銅版画の魅力

銅版画の魅力


ONO*秋の古都散歩
秋の装いのONO*Space。今日は9月らしい 、しとしと雨の1日。

お越しになったお客さまも、じっくりと作品をご覧いただいています。

 

 

*PUKU*雑貨店
*PUKU*さんの布雑貨には、絵本がら飛び出した様なファンタジーな銅版画のアップリケが施されています。
もともとイラストレーターだったyuumoさんならではの小気味良く生き生きと、それでいて繊細な描写で描かれた版画モチーフです。

 

 

*PUKU*雑貨店

本来  銅版画は、版画用の紙に刷り上げて額に入れて観賞するもの・・・
という印象ですが、こんな風に日常の生活小物の装飾として変身する事があるなんて☆
と、皆さんびっくりされています。

そして、「どうやって銅版画が仕上がるのかしら?」という想像も。

*PUKU*さんのBlogには、そんな制作中の様子や経過が写真付きで綴られています。その中から少し写真を拝借して こちらのBlogでもご説明。

 

*PUKU*雑貨店

*PUKU*さんアトリエより

銅版にインクを乗せ、色と色の境目をヘラで馴染ませます。そのインクを、
電話帳の紙を置いてざっと取り、次は小さく切ったロール紙でインクをこそげ落とします。

こちらがインクを詰めた状態の銅版。刻まれた線にはインクが残るので、
こんな感じに版にインクが詰まっています。

シルクや皮にプレス機で刷ります。


*PUKU*雑貨店

プレス機で刷り終ったところ。


*PUKU*雑貨店

一枚のシルク布に、いくつもの版を同時に刷り、
ひとつずつ切り取って、雑貨用のモチーフになります。


*PUKU*雑貨店

布に刷り上がった『ファンファーレ』のうさぎさん。
シルクの地模様と相俟って温もりのある風合い。そしてとても可愛いですね♡

この布で仕上げられたトートバック。上質なリボンやビーズを付けてアップリケに。
組み合わされた生地との相性がとても良く、違和感なくそこに馴染んでいますね。
他にはない *PUKU*オリジナルのテイストです✨

銅版画のことが綴られた*PUKU*さんのサイトはこちら

http://pu-ku.net/?cat=24