十二ヶ月展 11月🍁〜12月🎄へ

 

“ONO*2F Space コラージュカレンダー展『十二ヶ月Ⅲ』 〜🍁紅葉と青い鳥〜🍁🐦〜


早いもので 11月もあと少し。コラージュカレンダー原画展「十二ヶ月Ⅲ」を開催して2ヶ月半が過ぎました。開催した頃は まだまだ暑かった京都ですが、もうすっかり冬支度の季節👢❄️


1F Space での企画展も、コラージュ布雑貨からステンドグラスへ。

 

familia
岩田けいこさんの作品は 柔らかなぼかし染めのような色合いのガラスを使った鳥や自然モチーフが多く、2F Spaceでのコラージュ作品とリンクする空気を感じます🐦🍃

 


さて、十二ヶ月の作品 ご紹介です。


11月のカレンダー絵は『楓とサンショウクイ』。


 

京都御苑の美しく紅葉した楓の枝。
秋晴れの朝、キラキラした陽を浴びて風に揺れる楓と淡いシルエットの陰を、染め和紙とビーズ・刺繍糸で表現された作品。ベース布は着物の襦袢。ぽってりとしたエンジとベージュがグラデーションに染まった絹生地、今の時季にピッタリの色合いと感じます。

この色に青い野鳥を組み合わせ、湖西の自然で見たサンショウクイをコラージュ。縦長のカレンダーに合わせたデザインです。

 

十二ヶ月


11月 <カレンダー解説 紅葉-モミジ>
_____

秋に木の葉が赤や黄に色づくことを意味する動詞「紅葉づ(もみづ)」が名詞に変化して「もみじ」。日本の山地には古くから楓(かえで)が広く分布し、秋が深まるとその鮮やかな赤色が特に目立ったため、「紅葉(もみじ)」といえば楓のことを指すようになりました。葉の切れ込みの深い楓を「もみじ」と呼ぶこともあるようです。_____


 


3月のカレンダー絵は『苺🍓と蜂🐝』

春の始まりをイメージした若葉色のリネン生地。初々しく明るい、美味しそうな春を表現。
爽やかで甘い気分を感じていただけると嬉しく思います。

 


この作品は、この春にも1F Space に展示。ポストカードやレターセットをONO*オリジナル製品として販売しています。 Online Shopでもご案内しています

 

3月 <カレンダー解説 苺>_____
おいしくいただいている赤い実の部分は果実ではなく花の中心にある花托で、苺の外側についているつぶつぶが本当の果実です。日本書紀に「伊致寐姑(いちびこ)」、最古の漢和辞典である新撰字鏡には「一比古(いちびこ)」とあり、これが転じてイチゴになったと考えられています。_____

 




そして 7月のカレンダー絵は『ふうせんかずら』

京都の住宅街。軒先に咲いていたフウセンカズラ。
白く荒めのリネン生地に、染め和紙と刺繍糸を貼り合わせて表現された作品。

 

十二ヶ月 ふうせんかずら


縦に落ちる繊細な蔓。この会期中一番人気の作品です。

2つに分けて製作された連作は、この度 上の絵を2017年のカレンダーに。
7月の蒸し暑い毎日に 通り過ぎる風のように ふと涼しさを感じていただけると嬉しく思います。

 


7月 <カレンダー解説 フウセンカズラ>_____
フェンスなどに絡みつきながら3mほどに成長するつる性の一年草。白色の小さな花が終わると、紙風船のような形をした果実をつけます。ライトグリーンの 繊細な草姿と風に揺れる果実は涼しげで、緑のカーテンとして注目の的。熟した種は全体が黒く白色のハート模様ができ、お猿の顔のようにも見えて愛嬌たっぷ りです。_____

 

 


ONO*秋冬企画展 familia ~ファミリア~

2016年9月21日(水) – 12月31日(土)
13:00〜19:00 月・火曜定休

2F Space 秋冬展覧会  9月21日〜12月31日
おのみちこ 十二ヶ月– Ⅲ  ~コラージュカレンダーと原画展~

1F Space 秋の企画 11月2日水 – – 12月31日(土)
『Keiko Iwata ステンドグラス展– familia –』

秋冬の常設コーナー 9月21日 – 12月31日土
『mycetozoa 金糸のアクセサリー』
『Atelier Lächeln ハンドメイドキャンドル』