12月のリース🎄

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜松・南天とシロハラ🐦〜


コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」 今日は12月絵のご紹介です❄️


  階段を上がり、2F Space正面に展示している2点の作品。
左は今年のカレンダー12月、そして右が新作 2017年カレンダーの『松・南天とシロハラ』です。

 


昨年の『十二ヶ月』展。
真っ赤に染まった南天の葉と実。赤い実に誘われて寄り添う野鳥🐦 松をアクセントに、リースの半円をデザインした12月のコラージュ作品です。

 


2017年は、もう片方のリースを連想させる『松・南天とシロハラ』です。

 

 


グリンとベージュの糸織りのコットンリネン生地をベースに、リネン布、染め和紙、刺繍糸、ビーズなどを貼り合わせた立体感と素材感のある作品。南天の赤い葉っぱや実は自ら染めたり、金糸を抄き込んだ光沢のある様々な和紙を使いました。

 

12月 <カレンダー解説 南天>_____

冬に赤い実をつける南天は、その音が「難転」に通じる縁起木。福寿草とセットで「災い転じと福となす」ともいわれます。火事の多かった江戸時代には、多くの家で「火災除け」として庭や玄関前に植えられました。また、金閣寺の茶室の床柱は南天の木材を使っていることで知られています。_____

 

 


12月のリース・コラーシュは、今年と来年で1つ。
カレンダーをお求め下さっている方々は、1年が過ぎても大切に残してお部屋に飾って下さっているとお聞きします。今年と来年の月捲りで、少しでも楽しみを見つけておただけたらと、そんな気持ちを込めて。
SpaceとOnlineShopでは、左右を1枚づつ1組にしたポストカードセットもご案内しています。フレームに入れて飾ったり、グリーティグカードとしてお使いいただけたら嬉しく思います^^🎄


 


またSpaceでは この12月絵が金彩として表現された作品を2点 お披露目しています。

京都の伝統工芸 金彩士 三宅誠己氏とのコラボレーション作品『松・南天とシロハラ』。

十二ヶ月Ⅲ
コラージュ制作の為に描いた下絵を元に、三宅さんが描きお越し、仕上げられた雅な作品。
上の作品は手描き友禅の職人によって彩色された後、金彩で仕上げられています。

 

 


手描き友禅と金彩。

金彩とは、箔をカットし、絹生地に施して行く呉服では花嫁衣装などにも使用される技法です。
日本の伝統工芸は、繊細で人の手に寄ってしか生まれない 貴重な技。

 

この度 ONO*にご提供いただいた作品は2点。
深紅に金銀の施しは、クリスマスや年末〜お年始にかけた この時季に一際栄えます🎄
同じ下絵から こんなに印象の違う作品が生まれるなんて☆ 本当に感激ですね。

着物の絹生地に表現された作品を 和表装仕上げではなく、ONO*既存のフレームに額装したモダンでカジュアルな展示。和の趣きもあり、和室でも洋間にもしっくりと似合いそうです。
今回限りのお披露目作品を 是非 この機会にご高覧いただけたらと思います☆

 
 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』