まれました。
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コラージュ「蓮(部分)」
 蓮の花の中心は特徴的で異次元世界のよう。そんな感覚を様々な素材を仕様して立体的に表現できたら・・・という気持ちで制作した作品。
花びらと額は染め和紙、蕊は刺繍糸、中心と葉と茎、湖の水辺や波紋はリネン布と刺繍糸・ビーズを仕様しています。

コラージュ作品「蓮と蜻蛉」

ふっくらとした蕾にとまる蜻蛉。蓮を観察する時良く目にする光景です。
蜻蛉は布と和紙、糸で。羽はオガンジーと刺繍糸。瞳はグリンのビーズ💎


*最近 無断で作品を撮影されるお客さまがあり、お声をかけても無視をして撮影を続けられる場合もあり困惑しております。 別のSpaceにて接客中に黙って作品を撮影される行為は盗撮となり、出展されている各作家さまに支障を来します。Sapceの雰囲気を撮影される場合は問題ありませんが、個々の作品を撮影される際は お名前をお名乗りになり、使用内容を含めて一言お声をお掛け下さい。
作品の技法や図案をインスパイヤするのではなくコピーする行為は違法となります。自ら新しい表現を作り出すクリエイターとして誇りある行動を取っていただきますように願いいたします🍀
ONO*店主 おのみちこ


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休(祝日はOPEN)

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 9月21日水 –
prune et cerisier コラージュ布雑貨展
『布の小物入れと香箱』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』

 

 


 

十二ヶ月展 10月・秋のアップリケ

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜秋のアップリケ🎃〜

蒸し暑かった秋の始まりでしたが、ここ数日は ようやく爽やかな風が吹いて10月らしい心地よさ。
洋服も衣更えで ほっこりした素材や暖色系に替わり、昼間は秋の日差しや彩りを楽しみ、夜には温かい飲み物を楽しみながら読書や編み物、映画をゆったりと観賞したい気分です。

十二ヶ月Ⅲ
10月のカレンダー絵は『秋のアップリケ』。
深紅のリネン生地に、ブレードのような飾り模様のある丸の中に、布や和紙。ビーズなどで秋のモチーフをコラージュしたデザインです。


十二ヶ月Ⅲ

10月 <彼岸花・萩・無花果・銀杏-ヒガンバナ・ハギ・イチジク・イチョウ->_____
お 彼岸を過ぎる頃から田畑に沿って燃えるように花を咲かせる彼岸花。広く野山で赤紫色の可愛い花をつけるのは秋の七草のひとつ、萩。食欲の秋に合わせるかの ように、ご家庭の庭では無花果がたわわに実り、街では銀杏が黄色く紅葉して、殻の中においしいギンナンを宿した実を地面に落とします。
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十二ヶ月Ⅲ
これまでのコラージュカレンダーの作品は、日本の草花や生き物をスケッチし、風景や情景を感じられるようなテイストが多かったのですが、今回のカレンダーにはONO*での秋冬企画展”familia”にも合わせて、クラフトタッチで少しこれまでと雰囲気の違うテキスタイルなデザインを取り入れてあります。

十二ヶ月Ⅲ
深まる秋の彩りを楽しみ、散歩の途中で見つけた季節の記憶を切り抜き。お部屋では温かい色合いに模様替え。秋の夜長には温かい飲み物を手に、刺繍や編み物、アップリケなどの手芸をしたい気分。そんなひと時をコラージュで表現しています。

十二月Ⅲ
生物のモチーフは季節を、糸や布、和紙などの素材からは、人の温もりや生活を感じることが出来ますね。

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休(祝日はOPEN)

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 9月21日水 –
prune et cerisier コラージュ布雑貨展
『布の小物入れと香箱』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』